4日目になった。
朝食はいつもホテルのレストランでとる。
中に看護婦姿の白衣の女性も数人。
「白衣のままで来る?」この人たちは宿泊客?ホテルの医療関係者?それとも近くの病院関係者?
よくわからないが、日本ではあまり見ない光景に「違和感があるね」とささやきあう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/67/b60665aef61cdfb92c065f27254ee000.jpg)
白い帽子をかぶった人。先生によると、白い帽子は「メッカ巡礼を終えた人」だけが被れるという。
ハジィ?ハッジ?
黒い帽子はインドネシアやマレーシアの伝統衣装で、宗教に関係なく冠婚葬祭や行事の時に被るらしい。
帰って調べてみたら、
『すべてのムスリム(イスラム教徒)には①信仰告白、②礼拝、③喜捨、④断食の4つの義務が課せられている』
②については、部屋の天井にメッカの方向を示す矢印「→」キブラッ(Kiblat)があったり、外で、礼拝用の「部屋」らしいものを見たこともある。1日5回メッカの方向に向けてお祈りする。④はラマダンといわれる月の1か月間は「日の出前から日没にかけて一切の飲食を断つ」これは『空腹や自己犠牲を経験し、飢えた人への共感を育むことを重視する。また共に苦しい体験を分かち合うことでイスラム教徒同士の連帯感は強まり、多くの寄付や施しが行われる(Wikipediaより)』 だいたいのところ・・
日本人も少し見習うべきところも。 とりあえず食べ残しはやめましょう。
そして「メッカ巡礼」については、実行できる体力や財力のある人が行えばいいことになっているらしい。
かなりの費用がかかるらしい。
「白い帽子」を被った「メッカ巡礼を終えた人」はハジと言われ、ムスリム社会で尊敬を受ける存在なのだそうだ。
『メッカはサウジアラビアにあり、イスラム教徒以外は立入禁止で、市内全域が聖地』(ネット)ということも初めて知った。
8時半出発。バコ国立公園へ向かう。
バスの中で、今朝の新聞ニュースで「狂犬病で人が亡くなった」という話があった。
ときどきあることらしい。
飼犬も放し飼いなので、野犬か飼犬かの区別もつきにくい。
飼犬だって狂犬病の予防注射を受けているともかぎらない。
「イヌに触らないこと。噛まれたらすぐ病院に行くこと」との注意だった。
インドシタンやモルッカネムノキも並木になっているらしいが、バスの中からではわからない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/c1/89b77cca1aa1718ca2815b5e300a39f5.jpg)
ナガバノキダチオウソウカ(マストツリー)これは熱帯にくればあちこちで見る。
右)サラワク川を渡った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/6b/e134fbc357a14f38ad31a080d96dd50a.jpg)
向こうに見えるのはサゴヤシ。
花の蜜を砂糖に。葉を焼いた灰から塩。樹液を発酵させて酢 などいろんな味に加工されるらしい。
バコ ターミナルに到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/59/283aa47b31c3dd1d055facdfe65ab3e6.jpg)
バコ国立公園のある岬へは建物の奥にある桟橋から舟で行くしか手段がない。
右)順番を待って、6人ずつ小さいボートに乗り込む。第1便出発。
私たちの番で、ライフジャケットを着てボートに乗船。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/d2/1f1e7f9a5060aabfc485f95c1f0801a0.jpg)
海岸に高床式の家並が見える。水に浸かる柱はボルネオテツボクらしい。
右)マングローブ林が広がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ac/00d59bc9190e2a83e82d9fbef9bdceee.jpg)
南シナ海 右)近づくにつれ、荒々しい断崖絶壁が見えてきた。
バコ国立公園に到着。
1957年設立のサラワク州で最も古い国立公園
ボルネオ島に生息するすべての植物を見ることができるというぐらい多様性に富んだ生態を持つ。
小さい階段付きの桟橋から上陸。ガイドのブジャンさんが待っていてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c3/a6c86731e0a16b137515896ef10045e2.jpg)
ガイドさんについて海岸から奥へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/0f/8b6eca98903a428fc79727848a670e49.jpg)
高い木の上にテングザルがいた。鼻が大きいので雄だ。
1頭だけだったがモデルになることに慣れているらしく、みんながカメラを向けても逃げない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/2b/0b57ff11e54178da4edae2ee7e79f550.jpg)
雄の鼻は一生伸び続けるそうで、大きいほど男性として魅力的なのだろう。
2001(平成13年)ボルネオ北部のサバ州に行った時のことを思い出した。
スカウでキナバタンガン川をリバークルーズをした時、テングザルのファミリーが木から木へ次々とジャンプするのは壮観で、見飽きない光景だった。
テングザルは「ボルネオ島の固有種」だが、生息地の破壊、分断、狩猟などにより生息数は激減している。
バコ国立公園には275頭(ネット)生息しているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/df/14ca4104701385899486ca0932f16a14.jpg)
オナガザルの群れ グリーンスネーク 鮮やかな黄緑色の毒蛇
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c8/d05e140e469f01dd0e1d48759c349143.jpg)
広場にはオキナワキョウチクトウの植栽 大きい実がたくさん落ちていた。
左)左の白いのは誰かが皮をむいたもの。有毒。
4日目―②へ続く。
朝食はいつもホテルのレストランでとる。
中に看護婦姿の白衣の女性も数人。
「白衣のままで来る?」この人たちは宿泊客?ホテルの医療関係者?それとも近くの病院関係者?
よくわからないが、日本ではあまり見ない光景に「違和感があるね」とささやきあう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/67/b60665aef61cdfb92c065f27254ee000.jpg)
白い帽子をかぶった人。先生によると、白い帽子は「メッカ巡礼を終えた人」だけが被れるという。
ハジィ?ハッジ?
黒い帽子はインドネシアやマレーシアの伝統衣装で、宗教に関係なく冠婚葬祭や行事の時に被るらしい。
帰って調べてみたら、
『すべてのムスリム(イスラム教徒)には①信仰告白、②礼拝、③喜捨、④断食の4つの義務が課せられている』
②については、部屋の天井にメッカの方向を示す矢印「→」キブラッ(Kiblat)があったり、外で、礼拝用の「部屋」らしいものを見たこともある。1日5回メッカの方向に向けてお祈りする。④はラマダンといわれる月の1か月間は「日の出前から日没にかけて一切の飲食を断つ」これは『空腹や自己犠牲を経験し、飢えた人への共感を育むことを重視する。また共に苦しい体験を分かち合うことでイスラム教徒同士の連帯感は強まり、多くの寄付や施しが行われる(Wikipediaより)』 だいたいのところ・・
日本人も少し見習うべきところも。 とりあえず食べ残しはやめましょう。
そして「メッカ巡礼」については、実行できる体力や財力のある人が行えばいいことになっているらしい。
かなりの費用がかかるらしい。
「白い帽子」を被った「メッカ巡礼を終えた人」はハジと言われ、ムスリム社会で尊敬を受ける存在なのだそうだ。
『メッカはサウジアラビアにあり、イスラム教徒以外は立入禁止で、市内全域が聖地』(ネット)ということも初めて知った。
8時半出発。バコ国立公園へ向かう。
バスの中で、今朝の新聞ニュースで「狂犬病で人が亡くなった」という話があった。
ときどきあることらしい。
飼犬も放し飼いなので、野犬か飼犬かの区別もつきにくい。
飼犬だって狂犬病の予防注射を受けているともかぎらない。
「イヌに触らないこと。噛まれたらすぐ病院に行くこと」との注意だった。
インドシタンやモルッカネムノキも並木になっているらしいが、バスの中からではわからない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/26/1df0d29e1c1295577940555331c83d82.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/c1/89b77cca1aa1718ca2815b5e300a39f5.jpg)
ナガバノキダチオウソウカ(マストツリー)これは熱帯にくればあちこちで見る。
右)サラワク川を渡った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/6b/e134fbc357a14f38ad31a080d96dd50a.jpg)
向こうに見えるのはサゴヤシ。
花の蜜を砂糖に。葉を焼いた灰から塩。樹液を発酵させて酢 などいろんな味に加工されるらしい。
バコ ターミナルに到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f3/d211b9c09c055258790a2150d6878e5d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/59/283aa47b31c3dd1d055facdfe65ab3e6.jpg)
バコ国立公園のある岬へは建物の奥にある桟橋から舟で行くしか手段がない。
右)順番を待って、6人ずつ小さいボートに乗り込む。第1便出発。
私たちの番で、ライフジャケットを着てボートに乗船。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/13/12e07a2d538b91b4349eba32ade1169f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/d2/1f1e7f9a5060aabfc485f95c1f0801a0.jpg)
海岸に高床式の家並が見える。水に浸かる柱はボルネオテツボクらしい。
右)マングローブ林が広がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/af/1c1ec343d8a0a7fdefdf4bc02e350f72.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ac/00d59bc9190e2a83e82d9fbef9bdceee.jpg)
南シナ海 右)近づくにつれ、荒々しい断崖絶壁が見えてきた。
バコ国立公園に到着。
1957年設立のサラワク州で最も古い国立公園
ボルネオ島に生息するすべての植物を見ることができるというぐらい多様性に富んだ生態を持つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/b4/09adc39ab2344f5d3860e01ff1b2ff8d.jpg)
小さい階段付きの桟橋から上陸。ガイドのブジャンさんが待っていてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c3/a6c86731e0a16b137515896ef10045e2.jpg)
ガイドさんについて海岸から奥へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/7b/47ff5bfa7c108d0f520e08c65c8feb95.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/0f/8b6eca98903a428fc79727848a670e49.jpg)
高い木の上にテングザルがいた。鼻が大きいので雄だ。
1頭だけだったがモデルになることに慣れているらしく、みんながカメラを向けても逃げない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/2b/0b57ff11e54178da4edae2ee7e79f550.jpg)
雄の鼻は一生伸び続けるそうで、大きいほど男性として魅力的なのだろう。
2001(平成13年)ボルネオ北部のサバ州に行った時のことを思い出した。
スカウでキナバタンガン川をリバークルーズをした時、テングザルのファミリーが木から木へ次々とジャンプするのは壮観で、見飽きない光景だった。
テングザルは「ボルネオ島の固有種」だが、生息地の破壊、分断、狩猟などにより生息数は激減している。
バコ国立公園には275頭(ネット)生息しているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/4d/14912894fab8e4a6ea0c81afbc8185bd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/df/14ca4104701385899486ca0932f16a14.jpg)
オナガザルの群れ グリーンスネーク 鮮やかな黄緑色の毒蛇
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b1/a2e160515081d5940f8a3707f4a8b277.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c8/d05e140e469f01dd0e1d48759c349143.jpg)
広場にはオキナワキョウチクトウの植栽 大きい実がたくさん落ちていた。
左)左の白いのは誰かが皮をむいたもの。有毒。
4日目―②へ続く。
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