La douce vie

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「死闘 古着屋大黒屋総兵衛影始末」佐伯泰英

2015-09-23 | book/comic
実家に帰った際に、「何か、本貸して」と頼んだら、どーんとシリーズを貸してくれました。



徳川家康の世。開発途上の江戸では、全国から浪人などが集まり、危険な町だった。そこで、無法の鳶沢を捉え、荒くれ者たちの取締役に任命する。

鳶沢はその役目を果たし、褒美として、鳶沢町を作ることと古着商いの権利を得る。こうして、鳶沢一族は陰の旗本となり、徳川幕府を陰で支える。

時は流れ、綱吉の時代。古着屋「大黒屋総兵衛」は大店となり、江戸の古着を一手に引き受けていたが、不穏な動きが始まる。

最初の家康のエピソードは古文書に書かれているもののようで、そこから着想を得た物語のシリーズ第一弾。もっと、政治的な動きで進むかと思いきや結構武闘派。