霊山寺でバスを降りる。
この辺かと右折したら、霊山寺ゴルフ練習場に出た。道を間違えたようだ。
練習場入り口にお地蔵さまが見えた。
胴体が折れたのかコンクリート?で補修されている。
それを補うためか縄が巻き付いている。なんなのか? 説明版もない。
わからずに帰ったが、調べて分かった。
腰折れ地蔵とか縄掛け地蔵といわれているらしい。
荒縄を巻いてお祈りすれば腰痛や下の病気にご利益があるとのこと。謎が解けた。
知らなかったから写真をちゃんととっていなかったが、右の写真の左に少し写っている。
少し戻って先へと歩く。
第2阪奈道路の上に出た。
向こうに見えるのは追分梅林だ。
追分本陣から先に梅林の方へ行ってみる。
追分梅林記念碑とウメの古木が数本ならんでいるが・・。
ウメは?梅林は?ない。どうしたん?
なんでも、数十年前に土壌が悪化してウメが枯れてしまったのだという。
そういえばずいぶんここへ来ていない。
そして、梅林をよみがえらせようと植樹しておられるそうだ。
そういえば若い木がたくさん植えてあるのが見えた。
木が大きく育ってまた梅林が蘇るといいですね。
ちょっと寂しい梅林を後にした。
追分本陣 村井家住宅
大和棟の主屋・本陣屋敷は奈良市の指定文化財となっている。
本陣とは大名や旗本や役人・・などの宿泊所で、地域の有力者の邸宅が指定された。
労に見あった謝礼は出なかったらしいが、その代わりにか苗字帯刀など特権を与えられたらしい。
一般客は止まることができなかった。
屋敷の前の道標には「右大阪道」
筋向いにももう1基道標があった。「左ならいせ」・「右こおりやま」
村井家の前の道を南へ出発。
この道は昔、暗越奈良街道(伊勢本街道)と言われた大阪から奈良へ入る道の1本だ。
そして国道308号線でもある。
追分神社へ立ち寄った。
こじんまりした神社だった。
その後、矢田山遊びの森でお弁当を食べ、県立民俗博物館へ。
梅林は満開 梅見を堪能した。