茨城大学農学部の遺伝子実験棟裏にある白い寒桜系と思われる美しい桜が開花しています。説明板が無いため正確な名称は判りませんが、三月上旬から咲く美しい花です。花弁は周囲がやや丸みを帯びています。写真は3月12日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室の観察路脇で展示されていました。西表島の渓流などに自生しているとされるツツジの仲間の赤紫色の美しい花です。亜熱帯から熱帯の渓流の奥地に生育することからめったに野生の姿を観ることは無い希少な花です。
つくば実験植物園の熱帯資源温室で咲いていました。とても綺麗な葉がです。南大東島・八丈島・小笠原諸島に分布し、生姜の葉の巨大化したような葉が特徴で、草丈は2mを超えるようです。草丈が高くてサトウキビの収穫時に使う結束用として使用されることから「束荷」とか「花束荷」と言われているようです。根等にとても良い香りがあることから、アロマ効果があると言われて注目されています。
つくば実験植物園で春一番に咲くこの花が咲き始めました。満開の頃にはほのかに良い香りもします。秋には赤い実をつけそれを乾燥したものは漢方になると言われます。春先に黄金色に見える花は「ハルコガネバナ」と言われて愛好され、公園や庭植にも使われるようです。