久しぶりの安濃川(あのうがわ)三重県津市
何回か来ているが、年によっては寒さと強い風でつらい時もある。
そんな時でも、ミヤコドリの群れを見ると寒さも吹っ飛ぶ?のであるが・・
今日は何と穏やかな日なのか。途中で上着を脱ぐ暖かさだった。
安濃川にかかる塔世橋(とうせばし)
平成の大合併以前の津市では安濃川は塔世川と言ったらしい。
塔世橋から安濃川下流を望む。
右岸を河口に向かって歩く。水もきれいで底は砂地のようだ。
水鳥が多い。
遠くに見える白い塊はユリカモメの群れ。かなり望遠
浅瀬ではシジミ採りの人の姿も。どこから降りたのか?
ダイサギ・ヒドリガモ・オオバンなど見慣れた水鳥に混じり、オナガガモやオカヨシガモやセグロカモメなど・・
ミヤコドリ ダメもとで望遠で撮ったらよく写っていて感激。
赤い大きいくちばし。ピンク色の脚。
黒と白のはっきりしたきれいな鳥だ。
群れではなかったが、あちこちで見ることが出来た。
2羽いる。
河口に出た。向こうは伊勢湾
急階段を降りて海岸へ。 ここでお弁当。
伊勢湾 お~海だあ! 海なし県在住の私は海を見るとうれしい。
洲があちこちにあり、よく見ると鳥の姿が見える。
砂浜に寄せているのは2枚貝の殻ばかり。巻き貝は全くない。
ゴミもないきれいな海岸だ。
タブノキ 大きい冬芽が目立つ。
ホシハジロやオナガガモもいる群れ。
午後、少し戻って安濃川の左岸を河口に向かう。
先ほど遠く反対側左岸近くにいた鳥の群れは、私たちの気配を察し右岸へ移動している。
見るだけなのに。取って食わないのに。と思うが・・
敵の多い中で生きていくには必要な用心だ。
堤防の上に割れた2枚貝 何カ所かで見た。
カラスがここで貝を割って食べたのかな?
午前中にハシボソガラスを見た。
河口近くでまた海岸へ降りる。
河口から別の川沿い(志登茂川(しともがわ)なのか?)を遡って町へ。
釣り人がいた。
スズガモ
カンムリカイツブリ
他に、ホオジロガモ ハジロカイツブリ ウミアイサなども教えてもらう。
ハマシギ・イソシギ・ミユビシギ・・双眼鏡で見えることは見えるが・・
たくさんいたが・・小さくてなかなか識別がしにくい。
37種ほどを観察した。
穏やかな天気で水鳥たちものんびりしているように見えた。
案内して下さった会員さん(鳥名人)の写真報告が楽しみだ。