みどりの野原

野原の便り

8月6日 カラマツその後。笠から竜王山へ カワラナデシコ メヤブマオ ナガバヤブマオ アマガエル ヒグラシ エサキモンキツノカメムシ

2020年08月06日 | Weblog

行きしなに、いつも素通りしていた神社に立ち寄る。

 
「天落神六社権現(あまのおちがみろくしゃごんげん)」 
『昔、瀧蔵権現神社に祀られていた、毘沙門天ご所持の宝塔を取り天に上ろうとした雷神が天に昇ろうとして落ちたといわれる天落神。
山に3社、川に3社の6つの権現(権現六社)があったが、長谷ダムが作られた時、川の中にあった社の、その面影を伝えるためにここに遷座した。雷除け。火災防止の神として祀られている』(正確かどうか?)
                   右)横にある大きい磐座には宝篋印塔の線刻がある。

前回6月22日以来のカラマツ
個人のお宅の敷地内だけれど、道路に面して解放的な場所で、初めての時、偶然お会いしてご挨拶はしたのだけれど、それ以来、勝手に観察させていただいている。

 
  一層緑濃くなったカラマツ    

 
      球果はごつくなり、鱗片もやや反り返ってきた。


   下り途中で見たこんにゃく畑

今日はついでに涼しい山の中へ行こうと、笠から竜王山に登ることにしている。

 
途中、以前にヤマユリがきれいだったところに行ってみたが、やっぱりヤマユリは咲き終わっていた。
        右)その代わり、道路の割れ目にカワラナデシコが咲いているのを見れた。


笠山荒神のそばの駐車場に車を止めて、しばらく車道を歩いたことろから竜王山へ。

竜王山には何回か登っているが、JR柳本駅からの歩きは距離も長く、きつかった記憶がある。
その後、車でも来たが、頂上のすぐ下まで車で来れて、拍子抜けしたことがある。
ここ笠からの道はきつくなく、登りやすいという。

 
    案内板から林道へ。      植林が続く。日陰の道


林道の途中にあった 享保5年の道標 「これより右奈良道 これより左 かまの口道」(字体は違います)

 
     メヤブマオ           ナガバヤブマオが多い。

  
     ダンコウバイ 果実      途中、林道から右へ山道を登る。

 
倒木を越えたり、くぐったりはあったが、そう歩きにくくもない。

最後の方は、道が分かれていてわかりにくい所もあったが、木の枝で通行ストップを知らせてくれたり、ピンクのリボンがあったりして、竜王山頂上に到着。
竜王山は南北2つの峰に築かれた連邦式の山城の跡。
南北合わせた面積は、大和一の中世城郭だそうだ。

 
ここは一番高い頂上で586mの南城跡 見晴らしの良いところなのだが、あいにく今日は展望がきかない。
出発時点から西の山も東の山ももやっている。光化学スモッグなのか?

頂上はさぞ涼しいだろうと期待したほどではなかったが、風が通ると涼しい。

 
誰も来ないのを幸いにベンチで昼寝。(他人に撮られるのはいやだけど・・自撮りです)
真上には緑の木の葉が重なって気持ち良い。(少々ベッドが固い)

同じところから下り、途中で左の道に入る。これは古道なのか?

 
         登りの道より少々ワイルドな道だった。


小さいアマガエルが2匹。水辺のない山の中、どこから来たの?

 
ヒグラシが落ちていた。キキッと鳴いて翅をバタバタするが、裏返るだけで、もう飛ぶ力もないのか?

無事林道に合流した。

 
    林縁のマルバハギ       ウメモドキ 果実は色づき始め


ウメモドキについていたエサキモンキツノカメムシ

駐車場に戻って家路につく。

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