みどりの野原

野原の便り

9月22日 長居公園 植物園 キカラスウリ オニグルミとヒメリンゴなくなった。台風の凄まじさ。 

2018年09月22日 | Weblog

長居公園
入口あたりでは、サルスベリとムクゲの花が鮮やか。

 
春の花時以後すっかり忘れられていたサンシュユ、果実が赤く色づいて2度目のデビュー。 
 右)イチョウの葉が黄ばんできた。ギンナンも色づき、いくつか落ちていて秋を感じる。

 
あれっ。オニグルミがない!ヒメリンゴもない!下にたくさんの果実を残して伐られたようだ。
台風でやられたらしい・・いつも楽しみにしていたのに残念。
アズキナシは同居のクヌギと共に無事だった。

 
ベニバスモモはちらほら花を咲かせていた。ほんとに狂いたくなるような夏だったねえ。
        右)シナサワグルミの古い切り株にキクラゲが発生していた。


今日の大発見はキカラスウリ 実が高い所にぶら下がっていた。花時には気づかなかった。

植物園

玄関ポーチのあたりは何とも思わない普通の風景だったが・・
園路を回ってみてびっくり!

 
 
いたるところにトラテープ 危険 立ち入り禁止の札 枝折れ 幹折れ 根返り・・
これでもだいぶ片付けられたのでしょう。右)極めつけはこの切り刻まれた木の山。というより川のよう。

想像以上の被害。自然の驚異・風の力のすさまじさ・・
切り口を見ても内部が腐っていたわけではなく、風のすごさによるものとわかる。

倒木などで空いたギャップはどのようになっていくのでしょうか。


意外と平気だったワシントンヤシモドキ。
ハリケーンのよく通るメキシコ湾あたりが原産地で、生育環境と倒れにくさは関係するようで、風をうまくやり過ごしたようです。

 
シコンノボタン や 右)ゴキヅル か弱そうでいてたくましい花。

 
さやさや大きく繁っていたセンダンは枝が折れて無残。
             右)イスノキ 古い虫こぶ 青い虫こぶも付いていた。

 
落ちていたシナアブラギリの果実 切ってみたら、汁がジュクジュクでもさらっとしている。
中には大きい種子が4個

 
たくさん落ちていたユーカリの、これは何でしょう?

 
蓋?部分を切ってみた。中心にあるのはめしべ。その外側の丸い所は?
  右)半分にしてみると・・たくさんの雄しべが折りたたんで入っていたのでした。
写真ではちょっと見えにくいが、(写真差し替えた)外側から中央の雌しべの頂部あたりに集まってから下に折れ曲がっている。
こんな形でこの帽子の中に納まっているのか~。みごとな収容力に感嘆! 上のものはつぼみだった。

コメント
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