みどりの野原

野原の便り

9月24日 木津川 カワラバッタ アカハネオンブバッタ クルマバッタモドキ むつかしいバッタ・キリギリス

2018年09月24日 | Weblog

今年も木津川へ。

 
    広ーい 広ーい河原 こういう砂と小石の広がる環境にカワラバッタは生息する。

 
    カワラヨモギ            オオフタバムグラ

前に1回、手でカワラバッタを捕まえたことがあるが、それはほんとに偶然で、目の前に見つけても近寄ると飛ぶ。
着地地点を目指して走ると、また飛んで遠くへ。飛翔力は高い。

捕まえるのは無理でも、今年も飛ぶのをこの目で見たい。
・・と歩き回っていると、飛んだ! 飛ぶときれいなブルーが目立つ。
捕まえたものを見せてもらった。

 
カワラバッタ 白グレイの体色は、砂の上ではカムフラージュ効果で全く見つけられない。
         右)飛ぶとこの鮮やかなブルーが目立って存在が明らかになる。
じっとしていれば人間の目につかないのに、何で飛ぶのか?飛ぶから目立ってしまうのに、というのは人間の論理だろうな。
きっと、結婚相手にアピールするために鮮やかな翅を見せるために飛ぶのだろうと思う。
今年もカワラバッタに会えてよかった。

河川敷周辺

 
アカハネオンブバッタ 後ろばねの基部が鮮やかなピンクの最近話題の外来種。
  右)口が赤いのでクビキリギスかと思ったら、クサキリ 頭の尖り具合が違うらしい。
家で写真を見比べたらわかったが、現場ではわからなかった。

 
クルマバッタモドキ これも後翅に模様を隠し持つ。クルマバッタに比べれば模様の下端が薄らいでいる。
後胸背にくの字模様がある。


 マダラバッタ 後脚に赤や青の模様がある。これも背にくの字模様。
ヒナバッタにもくの字模様がある。
捕まえてよくみれば区別できても、ぱっと見ただけではなかなか区別がつかない。

バッタやキリギリス むつかしいなあ。

 
ニガカシュウにセンニンソウの花が絡まっていた。
  右)堤防の斜面に黄色い花 カボチャ? もし実が出来ていたら持って帰っても怒られることもないだろう。
ちょっと欲が湧く。よく見ればカボチャではなかった。小さい実(花の右)を見るとどうやらトウガンのよう。
トウガンでも大きかったら持って帰ったのに・・まだそんなことを思っている私。

コメント
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