みどりの野原

野原の便り

4月25日 鵜殿 ノウルシ群生 ケリの親子

2014年04月25日 | Weblog
途中の田んぼの畦でけたたましくケリが鳴いている。
近くにまだふわふわの羽毛の雛が2羽見えた。

多分雛から目をそらせるために母鳥はだんだんむこうへ歩いて行く。
母の心子知らず、雛はじっとしていれば目立たないのに親鳥の後をよちよちとついていく。

淀川堤防に着いた。
去年の台風で29年ぶりに冠水したという鵜殿ヨシ原 一見何事もないように見える。


鵜殿の河川敷はセイヨウカラシナの黄色とヨシやオギの枯れ色とその中に芽を吹き出したヨシの緑などが広がっていた。
ヨシを刈ったり冬にはヨシ焼きをしたり、ヨシ原保全には多くの人が関わっておられる。
そのおかげで貴重な植物や生物が残っている。


揚水場を見てヨシ原の中の道沿いに植物観察 セイヨウカラシナの道
時に草の中に入り込んだり・・オオヨシキリの甲高い声・ウグイスの鳴き声がひびく中案内してもらう。
伸びつつあるヨシの間には競争相手のカナムグラも控えている。

 
             オドリコソウ 群落

 
あちこちに盛り上がるようにノウルシ群落はヨシが伸びてくると消えてしまう。 
 
 
        ハナウドの群落もあった。花はまだ。  
            これは何だったかな? 触ってわかった。ホソバイラクサだ。


年に1度しか来ない私にはわからないが、この砂州の様子もだいぶ変わっているらしい。
冠水がヨシにどのような変化をもたらすのか?
また、新名神高速道路が着工がヨシにどんな影響を及ぼすのだろうか。
お昼に聞いたヨシ笛の音はやさしい音色だった。 
コメント
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