みどりの野原

野原の便り

3月23日 五島列島ツアー① -2 五島列島 福江島 

2015年03月23日 | Weblog
長崎からいよいよ五島列島へ。

     長崎港を後に西へ100キロ      途中は島影もない。  


福江港に到着 長崎港から約1時間20分ぐらい。

初めての五島列島。
フェニックスが植えられ「南の島へ来た感」があるが気温はあまり奈良と変わらない。
後で調べたら、緯度はたいして変わらない。福江島N32°41′ 橿原市N34°30′

バスに乗り込む。
福江城(江戸末期、日本唯一の海城として、黒船来航に備えて築城されたが、間もなく明治維新になり築城9年にして解体された)や武家屋敷は車窓から。

いざという時に武器として使用するために、塀の上に積んだという武家屋敷の「こぼれ石」も車窓からで写真を撮る暇もなく通り過ぎた。
武家屋敷あたりはゆっくり歩きたかった。、

メインと思われた鐙瀬溶岩海岸は車から降りて下を覗くだけ。

今は引潮とのことでごつごつした黒い溶岩が見えた。
駐車場あたりにはフェニックスやツバキ・ハマヒサカキもきつい匂いを漂わせている。
赤島 黄島(おうしま) 黒島 などの小島が見えた。
ガイドさんによると、それらの島は電気は海底ケーブルで送っているが、水は海水を淡水化していたり、雨水を飲料としていたり、今は無人島になっている島もあるという。
これらも福江火山群に連なる火山島らしい(ネット)

船からも見えた鬼岳の麓へ。

五島のシンボル鬼岳 活動度は低いが火山だそうだ。  中腹まで登る。
下から見ると浅いお椀を伏せたような形に見えたが、中腹に来ると起伏がある。
一面の芝生 山焼きもされるようだ。
頂上への遊歩道が続いていたが、時間不足で眺めるだけ。頂上まで行って火口も見たかった。

 天文台や向うにはゴルフ場も。      下方に福江港が見えた。

そこからすぐ近く、今夜の宿「コンカナ王国」
温泉のあるリゾートホテル 宿泊棟やコテージがいくつもある。 
コンカナとは五島の方言で「来ませんか?」「おいでください」といった意味らしい。

分宿となったが、私たちの部屋は温泉に近い部屋でラッキー

    お部屋もきれい。


夕食は地元のお魚 五島牛 など 写真の他にも数々
    右)郷土料理で「かっとっぽ」といわれるハコフグの味噌焼きが珍しかった。
ハコフグは可愛かったが持ち帰るには生臭いのでやめた。 五島ワインを飲んだ。

鬼岳温泉

露天ぶろは天然温泉 褐色の湯の鉄泉 
2人先客があったが、しばらくすると後は貸し切りでゆっくり入った。
ツアーのみなさんはいつ入ったの?

1日目 期待していなかった長崎がよかったし、鬼岳温泉もゆっくり入って、明日に備えて早目に就寝 

次につづく。  少しずつ まとまり次第、アップして行きます。             
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3月23日 五島列島ツアー① -1 長崎 眼鏡橋・江崎べっ甲店~五島列島 福江島へ

2015年03月23日 | Weblog
行きたかった五島列島。
本当は個人旅が希望だったけれど、今回は2泊のツアーに参加。

博多駅からバスで長崎市へ。
途中でべっ甲店などに立ち寄るという。

そして川のそばへ。
ここから見てくださいと添乗員さんに促されて見てみると、わっきれい!
 
その形から眼鏡橋という。1634年に黙子如定(もくすにょじょう)によって架設された石橋。修復されているが国の重文に指定されている。
この川は中島川といい、他にもたくさんの橋が架かっていたそうだが、水害で流されたりしたが、我が国初の鉄橋といわれる「くろがねばし」(架け替えられている)などもあるらしい。
ああゆっくり歩きた~い!

そして、近くのべっ甲店へ。
お土産は要らないのだけど、来る前、たまたまべっ甲細工のテレビを見て(どこだったか不明)その手間ひまのかかる作業に興味をもったので、博物館的に見ればいいんじゃないのと思った。


江崎べっ甲店 屋根に「帝国宮内省御用達 江崎鼈甲美術品製作所」の右書き看板があった。
創業300年というこの店舗の建物も国の有形文化財になっているという。

 
店内にはべっ甲の原料や歴史などの写真や展示 作業場もガラス越しに見えた。
それによると『宝永6年(1790年)から続くこの店は、世襲8代の伝統を持ち、6代栄造氏はべっ甲業界でただ一人無形文化財に指定された』とのこと。
べっ甲の貼り合わせには接着剤を使わず熱で処理するという伝統の方法を今も守られているとか。
昔のべっ甲製品や細かい工芸品はすばらしかった。
原料の手に入らなかった終戦直後は牛角や馬の爪なども利用したらしい。
正倉院御物にもあるべっ甲細工 外国との貿易が続いた長崎ならではの産業だ。

今は輸入できないべっ甲の原料となるタイマイは倉庫に保管されているとのこと。
いずれそれがなくなればべっ甲細工は途絶えてしまうのかな?
べっ甲細工のブローチもなかなか可愛かったけど、誰もプレゼントはしてくれない。

そこからバスで、長崎港はすぐ近くだった。

 
長崎港からジェットフォイルでいよいよ五島列島に向かう。

次につづく。  少しずつ まとまり次第、アップして行きます。
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3月23日 鶴見緑地 ハルニレ アカシデ 

2015年03月23日 | Weblog
 
ユキヤナギが満開 芳香が漂う。       カワズザクラも満開
ソメイヨシノも今にも咲きそうだった。


    モクレンの仲間も満開

  
           アカシデ 赤い雄果序が目立つ。  

 
ハルニレ 花は高い所に。この時期、雄しべの数(ハルニレ雄しべ4本)
           オヒョウ(雄しべ5.6本)と区別ができるそうだ。

ラクウショウやメタセコイアの落ちている球果を観察
 
    ラクウショウ          球果 果鱗の中にヤニのついた種子

 
     メタセコイアの種子にもヤニ袋があるらしいが、確認できなかった。
風に吹き寄せられた葉の中にメタセコイアの種子がいっぱい混じっていた。
当然だけどそこまで見た事はなかった。

何種類かのマツの仲間も観察した。
 
   ストローブマツ 鱗片についた白いものはヤニが乾いたもの
      フランスカイガンショウの名札があった。大きい球果 種子も大きい。
 

何年分もの古い球果も枝につけたままのマツの仲間 種名は不明

冬芽も動き始めた。 
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