みどりの野原

野原の便り

4月8日 (午後) 桜井の山道 ショウジョウバカマ

2011年04月08日 | Weblog
午後

タイヤ交換のために車屋さん(自動車工場)にマイカーを預け、待ち時間の1時間を「近くを散歩してきます」
初めての場所 雨の中、傘をさして車通りのない方へ・・静かな方へ・・山の方へ・・気の向くままに・・


      タチツボスミレの群生         クサイチゴも満開
坂を登るとこじんまりした春日神社があった。ここへの道だったのか?と思ったが、横に山に通じる細い道を見つけ登ってみた。
           

リョウブの若芽 リョウブ飯用に?10個ほど摘む 山道は急な下りになる。


山を降りたところはのどかな里。スミレのさく山沿いの道を奥へ進む。
「左泥掛地蔵尊」消えそうな石碑にしたがって道を折れて行くと・・


池へでた。シャイなカルガモが池の向こうへと泳ぎ出す。いい雰囲気。

 
ふと見ると・・イワナシ・・    花が咲いているのが1株あった。うれしいな。


しばらく行った所のお堂 これが泥掛地蔵尊らしい。新しい花が供えてあった。
前には棚田が何枚かある。

向こうの看板を見ると「ここは青木廃寺」と書かれていた。
『長屋王が父・高市皇子の冥福を祈って建てたものだと言われ、創建当時の瓦なども出土している』という。
看板横から細い道が山の中へと続いていた。この道はどこへ行くんだろう? 山を超える道かな? 帰り道は大丈夫かな?
車屋さんの電話番号聞いてこなかったな~。迷ったらどうしよう。まあもうちょっと登ってみよう。

 
          ショウジョウバカマが咲いていた。うれしい~。

山道は細いが、木の階段が作られ整備されている。まだ続くのかな?どこへ通じているのかな? もうちょっとだけ行ったら引き返そう・・

 
登りつめた所に宝塔が1つ。他には何もない。ここも青木廃寺に関係する場所かな?と想像する。
ここから引き返す。 右)来る時は気が付かなかった「テンダイウヤク」多分雄花。

いろいろ見つけてうれしいな。
帰りは多分ここを行けば・・と、違う道を通ってみごと?無事?車屋さんに到着。

マイカーはきれいなタイヤに付け変わっていた。安くしてもらえたし・・・
ラッキーな一日だった。
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4月8日 (午前) 畝火山でソウシチョウ (午後は次ページ)

2011年04月08日 | Weblog
雨の予報で須磨方面の計画は中止になって残念だったが、結果は有意義な一日となった。

午前 予定が空いたので、前から思っていたタイヤ交換に行こう。待ち時間には畝傍山に登ろうと思って家を出た所でひょんなことから知り合いの自動車屋さんを紹介してくれるという人に出会い、午後から付いて行ってくれることになった。

空いた昼までの時間、雨も大丈夫そうだし、やっぱり畝傍山へ行こう。

畝傍山サクラ・ハナモモ・ユキヤナギ 花見しながら登山道へ。

  
ヤマネコノメソウ 種がびっしりと入っていた   ウラシマソウの苞も出てきた              
 
     ベニシダのゼンマイ      ゆるい山道をのんびりと・・気持ちいいなあ。

すぐそばで動くものがいると思ったら・・

 
きれい! 地面や近くの枝に移ったり・・3羽ぐらいが見えた。 
これは確かソウシチョウ 待って待って・・慌ててシャッターを押すが・・ピンボケ。

畝傍山山頂(標高199.2m)

頂上の「トガ」は故.岩田先生に教えていただいた思い出の木。
植物と関わり始めたころのこと。 老木で片方は枝もないバランスの悪い姿で頑張っている。

 
帰りはちょっときつい下り道を麓に下る。    
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4月7日 馬見丘陵公園 お花見日和

2011年04月07日 | Weblog
最高のお花見日和 またまた馬見丘陵公園へ
 
           ソメイヨシノ・ユキヤナギが満開

 
                     サクラの海

      モクレンは見頃 
ハクモクレンは花被が茶色になってきた。サンシュユなど少し色褪せた花もあるが次々と花が咲く。
 
 
この木なんの木?枝先をよく見ればユリノキの若葉 2つ折れになっているのね。                   右)ガマズミの葉っぱはプリーツ状これからは若葉の季節でもある。

 
       コナラの雄花         ナワシログミも少し色づいてきた。


リキュウバイが咲いてきた。真っ白い花がさわやか。

立ち入り禁止になっていた「全国都市緑化ならフェア」の主会場「北エリア」
今は入れるようになったが、植え込みが取り払われて殺風景。


舞台のあったドーム屋根 日よけ雨よけの場所になっている。

池には帰りそびれたヨシガモがまだいた。
お花見日和の今日はさすがに広い駐車場もあふれんばかりだった。

ヤマザクラのツボミも先にピンクの花びらがちらりと見えていた。
ベニバナトチノキのツボミ・ヒトツバタゴ・・まだまだ楽しみは続く。
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4月4日 二上山 & 金剛砂

2011年04月04日 | Weblog
昨日、もらった金剛砂を息子に見せたら、これも石好きなので「採ってみたい」と言うので二上山に登り、帰りに行ってみることに。

大池から出発 祐泉寺から登る。


風は少し冷たいがさわやかで青空がとってもきれい。馬の背から先ず雄岳へ。


雄岳へ来るのは久しぶりだ。雄岳山頂(標高517m)から雌岳を望む。頂上から少し下ったところに大津皇子の墓と言われる二上陵がある。 

それから馬の背へ下り、少し登れば雌岳頂上(標高は474m) ここには三角点があった。春休みのお昼時で人も多い。

 
     葛城・金剛山を望む      サクラのツボミもだいぶ膨らんでいる


             パノラマ写真

 
祐泉寺へ違う道を下る 

 
岩屋杉 平成10年の台風で倒れた。樹齢600年とか1000年とか。2代目がどこかに植えられているという。           史跡岩屋は石窟遺跡 寺跡らしい  


         下り道 
植物の花はニワトコやスミレやカンスゲの仲間ぐらい

1時半 車に戻り、昨日の場所へ。

 
子供2人が水遊びしている下流で、金剛砂採り 私もやってみた。
専用の用具がなく、発砲スチロールのトレイで代用しているので完全には行かない。まだ砂が少し残っているが精製は家でやることにして持って帰る。
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4月3日 二上山麓は花盛り & 金剛砂

2011年04月03日 | Weblog
二上山駅~当麻駅へ
朝、早く着きすぎて待っている間の寒かったこと。34人集まって出発。

 
専称寺 枝垂れ桜 満開 すご~い! 本堂前には花御堂が。なつかしいなあ。
子供の頃は近くのお寺でお釈迦さまに甘茶を掛け、やかんにいただいてきた甘茶を家で飲んだ。あの独特の甘さは今でも覚えている。 子供がガールスカウトの時は仏教会館で、みんなで御堂の屋根に花を飾って花まつりを楽しんだものだ。

 
大和棟の民家  大和棟とは1段高い草葺き屋根の両側に少し低い瓦屋根が組み合わさっている奈良県の民家の建築様式。この頃はだんだん見られなくなる中、葺き替え中のお家もあった。(左)

   
イチョウ♀株 幹回り4m近くもある大木だ。 近くの半枝垂れ桜も満開

 
静かな雰囲気の加守神社 明治の神仏分離までは大きい寺院だったそうだ。   3社が祀られている。                 右)ツクシを見つけて

池にはカイツブリ・オオバンもまだいた。ツバメが水面を飛び交っている。
私は今年初めてツバメを見た。

 
二上山ふる里公園で、いつもは見るだけで敬遠していた456段の階段を登り展望台へ。                     右)展望台からの絶景

 
     降りてきた所にアオモジ      公園の桜も見頃 サクラ堪能       

 
大池で休憩 みんなで「北国の春」を合唱  鳥谷口古墳へ。頂上には石槨の中に石棺が見える。

当麻寺を通って当麻駅へ。

今日喝采を受けていたのは石マニアのYさん。
 
川の泥をすくってトレーの中へ入れ、水で泥を流すと・・あら不思議・・赤茶色い金剛砂が現れた。 「砂金も同じ方法で?」「そう。金は比重が重いからもっと楽だよ」「わあ砂金採りに行きた~い」

二上山麓は凝灰岩・サヌカイトなどと共に金剛砂(鉄礬柘榴石てっぱんざくろいし)の産地で、昔は農家の副業として採取されてサンドペーパーの原料にされていたらしい。比重が重いため比重選別法という今日のような方法で集めるという。これをパンニングというらしい。「
今ぶどう畑になっている所も鉱物採取跡とのこと。
鉄礬柘榴石の濃い赤色の透明なものは宝石のガーネットになるということだが、今は人工ガーネットが工業用に製造されているとのこと。 


今日の若手I君もパンニングの手ほどきを受けていた。いただいたサンプル 5㎜ぐらいの粒も混じっている。
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4月2日 手づくりのジジちゃん 本物のジジちゃん

2011年04月02日 | Weblog
娘がフェルティングの小物を作って、手作り市などに出している。

妹に頼まれて愛猫ジジちゃんのストラップを作った。
あまりそっくりで・・写真を撮りまくったという。


    ストラップのジジちゃん

 
どっちがジジちゃん? まあ大きい方が本物に決まってますが・・

友達からもたまに依頼があるそうな。
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4月1日 馬見丘陵公園で同期会 

2011年04月01日 | Weblog
今日から4月。いよいよ本物の春。大阪自然環境市民大学同期会8人が馬見丘陵公園に集まった。

コブシやハクモクレン・サンシュユやトサミズキ・ヒュウガミズキ・ユキヤナギ・ヤブツバキ・アセビ・ボケ・・ソメイヨシノも咲きだし、花の下で広いシートを陣取っている人達もいる。

 
         ハクモクレン                八重のコブシ

 
     ソメイヨシノ 3分咲き?      花も大きく華麗なヨウコウザクラ 

 
       アカシデ                    イヌシデ
何回か来ているけれど初めて気が付いた。幹の違いも教えてもらった。

 
青空にケヤキの新芽が広がってきれい 検索表でチェック「ノジスミレ」に合致

 
お弁当を食べた休憩所のテーブルにカメムシが・・すぐに昆虫図鑑が出てきて「クサギカメムシですね」 右)生まれたばかりのキリギリスの仲間。エ~ット。キリギリスは脱皮するんだったっけ? 帰って調べたら脱皮して大きくなるそうだ。

  
鳥もたくさん見れた。マヒワがいるというので双眼鏡を合わせた。ピンクの花のようなものをつついている。この木は?と見るとクヌギ。 ん?クヌギにピンクの花? 虫こぶじゃないの?
右)枝をひきおろして見た。ピンクの毛むくじゃら。これは?花芽だろうということになったが・・どうも納得できずに調べてみたら・・やっぱり虫こぶ? クヌギハナカイメンフシ?

アオジとマヒワがすぐ近くの木の繁みの前で・・きれい・・ゆっくり見ていると。突然横から野良猫が走り出てきて・・当然鳥は逃げて行った。 その後も低い姿勢で何かを狙っている猫もいた。
猫の犠牲になる小鳥もいるのだろうか?

サクラの木にはメジロやホオジロ、コブシの花を食べているヒヨドリ。ジョウビタキ・ツグミ・シメもじっくり。
池ではコガモ・マガモ(居着いたか?)・ヨシガモ・パン屑をもらうカルガモに混じって空から水面の餌をさらうカラス。鳥のいろんな行動が見れた。

   
   ハナノキも満開

いい時期に晴天の下の公園での集まりで、みなさん喜んで下さった。その後、駅近くで反省会。

いつもと違って今日は一番近い。 家へ帰ってから娘とツクシ取りにいった。
 
ツクシがいっぱい生えてる所を見つけたというので行ってみた。やや時期が遅いものの・しかもやせっぽちだけど背高のっぽのツクシが林立。  曽我川の日暮 二上山の南に沈む夕日 
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