みどりの野原

野原の便り

9月9日 柿渋染め

2018年09月09日 | Weblog

日の空いた時にあったイベントに参加した。

柿渋というと一貫貼りに使う液を想像するが、今日は渋柿を使うという。


おろし金で青い渋柿をすりおろす。
全面に大きい模様を入れたかったので柿1個では足りないのではないかと思ったが、すりおろしてみると意外にジューシー。
それをガーゼで漉した生柿渋液に筆を浸して、手ぬぐいに模様を付ける。 このあたり写真なし。(描くのに必死・・)


描けたら外で干す。この時点では白い手ぬぐいに薄い黄緑の模様で目立たず。


乾いたら消石灰(媒染剤)を溶いた水の中で揺らしていると、たちまち茶色い色に変色。手品みたい!
10分ほど石灰駅の中でゆらゆらさせる。

その後、水でゆすいで石灰を落とす。
 
参加者の作品が並ぶと壮観! 可愛い動物柄を付けた人・渦巻き模様・絞り染め・思い思いの柄がどれもきれい。
みんな傑作の中、もちろん我が子は一番かわいい。 右)私の大きい輪の模様
太くしようとたっぷり液を付けたら滲む。これもやってみて初めて分かること。
それが体験ということね。

ほぼ乾いたので持ち帰り、水洗いすれば完成。

コメント
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