みどりの野原

野原の便り

2月12日 馬見丘陵公園 トラツグミが見れた

2010年02月12日 | Weblog
鳥を見に馬見丘陵公園へ

野山の鳥は小さい・遠い・よく動く・しかも鳴き声がほとんど聞こ
えないのでなかなかわかりづらいが、今日はNさんの案内でたくさん
見ることが出来た。

ツグミは群れで・シメ・シロハラ・ルリビタキ(雄は見れなかった)
・アオジ・ホオジロ・シジュウカラ・メジロ・エナガ・ヤマガラ・
今日のヒットはトラツグミ。帰りにもう一度見に行ったらいた。

これらは馬見丘陵公園でいつも見られる鳥らしい。
Nさんはもっと見ているが私は見れなかったものも何種かある。


    ジョウビタキ  
トラツグミも近くで見れたので撮ろうと思ったが、アワワワ・・と
慌てているうちに隠れてしまった。でもしっかり見れた。

池ではマガモ・ハシビロガモ・カルガモ・コガモ

「オシドリがいる」といつも来ているらしいカメラマンが構えていた
でかい望遠鏡をのぞかせてもらったが、木に止まって背中が見え
ているだけだった。自分の双眼鏡ではとても探せる距離ではない。
少し前は水に浮いていたらしい。

カワセミを狙って長時間粘っている人も。ご苦労さんなこと。

私は今日見ただけで十分。 Nさんに感謝。
 
    これは何の冬芽?        トチノキ

 
      ホオノキ            ウメも咲きかけ        

今日はこれで広い公園のごく一部を回っただけらしい。
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2月11日 江包(えっつみ)と大西の綱かけ祭り

2010年02月11日 | Weblog
「こんなお祭りがあるよ」と声をかけて頂いて、友達を誘って
江包(えっつみ)・大西の「綱掛祭り」を見に行った。


JR巻向駅から歩くこと30分、春日神社に到着。

ここは桜井市でも西の端。
雄綱はすでに準備が出来ていた。
聞くと、一昨日にここで準備されたらしい。

 
その大きい雄綱は明日香村稲渕のそれともまったく形も作りも違う。
「でっかい」というのが第一印象 700kg~1tぐらいあるそうだ。

大西と江包(えっつみ)の綱掛祭桜井市
奈良県の無形文化財に指定されている豊作を祈る農耕神事。
資料によると、昔、大出水があって上流から流れてこられた2人の神様
を大西では稲田姫、江包ではスサノオノミコトを救い上げて祀り、
年に1度ご結婚されるようになったという。
前は旧正月10日にされていたが、最近は祭りの担い手を確保するため
に祝日の2月11日になっているそうだ。

江包地区では一昨日ここ春日神社で雄綱が準備され、大西地区では
昨日、市杵神社(いちきじんじゃ)で雄綱に寸法を合わせた雌綱が
半日がかりで準備されたという。
ワラが大量にいる。昔は各戸でワラを持ち寄ったらしい。
今は稲刈り機の普及でワラもその場で切り刻まれてしまうので、特別
にこの日のために田んぼを契約してワラを調達されるとか。

辺りがざわざわと賑やかになってきた。

 
      2人して1人の若い男性を縄の所に放り込み

 
       綱を上にかぶせ、1人また1人と上に乗る

「これは何ですか?」近くの人に尋ねると、放り込まれたのは「新婚
さん」の男性だとか。次々と新婚さんが痛めつけられ?ている。

「今年は4人?ですが、1人の時もありました」

そして、村の人たちが会食を終えいよいよ雄綱が運び出されるらし
い。

担ぎ手が集まってくる。ちょっとやそっとでは持ち上がらない。

 
18人ぐらいが寄って掛け声とともに持ち上がっていく
見ている方も力が入る。

 
そして神社の鳥居を出て、横の道を通り、家の間の細い所を抜け、
田んぼの中へ到着。雄綱は降ろされた。
         右)子供が雄綱の上に登っている。いいのかな?
聞くと、雄綱は男の子は登ってもいいそうだ。
女の子は登ったらダメのようで、親に言われているのかおとなしく
下で遊んでいた。
綱を跨ぐのもダメらしい。さっき、知らずに跨いじゃった。
後で神様に謝っておこう。

   
その田んぼの一角に水道ホースが引かれ、水をジャアジャア撒き、
クワでかき混ぜ、ドロドロになったところが土俵になり、今から相撲
が始まるらしい。
  右)そこへウチワの軍配を持った行司さんが現れ、促されて出て
    きたのはまたも新婚さん。「はっけよい 残った残った」

 
新婚さん2人がぬかるみで取っ組み合い。泥の中に倒れ込み、服も顔
もドロドロだ。
この泥がたくさんつくほど豊年万作になるらしい。
見物人も大いに盛り上がった。

少し離れたカキ畑の向こうに目を移すと、そこが雌綱のある場所らし
い。そちらへ行ってみる。

ここスサノオ神社には雌綱が立てかけるように置かれ、先の縄はエノ
キの大木の股に掛かっていた。
雌綱は雄綱の大きさに合わせて昨日市杵神社(いちきじんじゃ)で作
り、ここへ運ばれたらしい。重さは雄綱と同じぐらいあるそうだ。

         
        雌綱全容             雌綱調整中        
ここ大西地区でも泥んこ相撲があったようだが、新婚さんに限らず、
だれかれなしにやるという。

雄綱と雌綱どちらも見るのは無理なので、1回では見きれない。
      
村人は酒も入り、時には言いにくいようなことも言い、受ける側も
まあこの歳になるとかわすすべも身に着いて・・和やかな交流。

お酒まで回ってきた。神様のお酒だからありがたく頂戴した。

大勢の見物客に混じって着物姿に赤い番傘のきれいな女の人
「誰?だれ?あの人。モデルさん?」近寄って聞いたら新婚さんの
お嫁さんだった。そういえば他にも着物姿の人がいた。
このお祭りは新婚さんのお祝いの場なのだ。綱をかぶせられて何人も
に乗っかられたり、泥んこにさせられたり、ちょっと荒っぽいやり方
だけど、これでみんなに認められ村人の中に溶け込めるのだろう。

 
その間に紋付き袴姿の仲人役の村人(代々世襲制らしい)が、何回も
雄綱の方へお迎えに行き、7度半の呼び使いでやっと雄綱の登場となる。
  
  
田んぼを横切ってスサノオ神社へと担がれてきた。
      右)そしてどどっと合体。雌綱の輪の中に雄綱が入る。
綱で引く人担ぐ人。それぞれの役割が決まっている。

 
それから木の上の綱を少しずつ引き、上へ持ち上げて完了。
拍手が起こった。豪快な結婚式だ。  右)完成

この後、スサノオ神社社殿で神主さんによる式が行われた。
スサノオ神社を信仰すれば子供が授かるという。


雌綱の綱は川を超え、向こう岸の木まで続いていた。

終わってから私たちは田原本まで歩いて帰った。
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2月10日 甘樫丘 周辺 & ベランダのイヌノフグリ

2010年02月10日 | Weblog
どんよりの曇り空。

初めての田んぼ道を通って甘樫丘へ。
しばらく登っていないうちにずいぶん様変わりしていた。

冬芽を見たいと思った木も大剪定されていた。今年は花が咲くかな?
 
その代わり、展望台は見晴らしが良くなっていた。

  
      東に飛鳥坐神社         西に畝傍山がかすむ

 
     麓の菜の花畑              そばを通った

鳥はたくさんいたが、動きが早くて双眼鏡が追いつかない。
イカルは見れた。ニュウナイスズメの群れは、白っぽい色は確認でき
たがもっと近くでみたいなあ。

山を下りた後歩いた近くの田んぼ道、もう少ししたら春の草花が畦を
いろどることだろう。季節を変えて歩きたい。


ハルジオンが春を待ち切れずに咲いていた。

池でオオバン・カイツブリ・カワセミを2羽見れた。


家に帰ってベランダを見たらイヌノフグリが1輪だけ咲いていた。
(ピントがどうしても合わない)
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2月7日 甲子園浜 スズガモがいっぱい

2010年02月07日 | Weblog
甲子園からバスに乗り、浜甲子園運動公園のある鳴尾浜へ。
小さいけれど本当に砂浜があってびっくりした。


        砂浜

今日の主目的は、スズガモとキンクロハジロを見比べることと、
ハジロカイツブリの観察。
S講師からはそれぞれの写真をいただき、見比べることとなる。

海岸線に沿って右から左へ移動


少し遠いがたくさんの水鳥の群れはほとんどスズガモだった。
海や河口では見られるが、内陸部では見られないとのこと。
前に見たことはあるが、もうひとつよくわからなかった。

今日はスコープが何台かあり、しっかりと見せてもらえるのがありが
たい。
スズガモは冠羽がないことと背中がグレイで縞模様になっていること
でキンクロハジロと見分ける。雌も雄も尾羽の先が黒い。

後で見た群れにはキンクロハジロが数羽混じっていた。
キンクロハジロの雌とスズガモの雌の見分けは、スズガモの雌はくち
ばしの根元が白いこと。

大きいスコープで見せてもらった後、自分の双眼鏡でも確かめる。

 
     ユリカモメの群れ          餌に群れ飛ぶ

飛んだ時、特に尾羽が真っ白できれい。

セグロカモメも1羽いたので比べる。近くにいたのでセグロカモメの
下のくちばしの赤い点もよく見えた。

今日のもう一つの観察はハジロカイツブリ
これも内陸部にはあまりいないそうだ。

今日は少ないようでSさんが探してくださり、何羽かいたのをスコー
プでとらえようとすると潜る。出てきたと思えばまた潜る。
夫婦して働き者のハジロカイツブリだった。

自分の双眼鏡で遠くにいるのを見分けるのはむつかしい。


      ホシハジロの群れ

他にはオナガガモ・コガモ・カルガモ・マガモ・ヒドリガモもいた。

カワウ・ウミウ(婚姻色で頭が白い)・オカヨシガモもいたが、地味
で、他で見た時わかるかどうか・・
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2月6日 御船の滝 氷瀑

2010年02月06日 | Weblog
氷瀑ツアーに参加
駅からマイクロバスで川上村のもくもく館へ、さらに滝の近くへと
送ってもらう。

雪が降ってきた。寒いけれど今日は文句は言わない。
せっかく行くのに温かくて滝が凍っていなければどうしようもない。
氷瀑日和だ。うれしいな。

 
しばらく歩くと雪道になってきた。
    道路横の山からの滴った水がみんなツララになっている。
    こんなにツララを見たのは初めてだ。
    ポキッと折って食べてみた。冷たくておいしい。


枯れ木にウスタビガのサナギが。色鮮やか。もうからっぽかな?

標識のところを山道に入る。
 
  橋 滑らないように・・  横の小さな水溜まりは凍っていた

うわあすごい! 
目を上げると目の前には凍りついて白いかたまりとなった滝があっ
た。

 
 氷瀑となった御船の滝       右)滝の近くは雪も少し深い
                  
すごい迫力だった。カメラではとても撮りきれない。
                 

       帰り道の大ツララ

昼過ぎにもくもく館に戻った。

 
団子汁と、アマゴとシカ肉のバーベキューが準備されていた。
思わぬごちそうに大喜び。おいしかった~。

氷漠とおいしい振る舞いに大満足。
コメント (2)
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2月5日 京都府立植物園

2010年02月05日 | Weblog
午前中はボランティアの方に案内してもらった。

 
      カギカズラ  
カギが、2個・1個・2個・1個と付いているのをAさんに言われるまで
気がつかなかった。
カギの部分だけが薬(アルツハイマーの予防薬)になるっていうのが
不思議。

 
期待してきたセツブンソウは2.3輪咲いていた。
    フクジュソウも地面に貼りついたように花が咲いていた。


久しぶりの ツルコウジ

「千両,万両,有り通し」といわれる縁起植物がある。
百両はカラタチバナ・十両はヤブコウジとされる。
一両はアリドウシ・ツルアリドウシ・アカモノと共にツルコウジと
書いてあるものもあって、もう10年ほども前、ツルコウジを探した
ことがある。
いろんな人に「見たことある?」と聞いてみた。
「山にある」という人もいたが、それはツルアリドオシのことだっ
たりで・・・やっとここ京都植物園で見れることがわかった。
そこで友達と見に来て本物を確認した。
ツルコウジは本来温かいところの植物のようで、この辺に自生はな
さそうだ。
 
シモバシラを期待してきた人もいた。・・が残念ながら見れなかっ
た。
代わりにボランティアの方が先日撮ったシモバシラの写真を見せて
くださった。
シソ科のシモバシラは湿気と低温の条件が揃ったときに茎に大きな
霜柱ができるとのこと。でも「他のシソ科でもできますよ」と言わ
れた。

午後は温室へ
 
ソーセージノキ 大きいソーセージがぶら下がっていたが、食べられ
ないとのこと。
右)アリノスダマ アリと共生している。膨らんだ茎の中は空洞が出
来ていて、アリを住まわせ、排泄物から養分をとっているという。

 
温室に付けられていた最高最低温度計
一定期間の最高温度と最低温度を記録するという。
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2月4日 長居植物園

2010年02月04日 | Weblog
植物園を入ったところに・・

 
可愛いトラとハートのフラワータペストリー  ハートには鐘が・・

そうか。2月はバレンタインか。
チョコレートをあげる心ときめく人も特にないので忘れていた。
ハートの鐘のひもを引くと「カラ~ン」と大きい音が鳴った。
ちょっと気恥ずかしい。


花壇にはこんな真冬にチューリップが満開だ。
今日のお世話役の園芸に詳しいMさんによると、一工夫することで
冬にも花を咲かせることが出来るそうだ。

球根を8週間ぐらい冷蔵庫野菜室に紙袋などに入れて置いておく。
その後凍らない涼しいところにしばらく(約1カ月ぐらい)おいて発根
を促してから日当たりのいいところに移す。
すると、球根は冬が過ぎて春が来たと思って花をつけるんだそう。

そして、春だと1週間ぐらいで散ってしまうが、冬に咲かせた花は気温
が低いために1か月ぐらいも長持ちするという。

寒い中にも春を感じさせる花々が。

 
  ジュウガツサクラ      こんなに咲いているウメの木もあった

 
    ネコヤナギ        春に「先ず咲く」マンサクも咲いていた 
   
 
池にはコブハクチョウがいた。キンクロハジロも餌を期待して近寄ってくる。

お世話役お二人のよく下調べしてわかりやすい説明を聞きながら
ゆっくり園内を1周した。 
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2月2日 炭焼き

2010年02月02日 | Weblog
10時集合で現場に行った時には、もう炭の原料の「原木」が運び入
れられていた。


窯の内部の高さに合わせて1メートル・85センチ・70センチに切った
「原木」と上部の隙間には「バイタ」という小枝をくくったものなど
を順にきっちりと詰めていく。
もう何年か経験しているので、スムーズに作業が進められている。

 
一方では、入り口をふさぐ時のレンガの目地にする「ネコ」作り。
「ネコ」というのは泥の団子のことで、炭焼き釜の横の山の土を掘っ
てきて、根や草などの異物を取り去り水を混ぜて耳たぶぐらいの柔ら
かさにこね、お団子コネコネ空気も抜いて丸める。 
「硬すぎない?」「ちょっとだけ水入れて」
バケツ6杯ぐらいの土を団子にした。 おはぎみたい。

「原木」と前の仕切られたスペースに「たきぎ」も詰め終わった後、
レンガで口を塞ぐ。
下の焚口を残し、「ネコ」でレンガをつなぎながら積み上げる。

 
上部には覘き穴兼「たきぎ」補充用の窓を取り外せるようにしてあ
る。

そしていよいよ点火。
 
焚き火でできた火を焚口に入れ、木や小枝などを燃やし、中の
「たきぎ」に火をつける。
マキで風呂を焚いた人の経験が活きる。

 
窯の天井の穴から煙がもくもく出てきた。水分の混じった煙だ。
そして窯の下から地中を通して入れてある土管からも水が流れ出てく
る。

 
焚き火の中で焼いた焼き芋 焼き具合もちょうどよくおいしかった。

炭焼き釜はこの後、2昼夜焚き続け、煙の具合を見て火を止める。

その辺がなかなか難しそうだが、経験を積んだベテラン会員さんが
いるのでうまくいくだろう。

朝、残っていた雪もすっかり溶けて、意外と温かくて助かった。
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2月1日 カンボジアから帰宅 5日目

2010年02月01日 | Weblog
早朝 カンボジアからハノイ経由で関空に着き、空港バスを利用して
帰宅。

1日分もったいないように感じるが、片づけ時間がたっぷりあって
助かる。

例によってバシャバシャ撮ったデジカメ写真は昨日飛行機の中でだい
ぶピンボケ写真を削除したが、まだ確認必要なものがい~っぱいあ
る。いつになれば整理できることやら。

写真を取り込むまでに、パソコンの場所を空けないと・・・
先ずはDドライブに入っている写真をDVDに移し、Cドライブの
写真をDドライブに移し、取り込む場所を確保。

記事は整理しながらボチボチと書くことにする。
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