MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジのJAZZ日記・・(マイルスを聴きなおしてみる・・⑨)

2010年05月14日 | Miles Davis
さてさて、マイルスを聴きなおしてみるシリーズ第⑨弾となりました。
マイルスを聴きなおしてみようという企画(というほどのものではないが・・笑)を思いつき、年代別に聴きなおしているのであるが、少しも飽きることが無いどころか益々マイルスにのめり込んでしまっている。
現状に満足することなく進化しづけるマイルスを聴いていると、マイルスというアーチストがいかに音楽を愛し、音楽に真剣に取組んでいたかを図り知ることができ、改めて帝王マイルスの偉大さを感じることができる・・。

さて、今日紹介するアルバムであるが、その後の70年代ジャズシーンに大きく影響を与えたとされる話題作&問題作・・

In a Silent Way /(1969)  を・

Miles Davis (Tp)、Wayne Shorter (Ss)、John McLaughlin (G)、Joe Zawinul (org)、Herbie Hancock (elp)、Chick Corea (elp)、Dave Holland (Bs)、Tony Williams (Ds)

このアルバムについては小生のブログで過去取り上げているので、ご参照願いたいが・・

改めて聴きなおしてみたが、このアルバムはJAZZというカテゴリに収まるような音楽ではなく、まさにマイルスミュージックである。
次世代をリードするミュージシャンが一同に揃い、既存のJAZZを超越した、全く新しいジャンルのJAZZを誕生させた記念すべきアルバムではないだろうか・・。







(Miles Davis and Friends - Paris 1991 In A Silent Way・It's About Thatの映像と画像)

このアルバムが発表された当時、吹きまくるトランペッター・マイルスはいなくなってしまうのではと心配したが・・、そんな心配は無用であった・・
その後発売されるFillmore Eastにおけるライブ盤では、怒涛のごとく吹きまくるマイルスが健在である。
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