みどりの野原

野原の便り

9月16日 こんなところに!(オオバクサフジ・シマニシキソウ・タコノアシ) 水田雑草(アブノメ・アメリカキカシグサ) ゴキヅル シロバナサクラタデ

2018年09月16日 | Weblog

御所周辺 色々観察した中で・・

こんなところに・・①②③


①オオバクサフジ 私は金剛山の林道ぐらいしか見ていなかったが、ナヨクサフジが繁るような堤防で群生していてびっくり。
花も大きくあでやか、葉も大きい。

 
②タコノアシ 道路わきの草むらの中にあった。休耕田や湿地で見るので、こんなところに?と思ったが・・
後は斜面で、水がしみ出して生育条件は十分なようだった。
                右)ちょうど花が咲いていた。雄しべや子房も見えた。

 
③南の島などではよく見られるシマニシキソウ。
県内でも少し見たことはあるが、この辺では道端、畦などに普通にあってびっくり。

その他

 
ニガカシュウが空き地に繁茂。巻き付いて高く登り、上の方に雄花序らしいものが見えた。
雄花は前に見たことがある。雌花が見たい。

水田雑草
アブノメ・ミズマツバ・小さすぎて目にとまりません。

 
アブノメ(抜いたものを写真を撮った)果実をアブの目にたとえたのが名の由来だとか。
     右)丸い果実 これがアブの目? これは無柄なので閉鎖花の果実のようだ。

 
アメリカキカシグサと教えてもらった。 小さい花が咲いていた。(切り取って拡大)

 
ゴキヅル 今咲いているのは雄花。大好きな花なのに忘れていた。
                     右)シロバナサクラタデ


 ツルマメ ダイズの原種といわれる。 
ヤブマメはもう少し花期が遅いのか、今年はまだ花を見ていない。もうそろそろか?

 
コウゾとのこと。コウゾはヒメコウゾとカジノキの交配種といわれる。
ヒメコウゾとの見分けがよくわからない。葉柄がコウゾの方が長いと書いているものもある。
           右)サイカチの木に捻じれた果実がたくさん付いていた。

川の中で、ササバモとホザキノフサモを見た。

 
ホザキノフサモ 水から出してみないと形がわからない。繊細な葉  右)水中のササバモ

こんな狛犬は初めて見た。 

 
八幡神社の狛犬 左)玉に両方の前脚を乗せている吽像 右)前脚で子を抱きかかえている阿像

 
鴨都波神社の狛犬。どちらも阿像?口を開けている。それに両方ともりっぱな鳩胸。

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9月14日 飛鳥を歩く 白いツユクサ ヤブツルアズキとヒメクズ ヒレタゴボウ チョウジタデ ホシアサガオ マルバアメリカアサガオ

2018年09月14日 | Weblog

飛鳥の野原を散歩

 
マルバアメリカアサガオ 木陰に咲き残っていた。  ホシアサガオ

 
     マルバルコウ          ヒガンバナが咲き出した。
 
アレチヌスビトハギ 左の花は受粉前の花 右の花は受粉済み。  
                 右)雑草の中にヒメミカンソウがあった。 

 
  ヒレタゴボウ(アメリカミズキンバイ) 一面にまっ黄色の休耕田

 
    ネコハギ           スズメウリ 果実もできていた。
 
真っ白のツユクサがひと群れ。薄色のツユクサもあった。
               右)マルバツユクサ 果樹園付近に多かった。
 
ヤブツルアズキ 花の構造はアズキに似る。 アズキと似た形の果実がついている。
これを改良したのがアズキといわれている(らしい)ので、アズキが似ているということか。

 
ヒメクズ ヤブツルアズキのように竜骨弁がぐるりと曲がっている。
         右)カラムシの雌花(茎の上部)と雄花(下部)がわかりやすい。

 
ノブドウに付いていたのはコスズメの幼虫か? 
                右)カラスビシャクにセスジスズメの幼虫
どちらも、大きく育つとグロテスクになるが、まだごく弱齢で可愛い。

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9月13日 ノササゲ フユイチゴ ヤマミズ イタドリ ノブドウ虫こぶ など

2018年09月13日 | Weblog

台風や地震、自然の驚異を見せつけられた先週。
おかげさまで被害はなく、身を潜めていたが、とばっちりが我が身にも降りかかったのだったが・・。
仕方がない。

今日は気晴らしにちょっと歩いてきた。

行ったあたりは小枝が散乱していたり木が倒れているところもあったが、歩くのに支障はない。

出会った花

 
   ノササゲが満開だった。        早くもフユイチゴ 

 
   シシウドあちこちに。           コアカソ

 
目立たないが花盛り?果実?ヤマミズ   ヤマトキホコリも花を付けていた。

 
   イタドリの雄花            イタドリ 雌花
花が小さくて細部の写真が撮りにくい。

 
ノブドウ たくさんの果実 虫こぶが目立つ。 切ってみたら・・いた!

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9月12日 マルバツユクサ &うちの庭 ヘメロカリス ヒガンバナつぼみ

2018年09月12日 | Weblog

川の水位が上昇してあふれそうな時に水を流れ込ませて洪水を防ぐために造られた緑地体育館の遊水池 
昨年(2017)の台風21号では遊水地の機能が発揮され、洪水には至らなかった。


その斜面に今、マルバツユクサが一所こんもりと繁っている。
このあたりではマルバツユクサは見かけない。
思うに、水が流れ込んだ時に上流から流れてきたものかもしれない。

ある年はヒメブタナがたくさん生えたかと思えば次の年にはなくなったり、変化がある。
しょっちゅう草が刈られるせいもある。
このマルバツユクサはここに居着くのか?今年限りか?

うちの庭


ニッコウキスゲといってもらってだいぶ経つ。ニッコウキスゲとは思えないのでヘメロカリスとしておく。


ヒガンバナの拾った球根を植えて何年か?
本数が少しずつ増えている。もう間もなく咲くだろう。



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9月9日 柿渋染め

2018年09月09日 | Weblog

日の空いた時にあったイベントに参加した。

柿渋というと一貫貼りに使う液を想像するが、今日は渋柿を使うという。


おろし金で青い渋柿をすりおろす。
全面に大きい模様を入れたかったので柿1個では足りないのではないかと思ったが、すりおろしてみると意外にジューシー。
それをガーゼで漉した生柿渋液に筆を浸して、手ぬぐいに模様を付ける。 このあたり写真なし。(描くのに必死・・)


描けたら外で干す。この時点では白い手ぬぐいに薄い黄緑の模様で目立たず。


乾いたら消石灰(媒染剤)を溶いた水の中で揺らしていると、たちまち茶色い色に変色。手品みたい!
10分ほど石灰駅の中でゆらゆらさせる。

その後、水でゆすいで石灰を落とす。
 
参加者の作品が並ぶと壮観! 可愛い動物柄を付けた人・渦巻き模様・絞り染め・思い思いの柄がどれもきれい。
みんな傑作の中、もちろん我が子は一番かわいい。 右)私の大きい輪の模様
太くしようとたっぷり液を付けたら滲む。これもやってみて初めて分かること。
それが体験ということね。

ほぼ乾いたので持ち帰り、水洗いすれば完成。

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9月8日 タコノアシ 悲喜こもごも 絶滅&新群生地

2018年09月08日 | Weblog

うっとおしいが降ってないので、久しぶりにタコノアシを見に出かけた。

田んぼの縁の植物

 
    チョウジタデ              ヒレタゴボウ

 
  ホソバヒメミソハギ         ツルマメ
他にもミソハギ・タマガヤツリ・キカシグサ・ヒデリコ・クサネムなどの水田雑草。

 
 スクミリンゴガイ 動きは早い。       イヌドクサ


今まで見なかったところで数本のタコノアシを息子が見つけた。ここでは初めて見る。
案外どこでもあるのかもしれない・・手前はぬかるんで近づけない。

そして、前にすごい群生を目にしてから、毎年見に来ているところは・・


年々少なくなっていたが、今年は休耕田1面がきれいに草刈りされて・・
一番の群生地はついに絶滅したか? がっかり。
地面も乾燥していて、これもタコノアシが消えた原因の1つかも。
その上、恐れていた宅地化が進んできそうな雰囲気。
休耕田に接するところに家が建ちそう。


「あの辺にありそう」という息子に先導されて、ちょっと奥まった休耕田へ。
セイタカアワダチソウが繁っている縁に、あった!

 
前の群生地に比べると少ないが、まあまあの数があった。 倒れていたタコノアシ

息子は門前の何とかやら・・で、ありそうなところの感が働くらしく、今日はすっかりお株を奪われた形。

ここもいつどうなるかわからないが、少しは希望がつなげた。

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9月7日 唐古・鍵遺跡史跡公園 (不確かなところ ごめん) 

2018年09月07日 | Weblog

石見駅から歩く。
T字の多い迷路のような道をジグザグ・・

 
地蔵堂 昔はこの辺りは両側竹藪で薄暗く、夜にここを通ると「負うてくれ」と地蔵さんがおぶさってきたということから、「おうてくれじぞう」と言われたらしい。今では昔話が想像できないような開けた場所だ。
  右)今里橋から寺川 大和川を利用した物流が盛んになった慶長年間以降、この辺りに「今里の浜」といわれる船着き場があり、水量の多い春と秋、塩や肥料の干し鰯や油かすなどが運ばれ、秋には下り船で米や雑穀・綿花などが運ばれたという。
荷上場や土蔵。船問屋が立ち並んでいたそうな。改修で昔の面影はない。


杵築神社のエノキの大木に藁で作った蛇が巻き付けられている。
豊作と祈雨・男の子の成人を祝う行事だそうだ。蛇は村を練り歩いた後、エノキに巻き付けられる。



「道の駅 レスティ唐古・鍵」 はじめて来たが、通り抜け・・またゆっくり来たい。

唐古・鍵遺跡
近畿でも最大級の弥生時代の環濠集落の跡
1901(明治34年)に紹介され、以後発掘調査が続いているが、まだまだ未調査の部分があるらしい。

「唐古・鍵遺跡 史跡公園」は今年オープンしたばかり。
ボランティアガイドさんの案内で歩く。

 
    広い史跡公園            復元された多重環濠
ムラの周りには何重にも環濠が掘られていて、村を洪水や外敵から守っていた。
幅8m・深さ2mもあるものもあったらしい。
説明によると、早い時代に作られたものはV字で深く、防御の目的が強かったが、後にはU字で浅くなっているものもあるとのこと。
また、排水溝も多数造られたらしい。


広場の南の方に、発掘で見つかった柱穴をもとに復元された大型建物跡がある。 
見つかった柱は直径83㎝もあるケヤキ材だとか。
これは、高床式の大型倉庫ではないかと言われている。 
井戸跡を示す丸い枠、木器の貯蔵穴などを示すものもあった。木製器具は水の中で保存したとか。
広場には3か所の住居跡があったらしい。 

唐古池の周囲を回る。
「唐古池」は江戸時代に作られた農業用ため池。微高地に作られ、周辺の田んぼに水を供給している。
国道24号を作る際、池底の土を使った。
その時の調査で大量の土器・石器とともに木製の農具が出土し、弥生時代に稲作が行われていたことがわかった。
田んぼの規模は小さかったようだが、「弥生時代の水田跡」というものは見つかっていないという。

 
出土した土器片の絵をもとに復元された楼閣 どこにあったかなどはわかっていないらしい。
池の周囲には桜が植えられ春には花見に良さそう。池の反対側から見た楼閣

「遺構展示情報館」は史跡公園とともにh30年4月にオープン

 
大型建物の柱穴から見つかった、直径83㎝のケヤキの柱 運ぶための穴が空いている。 
                     右)復元された柱穴

「唐古・鍵考古学ミュージアム」へ

午後からは、ボランティアガイドさんの説明付きで、館内の展示を見る。 

遺跡から出土した数々の石器・土器・木製品・鋳造銅鐸などが展示されている。

 
   楼閣を描いた土器片  自然にできた褐鉄鋼の中にヒスイの勾玉が収められて溝の中に埋められていたとか。??
固いヒスイをどうやって削り、穴を開けたのか?


土器の色・形・模様も様々。一般的な模様の他、祭り紋と言われる模様も。今も再現が難しいものもあるとか。

 
木製の農具やコメのモミを搗いて取る杵と臼のような木製品 写真で分かりにくいが臼は複雑なデザイン。
  右)しゃもじのようなものやまだ未完成の杓子のようなもの。1本の木から削り出している。
石斧や金属を使って、根気よく削っていったのだろうな。

編み物や織物が発達してきて、衣服にするには針が要る。


鹿の角から作ったという針 ちゃんと針穴も開いている。弥生人はすごい技術を持っていたようだ。

この後「勾玉づくり」をした。
飛鳥でも作ったことがあるが、トレーの中で板を利用してサンドペーパーで削るのは粉が飛び散らないので良い。


細かいペーパー 水ペーパーで仕上げ、フェルトでこすってぴかぴかの勾玉ができた。
穴はあけてくれてあり手間いらずで完成。

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9月6日 ナンバンギセル ガガイモ ヤマボウシ

2018年09月06日 | Weblog

 
ナンバンギセル もう咲き終わったものもあったが、今年初めて見た。


  ガガイモが咲き出した。

 
ヤマボウシ 赤く熟した果実が付いていた。  落ちているものもある。


カクレミノ たくさんの果実が付いていた。

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9月3日 貝殻工作

2018年09月03日 | Weblog

海に行った時、拾い集めてビンに入れてあった小さいタカラガイなどを使うべく持って行った。

会場には、海岸に拾いに行ってくださったというたくさんの大小の貝殻が準備されていた。

さっそく皆さんは大物作品つくりに取り掛かる。

片や、私はたくさんの小さいタカラガイ等の小貝を使うために、小物づくり。

 
台にタカラガイを貼り付けた「ブローチ」。 アワビ貝の縁に小貝を貼り付けて、これは「植木鉢」に。
チマチマと、持って行った小貝を消費。どちらも実用。植木鉢には苔玉か多肉植物でも植えようか・・
それだけでは何なので?わけのわからない「謎の生物」も作った。
アイデアのないこと甚だしい・・
          右)皆さんは迫力のある大きい芸術作品を作られていましたよ。

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9月2日 河内長野 寺ヶ池公園 メリケンムグラ ヒメユズリハ

2018年09月02日 | Weblog

はじめて来た「寺ヶ池」
江戸時代に作られた溜池で、石川から8キロもの長い用水路で水を引き入れているという。
周辺は公園や運動施設など整備され、池の周辺を歩く遊歩道ではいろんな木が植栽され、楽しめる。

 
     寺ヶ池          堤防にはメリケンムグラが広がっていた。

 
  カラスウリ まだ緑色       ヒメユズリハ 果実があった。


実をつけたイチョウの木の下にはまだちょっと若いギンナンがたくさん落ちていた。


広場で準備してくださったカルタで3班にわかれてエキサイト。
1位・2位にはクッキーの賞品がでた。私は残念。
ところどころに健康遊具などもあり静かな寺ヶ池公園。
今までに比べれば涼しく歩きやすかった。

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