みどりの野原

野原の便り

5月17日 イイギリの花を初めて見た。

2015年05月17日 | Weblog
大坂千里の街中の公園でもいろんな木があって楽しい。

冬場に見るイイギリの赤い房状の実はきれいで好きだ。

今日はイイギリの花を見た。
 
イイギリ雄花序 雄花にはたくさんの雄しべがある。        雌花序 
花弁はなく、ガクが5枚ある。


雌花には膨らんだ子房がある。その根元に細かい粒粒。
これは退化雄しべだそうだ。



葉には2か所(葉柄の元の方と葉の付け根)に 腺点がある。        
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5月16日 うちの庭 これは何?教えてください(トウチクランと判明)

2015年05月16日 | Weblog

忘れられがちの庭の花


もらってからもう10年?20年? とにかくずっと居付いてくれている。
「カグラザサ」といってもらったのだが、検索しても笹が出てくる。
近所の人が本当は「チクヨウラン」だよというので、「ああなるほど。葉が竹ににているからね」と納得して、調べたが出てこない。
これは何と言う植物?  知っている方教えてください。
ランではなくてツユクサの仲間のような・・

トウチクラン(チゴユリ科)と判明 しました。


     サラサウツギ満開


 ハナミョウガ 実が付くといいんだけれど。

白花のヒルザキツキミソウ 

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5月14日 花めぐり 雨でコース変更もあったけど ミカンの花香 クサイチゴ

2015年05月14日 | Weblog
予報通り朝から雨 これじゃお客様も来ないのでは?と心配したが・・
20人あまり参加してくださり、コースは変更したがいい一日になった。
心配していた雨も歩き出した頃には止み、傘をささずに回れたのは本当にラッキーだった。

少し短コースであったがたくさんの植物がみられ、かえってゆっくりと観察できよかった。
草笛で遊んだり、遊びも交えた一日。
参加の皆さんが喜んでくださったのが何より。

ノアザミ ハルジオン モンツキウマゴヤシ アメリカフウロ ヤワゲフウロ
スイカズラ ヤマボウシ ウツギ  ・・・たくさんの春の草花があった。

 
           雌花            雄花
カキノキは雌雄同株だが、この辺りの果樹園ではほとんどが実を結ぶ雌花ばかりが付く。
公園のところに雄の花を見てもらうことができた。

 
今日のメインは「ミカンの香り」ではなかったかと思う。
今の季節限定のおもてなし。
白くきりっと引きしまった花も好き。 雌しべの元にはミカンになる子房が見える。

 
もうひとつのおもてなし?は「クサイチゴ」
ちょうど実の時期で一つずつは味見もしていただけた。
食べる前にちょっと見てみよう。普段食べているイチゴとはどこが違うかな?。


お昼に作った草花ハガキ 思い思いの作品ができた。
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5月11日 野遊び

2015年05月11日 | Weblog
草笛 草相撲 クズの葉テッポウ ススキの矢 など 懐かしい遊びをしながら公園を巡る。

      クローバーのネックレス   

 
       シュロのカタツムリ      バッタも久しぶりに作った。

 
ハランの花を見つけたので切ってみた。       誰が受粉するのか?


途中で、餌を捕まえたトンボが友達の手の上でむしゃむしゃと・・完食してから飛び立った。

 
         コムギ              オオムギ を比べてみる。
今は近くで麦を作っておられるところはない。私もやったが、コムギをガムのように噛んだ経験のある人もいた。
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5月10日 花の文化園 えぼしがた公園

2015年05月10日 | Weblog
何十年も前に行ったきりで、花壇の印象しかなかったが、いろいろな木本・草本が見られた。
 
    デルフィニウム     エキウムウィルドプレッティ など豪華な花

 
黄色いボタン ゴールデンボール         カラタネオガタマ

ユリノキは花が見られたが、ハンカチノキは終わり、ヒトツバタゴも落花 

温室では
 
            ホヤ              ミッキーマウスノキ 
ウツボカズラやホクシア

    ベンガルヤハズカズラ
花や実はなかったが、ロウソクノキ イランイランなどの木もあった。

ゆっくり時間をかければもっといろいろ見れただろう。
案内ボランティアも充実していそう。

えぼしがた公園への途中で

イヌビワに果のうがついていたので切ってみると・・

黒いものが・・よく見ると動いている。これがイヌビワコバチ?

えぼしがた公園

えぼしがた城跡へ。古墳もある。

 
ウグイスカグラの仲間 赤い実ひとつ        コツクバネウツギ満開


展望台からもいい眺め PLの塔しかわからないけれど。


      ヒメジャノメ?
周遊コースを回って山を降りる。

 
河内長野駅近くの長野神社のクスノキ    吉年邸のクスノキ(河内長野市天然記念物)
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5月9日 高天(たかま)山野草園~橋本院 シャク 初めて見たバイモの果実

2015年05月09日 | Weblog
バス停から山に向かって上る。
 
高天彦神社への山道はシャクだらけ。   林床にも一面に。
花の咲いてない頃ヤブジラミか?ぐらいで通り過ぎていたものは全部シャクのようだ。
こんなにたくさんあるとは思わなかった。

高天山野草園

山をベースにいろいろと山野草を植え付けておられる。

 
今の時期は何と言ってもエビネ 特にキエビネが林床一面に咲いていた。
                 右)ツツジの仲間もいろいろと

 
          クリンソウ                 オオデマリ

「バイモ(アミガサユリ)の実 見た?」 見逃していたので見に行った。

初めて実を見た。 花からは想像できないおもしろい形 どう形容する?

モッコウバラ ムサシアブミ ウラシマソウ 他多種の山野草が見られる。
今から咲くものも多い。

山野草園を出て途中の植物も見ながら橋本院へ。
 

     マルバウツギ

橋本院も花の寺として知られる。

 
      オオヤマレンゲ          受け咲きオオヤマレンゲ

                   ハクウンボクも見事            これはナツロウバイとか。
花や葉はロウバイの仲間とは思えないが、実を見て納得。


ハンカチノキはほぼ終わっていた。 下に落ちていた白いハンカチ1枚
ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)やチョウジソウ タニウツギ ヒメウツギなども咲いていた。

違う道をバス停まで下る。

 
      マツヨイグサ         コマツヨイグサ

少し藪の方に入ると

 
   ツルウメモドキ(雄花)       マタタビ(ツボミ)葉も白くなっていた。

 
ケヤキに付いていたオトシブミの揺籃
うまく作ってあるのに感心する。講習会が開かれるわけでもないのに、みんな同じ巻き方 不思議だ。

 
ひとつほどいてみる。最初に葉を半分に畳み、さらに先端からくるくると巻いてある。
ほどいていって最後の最後、葉の尖った先端部をほどいたら、黄色い卵がひとつ産みつけてあった。

 
山麓の田んぼ 水を称えた田んぼにはカルガモが来ていた。
                     右)水の栓があけられ、水が入りかけた田んぼ。
この辺の田んぼの水源は山の中にあるらしい。おいしいお米がとれることだろう。
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5月8日 大坂城落城 秀頼・淀君自刃 &難波宮跡

2015年05月08日 | Weblog
400年前の今日 5月8日に、大阪夏の陣で大坂城が落城。秀頼・淀君が自刃した。
この日に合わせての史跡めぐりの会に参加した。

大坂城
先ず大坂の由来を聞く。
昔、河内湾 河内潟 河内湖と呼ばれたこの一帯は水湿地で、それに対して、台地に向かう坂が大坂。坂を登ったところにできた城・・というような意味で大坂城  
大阪の字が使われたのは明治以降とのこと。

そして、いまある大阪城は秀吉が建てた大坂城ではなく、昭和6年に作られた鉄筋コンクリート造りの3代目のものとの説明があった。

秀吉の初代の大坂城は天正13年(1585)~慶長20年(1615)に完成した。天守閣は天正13年(1585)完成
その後、秀吉が没し、関ヶ原の戦いの後、大坂冬の陣(1614)
その講和後、外堀が埋められ、大坂夏の陣(1615)に至る。
大坂夏の陣で初代大坂城は焼けてなくなり、豊臣家も滅びた。
その後、徳川幕府が大坂を直轄地にし、大坂城を再建する(これが2代目大坂城天守閣 1626完成)
それは初代の大坂城の地盤をすべて覆い尽くしかさ上げした地盤の上に作られた。
2台目の天守閣は39年後に焼失。他の建物も戊辰戦争の時の火災で焼失する。
そして、昭和6年(1931)今の大阪城3代目天守閣が完成
第2次世界大戦の空襲によって被害もあったが修理・また整備されている。

今、秀吉が築いた初代大坂城の石垣を掘り起こし公開しようという動きがあるそうだ。


 現在の 3代目大阪城天守閣

青屋門から極楽橋を渡り本丸~ミュージアムとなっている天守閣へ入館

 
大阪城天守閣はエレベーターで8階まで登り周りを展望。
各階の展示を見ながら下った。

大坂夏の陣の様子をジオラマで再現したもの。
大坂夏の陣図屏風から各場面を抜き出し解説してくれるものがおもしろかった。

 
この屏風図には5071人の人物 348頭の馬などが描かれているそうで、特定できる人物もいるらしい。生々しい戦いの様子が描かれている。

自筆の書状などの展示では実在した人として感じることができた。

天守閣を見学してもらった記念のカード 
 
           左)表            右)裏 400年前の今日 大坂城は落城

 
     桜門桝形の巨石               小豆島から運ばれた残念石
大坂城修復のために切りだされながら使われなかった石。小豆島青年会議所が創立10周年記念事業として、大阪青年会議所と共同で、この石を当時を再現した方法で運び入れたもの。
先日、小豆島の残石公園へ行った時、その話を聞いていたので、今日話がつながった。
多聞櫓を出て大坂を下る。古代は坂の下まで海であったというが信じられない。
  
午後は難波の宮跡と大阪歴史博物館を見学

大阪歴史博物館・隣のNHKビルのあるあたりを含めて難波宮の建物跡や倉庫群の跡があり、史跡公園になっている。

大阪歴史博物館に入る。
班に分かれ、ボランティアさんの説明を受ける。
発掘の結果、飛鳥時代の前期難波宮と奈良時代の後期難波宮の2つの宮跡があることがわかった。
前期難波宮は7世紀中頃 孝徳天皇によって造られた「難波宮長柄豊碕宮」と考えられ、屋根は板葺 掘立柱の建物 
後期難波宮は8世紀前半に聖武天皇によって造られた。内裏以外の建物は礎石建物で瓦葺き。


足元の床に並ぶ○は柱跡を示している。太さと並び方によって、倉庫・管理棟・塀の跡とわかるという。直径50cmの柱が20本(5本×4本)並んでいるものは管理棟  同じく直径50cmの柱が20本(5本×4本)間隔が狭いのが倉庫 直径30cmの柱穴が一直線上に並んでいるのが倉庫を囲む塀 とのこと。
赤い丸は前期難波宮 黒い○は後期難波宮を表している。

 
地下に入って柱跡を示す光の柱を見る。(床の○と対応した地下遺構)
パイプルーフ構造というやり方で、この土の下に実際の柱跡が保存されている。


     倉庫群や塀の模型
その後10階へ登り、難波宮について見学

 
    前期難波宮 復元模型             後期難波宮復元模型    


10階から難波宮跡公園を見降ろす。



帰りに宮跡公園で大極殿跡にも立った。
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5月7日 失敗 2時間のウォーキング

2015年05月07日 | Weblog
手帳に日にちを書き間違えて・・誰もいないところに集合。
仕方ないから2時間歩いた。

 
         アメリカフウロ           レンゲも種に。

  
      イヌムギは花盛り       スイカズラ 金銀が入り混じる。

 
        タンポポの綿毛         ブタナの綿毛

 
マンションの横の側溝にカワヂシャがいっぱい。   
                 右)端の方に遠慮がちにオオカワヂシャ

 
      ノミノツヅリ

 
     クローバーにベニシジミ       タンポポにヒメウラナミシジミ

 
孵ったばかりのヒラタアブの仲間 横に脱ぎ捨てた殻がある。
                     右)イヌムギにウズラカメムシ 

歩けば歩いただけの事はある。 
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5月5日 薬猟り(くすりがり)の里

2015年05月05日 | Weblog
薬猟りの里を巡るハイキング

ボランティアさんによる定点案内があり、ポイント毎にくれる薬草カードを集めるらしい。

壺阪山駅から出発
最初の説明は着いたら終わっていた。

森カシ谷遺跡は大型の建物跡が発見されていて、飛鳥を守る砦とか、飛鳥や藤原京からの逃亡を監視する関所のようなものだったらしい。

この辺りは、大和と紀伊を結ぶ古代の官道「紀路」・近世には「中街道」・また「高野街道」と呼ばれる交通の要所。
市尾墓山古墳や市尾宮塚古墳などが近くにある。(今日は立ち寄らず)

波多甕井神社(はたみかいじんじゃ)

 
階段を登り神社へ。高取町唯一の式内大社だそうだ。
この辺りは高台で、水にはこ恵まれなかったが、神社の近くに大師の井戸」と呼ばれる井戸があり清水が湧き出ているという。
ここは前に子どもと来たことがある。
それが甕井神社の名の由来。
この井戸は今も地域の人々の飲料水になっているという。

そして、この周辺で宮廷行事として鹿の若角や薬草の採取が行われていたという日本書紀の記述があるらしい。冠位12階の位に従って服の色、冠の色を整え、かんざしを挿した正装で参加したという。ずいぶんかしこまった薬猟りだ。

「ここから山を越えられますか?」とお世話係の方に尋ねてみた。
「やめておいた方がいいです」との答え。

実は前にここまでは来たことがある。(h26.09.29ブログ)
神社から奥へ行き、山を越えようとしてあわや遭難の危うい目にあったのだった。

少し戻って、近くの羽内遺跡(ほうちいせき)へ行く。

 
ここに道路をつける際に大型の建物跡(羽内遺跡)が発見されたという。
推古天皇の行宮との説もあるらしいが空き地が広がっているだけ。

ここから町中へ戻る旧道は気持ちのいい道だった。

 
        ウマノスズクサ       タツナミソウ

 
         旧道           地蔵堂    


薬の神様 神農さんを祀る薬祖大神。 右隣は土佐恵比寿

夢創館裏の薬資料館へ

    蔵が資料館

 
薬の歴史や製薬の道具・売薬のトランクなど展示されていた。
         昔もらったような・・懐かしいお土産の紙風船

12時 ここが今日のハイキングの終点
7キロほどの距離を3時間弱で。ゆっくり歩きの私にはペースがちょっと忙しかったが。


ポイントでもらった薬草カードを見せてお土産の置き薬をもらった。
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5月4日 里山あそび広場

2015年05月04日 | Weblog
里山遊び広場2日目(3日間の中日)

 
こいのぼりが泳ぐ芝生広場 たくさんのテントが立ち並んだ。

自然サークルのコーナー

 
              春の七草と草花展示
「よく見るけど名前は知らないわ」と言う人 「これがナズナ?」「七草がゆお店で買って作りました」 「春の七草知ってる?」子どもに聞くと「セリナズナゴギョウハコベラ・・・」 すらすらと。2年生で習うらしい。「どれかわかる?」「う~~ん。」
クワの展示に「昔、カイコを育てたことがあります」「葉っぱは取りに行かれたんですか?」「町なので文房具屋に売ってましたよ」「へえ~文房具屋で?」
「ハコベをすって・・」「小鳥のえさですか?」「子どもに食べさせました」
いろんなお話が聞ける。


展示の草花にもチョウやアブの仲間 クマバチなどが来た。

その他にカブトの折り紙 笹舟も。
 
タライに入れたカエルが人気 トノサマガエルにヌマガエル  
         右)笹船に乗せたり・・トノサマガエルは重すぎる。


笹船はそばの水路に浮かべたり。

丸太切りや竹馬 コマ回し クラフト 鳥の凧 俳句作り ハーブティ 干支土鈴の絵付・・他の出し物もいろいろあったが・・
 
          古代衣装を着た子供の可愛いこと。
終わり近くに雨が降ってきたが、無事2日目終了。
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