みどりの野原

野原の便り

4月10日 森野旧薬園 カタクリ群生 ハナノキ バイモ見ごろ 大宇陀町並み 

2017年04月10日 | Weblog
前回、私の当番の時雨で、雨天決行にしていたので雨の中歩いた。
天気予報では今日午前中は雨の予報。
今日雨が降れば雨女のレッテルが貼られそう・・

曇ってはいたが降らず、一安心。

一番の目的の森野旧薬園へ。

『450年前より吉野葛の製造を始めた森野家。
若い頃より薬草木を愛好・研究していた11代当主森野道貞(通称 藤助)
それが幕府にも聞こえ、幕府採薬使上村佐平治と共に全国の山野から薬草を採取し、幕府に献上した。その報酬として幕府から貴重な中国産の薬草が下付され、江戸時代当時では唯一の私園として森野薬園を開設した。』パンフより抜粋

カタクリやハナノキの見ごろを狙っての年間計画だったが、ばっちり当たった。

  
     イロハカエデの大木         ショウジョウバカマ

 
バイモ(アミガサユリ)も見ごろ。       右)アマナはピークは過ぎている。

そして期待のカタクリは・・
 
何回も来ているが、こんな群生に出会ったことはないぐらい、見事なカタクリの群生。

 
天然記念物のハナノキも上の方から見ると真っ赤。ちょうど花盛りだった。
                     右)落ちていたハナノキの花(雄花) 

 
クサボケ 草に埋もれるように花が付いていた。
             右)名札は付いていなかったが、カラクサケマンと思う。
家にあるニセカラクサケマンより花色が濃く、葉の切れ込みも細かい。


薬草畑のある山からの下り、カテンソウの花盛り。
花粉が飛び出すのをじっと目を凝らして・・「あっ飛んだ」私は見えなかった・・
カタクリの群生とハナノキを見れて大満足。

午後からは町並み散歩。
古くから交通の要衝として栄えた大宇陀。城下町としても繁栄していた名残を残す町並みが見られ、「登録古民家」の看板のあがった家が並ぶ。

 
     吉野葛 黒川本家          いせ弥 奈良漬

 
犬矢来もあちこち見られる。軒下の防護柵として泥棒除け。境界を示す。又犬の放尿防止などの目的もあるらしい。
    右)町屋の前を流れる水路は「前川」といい、昔は道路の中央にあったらしい。きれいな水が滔々と流れている。

 
    下永家 大きい虫小窓がある。       松山西口関門
これは松山城の西門。黒塗り本瓦葺き。江戸時代の建築で国の史跡に指定されている。

松山城へも足を延ばしたかったところだが、時間不足で今日はあきらめた。
コメント
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