La douce vie

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新潟・山形 春の旅: 鶴岡公園周辺

2015-09-07 | 北海道/東北 旅行・イベント・グルメ
鶴ケ岡城跡の鶴岡公園はちょうど八重桜の季節。
つつじやさつきも咲いていました。
ここで、写真を撮っていると、高校生の下校時刻と重なっていたようで、沢山の高校生が通り過ぎる際に「こんにちは」と挨拶をしてくれました。
山以外の所で通りすがりの人に挨拶をしてもらうのは、初めて!!!それが、一人二人というわけではなく、高校生の7,8割が挨拶をしてくれたので、こちらから挨拶もしなかった私は大人として恥ずかしい限り・・・。立派な高校生たちに出会って、日本の未来に光を見ました!

  





レンタル自転車が沢山設置されていました。なだらかな土地で天気もよく、時間があったら、自転車で観光したかった!
お城跡の近辺には洋館もありました。大寶館(?)



お堀の近くには庄内神社があり、その隣には鶴岡市立藤沢周平記念館があります。
中には手書きの原稿など。私は文学館とかはわりとさっと見て終わらせる方なのですが、やはり、藤沢作品は物語を思い出しては手書きの原稿に吸い込まれることもしばし。また、公園の敷地にあるので、周りの景色もよかったです。
この記念館が今回の旅の目的の1つ。ここ、藤沢先生の生まれ育った庄内地方が海坂藩のモデルと言われていて、お城跡や街中に小説のモデルとなったシーンを説明する立て看板(御触書みたいなのを貼るやつ)が設置されていて、藤沢作品を思い起こしながら、そのシーンを自転車で巡るというのは、藤沢周平ファンにとって、充実した旅行となるだろうと思いました。

 

翌日、観光でお世話になった方にこの記念館に行ってきた、と話すと、「藤沢周平先生は名誉市民賞を断ったのに、市長は一等地にこの記念館を建てた。粋な計らいだ」というエピソードを教えてくださいました。やはり、地元の方々にとって藤沢周平先生は宝なのですね。