みどりの野原

野原の便り

7月6日 京都 巨樹巡り

2014年07月06日 | Weblog
京都市上京区界隈の神社仏閣 大学などにある巨樹を案内してもらう。 あっちに曲がり、こっちに曲がり・・案内役がいないととても歩けない。
さすが京都 通りには茶道関係の庭園や茶室や屋敷跡などや歴史のある建物がたくさんある。それらを通り過ごして10か所ぐらいまわった。

相国寺(しょうこくじ)
京都5山のひとつ 足利義光開基
池のハス スイレンやアカマツ クロマツなどを見る。門前にオガタマノキがあった。

同志社大学
新島襄により1875年に創立されたという同志社大学。
明治から大正にかけての建築物がすばらしかった。

 
 
クラーク記念館(上左) 同志社礼拝堂(上右) 彰栄館(下) 他2館が国の重要文化財に指定されている。           ウズアジサイ

 
左)ムクノキ  右)エノキ 他、樹木植栽の多い構内は静かでいい雰囲気

白峯神社 明治元年創設 崇徳天皇 淳仁天皇を祀る。
 
和歌の宗家 飛鳥井家の邸跡で、同家の守護神「まり精大明神」を祀る。
蹴鞠の神様で、スポーツの守護神としてスポーツ選手も多く参拝するという。
サッカーボールなどが奉納されていた。


      鞠庭があった。
 
樹齢800年のオガタマノキは京都最大 京都市の天然記念物に指定されている。


屋根越しにカジノキが見えた。 明日は七夕祭り
七夕祭りにはカジノキの葉にヘラで歌を書いて供えたり、大きい葉は神饌の敷物にしたりするらしい。冷泉家では昔ながらの七夕儀式が残っているという。 

七夕の短冊にしたと聞いて、以前にカジノキの葉に墨で書いてみたことがある。「表は書きにくかったが毛の密生している裏面は墨が乗った」覚えがある。
ヘラで書くってどうなんだろう。今度試してみよう。

本法寺(ほんぽうじ)日蓮宗の寺

今日は中へ入らなかったが、前(平成24年)に友達に長谷川等伯の「涅槃図」を見に連れてきてもらったことがある。その時、相国寺の「蟠龍図」も見たのだった。


昼食場所となった扇町公園ではハルニレがあった。

櫟谷七野神社(いちいだにななのじんじゃ)
春日大神を祭祀 加茂社に奉仕する斉王の御所「斉院」のあった場所
葵祭の斉王代に選ばれた人はここに参拝するそうだ。

 
「宇多天皇の皇后が浮気して離れて行った天皇の心を取り戻すため、夢のお告げを信じ白砂で山を作ったら願いがかなった」ことに因み、白い砂で山を作ると縁結びの願いががかなうという。
でも白砂を積み上げただけではダメ。願いと共に初穂稜1000円を納めないといけません。

降りだした雨の中、称念寺の猫松(クロマツ)・雨法院のアカマツなども見る。

今日は歴史をしのばせる巨樹をたくさん見たが、家が密集し、巨樹達も肩身が狭そう。プツプツに切られて見る影もないものもあった。

その後、益富地学会館へ。今日の案内人さんは石博士なのだ。ここへは前に来たことがある。
説明を受け、館内に展示された石を見る。
石とも思えないような不思議な石の数々。
こんないろいろな石を生み出す地球って本当に不思議だな。
ボランティアの方に水晶の見分け方を教えてもらったので、ニセモノには騙されないぞ。
烏丸丸太町駅近くでちょっと反省会をして帰る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする