1000ccCUP第4戦レポート決勝編

向かえた決勝。
今大会は、つい先日亡くなられた本田耕介氏の死を悼み
1000ccカップのエントラントは喪章を付けての参加。
CCA（1000ccCUPアソシエーション）会長だった本田氏は
富士ＧＣシリーズの生みの親としても知られ、
日本のモータースポーツの発展に尽力された方であります。

ダミーグリッドに付いたドライバーも全員、車を降り
筑波サーキットの全関係者が一分間の黙祷を捧げました。

暫しの静寂の後、スタート進行開始。
全車、ゆっくりとダミーグリッドを離れます。
強い日差しで路面温度は高め。
ウェイビングは少なめでグリッドに向います。

少し長めのレッドシグナルの後、一斉にスタート。
マズマズのスタートダッシュながら前車を抜くまでには至らず・・・
逆に一つ後の37号車が抜群のスタート！
前に出られてしまいます「やられた！」
1コーナーは接触も無く第1ヘアピンへ。
イン側ががら空きです。
ブレーキングを遅らせて「うりゃー！！」
超小回りで２台程をパス！
1周目を終了して15番手付近。
この後は37号車を猛追！！
37号車さんは静岡から参加している女性ドライバーさん。
とは言えレース中は女とて容赦は致しません！（笑）
２周に渡りレールtoノーズの接近バトル。
執拗なアックの末、何とか前へ。
中盤に差し掛かる頃には隊列は一列縦隊へ・・・
前方を走る17号車を追う展開に。
しかし、なかなか差を詰める事が出来ず、
逆に後方から37号車をパスした6号車が追い上げて来ます。
明らかにスピードはワタクシより6号車が上。
レースは残り3分の1にながら「マズイ」展開に・・・
10周目、最終コーナーに差し掛かると「イエローフラッグ」の2本振動。
その旗の振られ方から事の重大さを感じ取り、
アクセルを普段より長めのパーシャル状態で進入、と・・・
ギャー！！！Σ(゜Д゜；
2台のマシンが横向きでコースを塞ぐ形で停止しています。
ど、どうするー！！

後編に続くー！！（引っ張ります）