みどりの野原

野原の便り

10月22日日本書紀 & ベンガラ染め

2021年10月22日 | Weblog

知らないことを少しでも・・と講座に参加している。(いつもながら間違いごめん)

今回は天武天皇6年(677年)の出来事

10月、多比公麻呂(たじひのきみまろ)を摂津職大夫(つのつかさのかみ)とす。

「摂津国」というのは、天皇の力の及ぶ範囲、五畿内(大和国・山城国・和泉国・河内国・摂津国)の1つ。

「国」には国司、郡には郡司が派遣される。
摂津国には難波の宮があり、天武天皇は難波の宮を副都とし、「国司」ではなく「摂津職」(津の国を管理する行政機関)を置いた。
「摂津職」が出てくるのはこの年、天武天皇6年(677年)が初出らしい。
飛鳥・奈良と続く摂津職は平安遷都に伴い廃止される。

行政区画の国・郡(こおり)・郷のことや、「七道」という7つの街道の説明もあった。

11月、築紫大宰(つくしのおおみこともち)が「赤烏」を献上した。

「赤烏」はよほど珍しくめでたいものか、献上した人、赤烏を捕った人、その郡の郡司や百姓にまで褒賞を与えたり、課役の負担を1年間免除したり。
「赤烏」とはいったい何なのかなあ?

4月、天皇が斎宮に出発の日。先払いの警蹕(みさきおひ=けいひつ)も動き出したところで終了。
次はいかに?事件が起こりそう。ハラハラ・・

講座終了後「ベンガラ染め」に挑戦。

ベンガラってレンガ色のような色だけではなく、黄色っぽい色やブルーグレイの色もあるのね。
手ぬぐいを三角折りに重ねて、ベンガラを擦り込み、染め上げた。
どんな模様になるのやら、広げてみるまでわからない。


わあ~こんな風になるのか。手助けもしてもらったおかげできれいにできた。
少し干してから持ち帰った。
家でしっかり干してから、水洗い、中性洗剤で洗って乾かした。

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