みどりの野原

野原の便り

5月19日 大山山麓①

2010年05月19日 | Weblog
梅田から高速バスでJR米子駅に着く。
バスの中で降っていた雨もやんで上々の滑り出し。
大山の麓、大山神社バス停まで路線バスに乗る。

大山自然歴史館で散策地図をもらい、今日の宿の宿坊山楽荘へ荷物
を置いて、夕方まで散策。

 
     参道の大杉        大山橋から中海が見えた  

大山寺は最盛期には100を超える僧坊を連ね、3000人の僧兵を擁する
大寺院であった。

圓流院はその子院の1つ。

 
江戸時代の住職「嗒然(とうぜん)」は絵を得意としたらしい。
  右)再建の時に鳥取県の漫画家水木しげるさんが奉納された
    直筆の妖怪の絵108枚が天井にはめ込まれている。
    1枚は畳半畳の大きさがあるという。

寝転んで見上げる。一反木綿とか砂かけ婆・・見覚えのある妖怪・
見たこともない妖怪・こんなにたくさんいたのか。

住職さんの説明では妖怪と言うのは守護神が悪魔を退治するために
化身となったものだそうだ。

朝のドラマでも「ゲゲゲ・・」をやってタイムリーな妖怪絵だった。


阿弥陀堂は洪水で破損したものを、室町末期に再建されたもの。
柱など主なものは鎌倉時代のものらしい。

緑あふれる散策路は気持ちがよい。
ウワミズザクラも今が満開 チゴユリやシャガも満開だ。

  
クルマバソウやコンロンソウ・ユキザサの白い花が目立つ。
     
イワカガミの残花やオオカニコウモリの葉、ミヤマヨメナ・オドリ
コソウ・ツボスミレ・ミヤマキケマンなど

鳥もたくさんいた。(明日の記事で)

ぐるっと回って宿坊に戻る。
今日は貸し切りらしい。精進料理を頂いた後は部屋でゆっくり・・
コメント
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