みどりの野原

野原の便り

12月17日 鹿児島の旅 2日目ー① 轟の滝 塚崎の大楠 大根やぐら 滝巡り(長次郎の滝 小滝 大滝 虹の吊橋)

2022年12月17日 | Weblog

8:55鹿児島 志布志港に到着。
残念ながら、予報通りの雨模様。


めげずに、レンタカーで出発。


荒瀬川 ここから少し上流にある滝を目指して歩く。
足元が悪い。


山道にナギ


フウトウカズラ


並ぶ石塔のそばのクスノキにはオオタニワタリが着生
暖地に来た実感。


轟の滝 落差6m 幅30m 
3段になっているらしいが見えるのは2段
妖怪 「一反木綿」のふるさととして知られているという。


肝付町歴史民俗資料館の表示を見て立ち寄る。


民俗資料の展示


近くにある「塚崎古墳群」に関する展示などを見る。
4世紀~5世紀にかけて造られた古墳群 
前方後円墳や円墳があるそうで、纏向古墳と同形の古墳もあるらしい。

そして、めっけもん は・・駐車場に写真があった「塚崎の大楠」
すぐ近いというので行ってみる。

車で少し行って駐車。木立を入ると・・


塚崎の大楠 塚崎古墳1号墳の上にそびえる。すご~い! 
周囲を回れるようになっている。


樹齢1200年以上の巨樹  貫禄。


大きな洞ができている。


これは今年9月の台風の接近の時に折れた大枝。
枝とも言えないぐらいの太さ。


正面には鳥居があった。
素晴らしい樹に出会って感激。

周りにあった木


ホソバタブ(と思う)


これは何でしょうか?
3出複葉 対生 全縁 こんもり繁っていた。

走行途中に、あれは何だ?


見慣れない光景。近くの公園(宿利原農業公園)に駐車する。



これは「大根やぐら」という、大根を寒干しするためのものとわかる。
この辺りはシラス台地で大根栽培に適しているそうだ。
2週間ほど寒干しして乾燥させ、漬物用として出荷されるとのこと。
この辺の冬の風物詩で、12月24日には「大根やぐらライトアップ」のイベントもあるらしい。

近寄ってみると、片方は乾燥してしわしわ。もう片方はまだ干されて日が浅そうだった。
こんな高い所にどうやって干すのか。干しているところを見たいものだ。

京都八幡市の禅宗道場・円福寺では約800本の大根を毎年イチョウの大木に吊るして干すという。
大根の干し方、いろいろあるんですね。

神川大滝公園へ。
神ノ川水系には多くの滝があり。神川7滝と言われている。


長次郎の滝 錦江町神ノ川支流にかかる。


小滝 神ノ川にかかる落差30mの滝 
横に螺旋階段 後で登ることになる。

ここから奥へ進む。


神川大滝 すばらしい! 滝壺も立派。
落差25m 幅30m 左右にも小さい流れが見える。
水煙が立ち上っていた。


神川大滝から上を見ると吊橋が見えた。 
どこから行くのやろう? さっきの螺旋階段からかな? 
戻って行ってみることにする。


天狗階段と名付けられた螺旋階段


ネットによると、151段あるとか。
途中からはさっき見た小滝がすぐ横に見えた。
雨の後で、踊り場が水たまりになっているのには困った。
なんとかクリアして登りきる。


そこからは山道と階段道が続く。
こんなところで山登りするとは思わなかった。


「虹の吊橋」に到着。高さ68m 橋長120m 幅2m
標高105m


目の下には、さっき行った神川大滝。滝の上部も見えた。


反対側の下には茶屋が見える。

さて、橋を渡るとどこへ行くのか?
時間があれば歩いてみたいところだが、また螺旋階段を引き返して駐車場所に戻る。


近くにあった草の実(ひっつきむし)何かな?

13:30出発。 長くなるので②に続く。

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12月16日 鹿児島の旅 フェリー さんふらわー さつま

2022年12月16日 | Weblog

娘から鹿児島の旅のお誘い。
久々の遠出。久々の2人旅です。

娘の都合で、行き帰りフェリー泊 鹿児島1泊の旅になる。
私の希望もいっぱい言っておいた。どこへ行けるか?楽しみ。


さんふらわー さつま(大阪ー志布志)に乗船
乗船手続きには 検温・コロナワクチンの証明書と身分証明書が必要だ。

荷物を置いてデッキへ。







17:55出航 フェリーが離岸。


青いライトを振ってお見送りしてくれる。行ってきま~す。

少しバックしてからぐるりと回転して外洋(太平洋)へ。


今日の「宿」スーペリア レディースルーム
個室でバストイレ付 快適です。


吹き抜けの螺旋階段


レストランでバイキングメニューのお食事。 
デザートは別腹 ケーキには可愛いサンタクロスが乗っていた。

展望大浴場はゆったり気持ちよかった。
昼間なら海上の景色が見えたはずだ。

明日の天気はどうかな?

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12月15日 橿原神宮周辺 

2022年12月15日 | Weblog

今日の会は今日が今年最後。半日だけ参加した。

遊歩道にはどんぐりがいっぱい落ちている。
これはアラカシ・これはシラカシ・ウバメガシ・これはスダジイだね・・


大きいイチイガシのどんぐり 
あまりの立派さにまた連れて帰った。

クロガネモチやモチノキの果実、葉や実を見ながら歩く。


イヌセンブリはもう花は終わっていた。
もう12月も半ばだものね。


橿原神宮 拝殿前の絵馬 来年は卯歳


二の鳥居 正月準備の提灯 取り付けはまだ途中。

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12月11日 下市町 旭湯(閉湯)見学 すばらしい!

2022年12月11日 | Weblog

11月初め、ハイキングで前を通りかかり、よさげな「感」がした。
すでに廃業されていると聞いた。
ボランティアさんに教えてもらった連絡先に妹が連絡を取ってくれ今日の見学が実現した。

子どもの頃、自宅に風呂ができるまでは近くの銭湯に行っていた。
なつかしい思い出もある。
町の銭湯は年々少なくなっている。


煙突が見えた。


「旭湯」さん 2020年9月に閉湯された。
暖簾がかかってないのが淋しい外観。
奥様が迎えてくださった。


千鳥破風の上部に亀の瓦


中へ入る。 ん? 
目ざとく傘立ての向こうに見つけたのは・・


鮮やかなタイル絵。お~~。


木製の鍵?のついた下駄箱 これはたまに見かけますね。

ここは男湯のようだ。


男湯の脱衣室 重厚な感じの更衣ロッカーがたくさん並ぶ。
営業中はいかに客が多かったがわかる。
ロッカーの漢数字は書いてあるだけではなく彫りが入った重厚なもの。
神棚もあった(右上)


反対側にもロッカー その手前には荷物秤のような大きい体重計。
壊れているらしいが120キロまで測れる。
奥に小さい手洗い場。


男湯 入口 
手前の棚には洗面器やシャンプーなど。常連客の入浴グッズか?
「こんにちわ~」と今にもお客さんが入ってきそう。


男湯の洗い場 いつでも入れそう。
床も壁もいろんな柄のタイルがびっしり。


浴槽


浴室奥の壁一面にあったのは・・
極小のモザイクタイルで描いたタイル絵 すご~い。
絵を描いたのは見かけるが、全面タイル。凝ってる~。
これは昭和30年代の改修工事の時のもの(と聞いた気がする)


タイル絵 一部拡大 


新しい感じの番台 向こう側の女湯へ。

女湯の脱衣室は、荷物が置かれたり雑然としていたが・・


赤ちゃんの着替え用の仕切りのある木のベッド(手前)があった。


浴室の洗い場は男湯と同じような造り。
鏡にはそれぞれに商店や会社の広告がきれいに残っていた。(男湯も)

旭湯の創業は大正14年(1925)
途中1度、昭和30年代?大規模な改修もされたようだが、大正創業当時のものも多く、しかもきれいな状態で残っている。

燃料は木材のおがくずを使用、製材所の減少で入手も年々しにくくはなってきたよう。
水の問題で少しの間休業されたこともあったが、それも切り抜けて営業を続けてこられた。
今回、釜が故障し、修理には莫大な費用がかかり、続行は無理と判断され、2020年9月に閉湯されたそう。

「まだまだ続けたかったんですけどねえ」奥さまも残念そう。

いつまでも残っていてほしい。これらが壊されたり朽ちていくのは忍びない。
どうにかできないのか・・。
銭湯内部や雰囲気を壊さない活用法とか・・。
私にはそんな力もないけれど・・どなたか良い案はありませんか~。

想像以上に立派な銭湯だった。
またタイル好きの娘と一緒に来よう。

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12月10日 馬見丘陵公園 バン マガモ 逆立ち給餌 エンジュ ネムノキ 種子

2022年12月10日 | Weblog

馬見丘陵公園へ。今日は池辺駅から。
少し歩いて皆さんに追いつく。


ハボタン 地面に植えるだけじゃなく、こんな植え方すてきです。


クスノキ 果実が目立つ。


葉が落ちて果実が残るムクノキ


ネムノキ 枯れた果実 散布はもう少し先なのかな?


落ちていたネムノキの果実からメンバーが種子を取り出した。
種子は初めて見た。
薄っぺらい果実なので、種子もぺたんこ。中央をつぶしたような形。


秋の中を歩く。


池に出た。


ナツハゼ 橋の下から生えていた。


コブクザクラ 樹名板があり。
花がたくさんついていたが、あまり目立たない。


ラクウショウ 紅葉して落葉する針葉樹。


茂みの奥にいたのが、泳ぎ出した。バンだ。


逆立ち給餌 この姿だけではわからないが、マガモだ。
潜れないので水中に頭を突っ込んで水草をたべているようです。


エンジュの果実はすっかり萎んでいた。

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12月9日 安濃川 ミヤコドリなど

2022年12月09日 | Weblog

久しぶりの安濃川(あのうがわ)三重県津市
何回か来ているが、年によっては寒さと強い風でつらい時もある。
そんな時でも、ミヤコドリの群れを見ると寒さも吹っ飛ぶ?のであるが・・

今日は何と穏やかな日なのか。途中で上着を脱ぐ暖かさだった。


安濃川にかかる塔世橋(とうせばし)
平成の大合併以前の津市では安濃川は塔世川と言ったらしい。


塔世橋から安濃川下流を望む。


右岸を河口に向かって歩く。水もきれいで底は砂地のようだ。
水鳥が多い。


遠くに見える白い塊はユリカモメの群れ。かなり望遠


浅瀬ではシジミ採りの人の姿も。どこから降りたのか?

ダイサギ・ヒドリガモ・オオバンなど見慣れた水鳥に混じり、オナガガモやオカヨシガモやセグロカモメなど・・


ミヤコドリ ダメもとで望遠で撮ったらよく写っていて感激。
赤い大きいくちばし。ピンク色の脚。 
黒と白のはっきりしたきれいな鳥だ。


群れではなかったが、あちこちで見ることが出来た。 
2羽いる。


河口に出た。向こうは伊勢湾 


急階段を降りて海岸へ。 ここでお弁当。


伊勢湾 お~海だあ! 海なし県在住の私は海を見るとうれしい。
洲があちこちにあり、よく見ると鳥の姿が見える。


砂浜に寄せているのは2枚貝の殻ばかり。巻き貝は全くない。
ゴミもないきれいな海岸だ。


タブノキ 大きい冬芽が目立つ。


ホシハジロやオナガガモもいる群れ。

午後、少し戻って安濃川の左岸を河口に向かう。
先ほど遠く反対側左岸近くにいた鳥の群れは、私たちの気配を察し右岸へ移動している。
見るだけなのに。取って食わないのに。と思うが・・
敵の多い中で生きていくには必要な用心だ。


堤防の上に割れた2枚貝 何カ所かで見た。
カラスがここで貝を割って食べたのかな? 
午前中にハシボソガラスを見た。


河口近くでまた海岸へ降りる。


河口から別の川沿い(志登茂川(しともがわ)なのか?)を遡って町へ。
釣り人がいた。


スズガモ 


カンムリカイツブリ

他に、ホオジロガモ ハジロカイツブリ ウミアイサなども教えてもらう。
ハマシギ・イソシギ・ミユビシギ・・双眼鏡で見えることは見えるが・・
たくさんいたが・・小さくてなかなか識別がしにくい。

37種ほどを観察した。
穏やかな天気で水鳥たちものんびりしているように見えた。

案内して下さった会員さん(鳥名人)の写真報告が楽しみだ。

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12月8日 高取周辺 土佐町 

2022年12月08日 | Weblog

壺阪山駅から砂防公園あたりまで、街並みも見ながら、ゆっくりのんびりの観察会。


郵便ポスト クリスマスバージョン


ハボタン お正月も近いなあ。

高取町は高取城の城下町 そして 薬の町


道路には薬草のタイルが埋め込んである。
サツキ・クズ・センブリ・ゲンノショウコ・ドクダミ・キキョウ・アオキ・ナズナ・ナンテンなどがあった。


マンホールにはモミジ(町の木)とツツジ(町の花)

城下町の古い町並み 
明治に取り壊された高取城の名残があちこちに残る。


石川医院 代々高取藩の御殿医を務めた家柄だとか。
写真に写ってないが、手前の門は高取藩主の下屋敷表門を移築したものだそうだ。


「髪館もりした」さんの前の壁には「朝日床」(左から読む)が残る。


土佐町の由来。池田邸屋敷跡に建つ説明板

大和朝廷の都造りの労役に土佐の国からこの地に召し出されたものの、任務を終えて帰郷する時には朝廷の援助がなく、帰郷できずにここに住みついた土佐の人たち。(片道切符なんてひどい!)
せめてもの慰めに「土佐町」と名付けて住んだのが由来だとか。

     
吉野 壷阪への道標。左に「右 観音道 是より16丁」の道標
今は廃寺?跡?の観音院を案内するもので、丁石がいくつか残っている。2基見た。


高取町児童公園 「松の門」
高取小学校に移築後、火災で一部消失。
解体されたのをここに復元移築された。


田塩家住宅 長屋門

町を抜けて・・砂防公園までの道を植物観察。
今日の担当の方の説明など聞きながら、砂防公園へ。


キリ 枯れた果実と共につぼみもたくさんついていた。


水車 回ってはいない。


種子のついたナギの枝が伐られていた。


厚みのある外種皮?をはがしたところ。
先が尖っていると思っていたが、尖っているのは種子の着生部の方だった。

1個家に持って帰ったので、植木鉢に埋めておいた。(忘れそう・・)


サネカズラ 集合果

他にイヌホオズキの仲間やノコンギク・カラスウリ・アオツヅラフジなどを観察。


砂防公園に降りてお弁当。


フユノハナワラビ 
胞子嚢が開いて、触ると煙のような胞子が飛んだ。


アマチャヅル 葉の表面に毛がある。


帰路、シホウチクの若竹があった。
稈の断面がゆるい四角形で、秋にタケノコが出る。
まだ葉は出ていなかった。

「助産婦」の古い看板のあるお家もあった。なつかしい。

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12月5日 ランプシェード 

2022年12月05日 | Weblog

早めに最寄り駅に着いたので、天満天神にお参り。


大阪天満宮 拝殿。菅原道真公を祀る。
ビジネスマンもお参りされていた。


天満天神の水
天満宮には何回も来ているが、初めて気がついた。
大坂4カ所の清水の1つ。
他に、福井の清水(千日前) 秋田屋の水(道頓堀)愛宕の水(聚楽町)があるらしい。

まだ時間があるので、大川のそばの公園へ。


サクラの落ち葉がきれいだった。


イチョウはまだ青々している。日当たり良いのになぜかな?

そろそろ集合時間で事務所内へ。

今日は、送られてきた「ランプシェード」の見本の可愛さにつられて、工作部会に参加。

牛乳パックの表の紙をはがして、カッターナイフで模様を切り出す。
口で言うは易く・・うまく切れない。
またまた不器用を晒す。

2時間で皆さんは仕上げたが、私はまだ途中。う~ん。


皆さんの力作ランプシェード 火が灯って幻想的。

私は帰宅後すぐにリベンジに取り掛かり・・
時間がかかったが、何とか完成。

家に飾っていた小物と合わせてみた。
光る飾りもあったのでピカピカさせてみた。




遅れをとりましたが、まずまずの仕上がりです。 

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12月4日 万葉植物野外講座 甘樫丘~万葉文化館~犬養万葉記念館

2022年12月04日 | Weblog

甘樫丘の万葉植物園路を講師先生と巡る。
万葉植物を見ながら園路を歩くという機会もあるようでないので、今日はいい機会だった。

 
赤や黄色に色づいたイロハモミジ
万葉集では「黄葉(もみち)」「かへるて」と詠まれている。
現代と違って黄葉が好まれたようだ。

甘樫丘の遊歩道には万葉集や古事記・日本書記に詠まれた植物も植栽されていて、40種の植物がクイズ形式で学べるように番号が付けられている。

・万葉集の中の「楓」はカツラのこと。
 後に「桂」が用いられるようになるまで「楓」が使われたらしい。
 紛らわしい。
・ニワトコは「山たづ」
 ニワトコは、羽状複葉の葉が対生している。
 それが、両手を広げて人を迎える姿に重ね「迎え」にかかる枕詞となったとか。
古代の人の発想のユニークさ。

・カナメモチは「ソバノキ」・ ヒサカキは「伊知佐加紀」
・ヌルデは「かづの木」・シャシャンボは「佐斯夫(さしぶ)」
・アカメガシワは「久木」・エゴノキは「ちさ」・ケヤキは「槻」・・
万葉集や古事記・日本書記などには古名で出てくる。

・アキニレは「もむにれ」
「もむにれ」を詠んだ万葉歌「乞食者(ほかひ)が詠う歌」
(芦原に住んでいる私(蟹)を天皇がお召しになる。何でかな?思いながらとにかく参上すると・・)
「・・片山のもむにれの枝を剥いで私(蟹)を吊るし、日に十分干した上、韓臼で搗き、手臼で粉にしたところに、住んでいた芦原の塩を垂らして、陶人の作った甕を取り寄せて混ぜ入れて、天皇が召し上がるよ」(正確ではないかも)
とにかくそんな(蟹の塩辛)にされて食べられる「蟹の痛み」を詠んだ歌だという。
これもユニークな発想。 金子みすゞを思い出した。
佐賀の珍味に蟹の塩辛「がんつけ」というものがあるらしい。


時に落ち葉の道をがさごそ歩きながら、万葉歌を朗誦し、遊歩道をめぐる。


甘樫丘展望台から西を望む。
右に畝傍山。後ろに連なる金剛・葛城山は古代は合わせて葛城山とよばれた。


下る途中の犬養孝氏揮毫の万葉歌碑
「采女の袖吹き返す 明日香風 京を遠みいたづらに吹く」志貴の皇子

午後


飛鳥坐神社


大原神社 藤原鎌足誕生地といわれ、産湯の井戸がある。


天武天皇の歌(右)と、藤原夫人の応えて歌う歌。
機知に富んだ応答は心和む。好きな歌だ。


 見事に並んだターサイ(ターツァイ)畑


万葉文化館への途中の万葉歌碑 志貴の皇子

万葉文化館


里中満智子氏揮毫の絵入り万葉歌碑 駐車場


万葉歌碑 明日香民俗資料館そば 


上も下も紅葉


犬養万葉記念館

古代衣装展を見る。


天武天皇 持統天皇の衣装


大海皇子 額田王の衣装

人物が示されていてわかりやすい。
ここで解散となる。

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12月2日 ③ブログ17年目に入る。

2022年12月02日 | Weblog

きょうからブロブ17年目に入ります。
今のところ元気に外歩きもできているので、野外日記代わりに気楽に続けていこうと思っています。

読んでくださっている皆さまありがとうございます。
間違いなどお気づきのことは教えてくださいませ。

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