つくば実験植物園の多目的温室で「奄美馬酔木(アマミアセビ)」が小さな白い花を咲かせていました。鹿児島県奄美大島の固有種です。以前は、沖縄本島に自生する琉球アセビと考えられていましたが、葉の形と花の大きさが違うことから2010年に新種として発表された と説明されていました。奄美大島では絶滅が危惧され、「絶滅危惧IA(CR)」に指定して保護されています。
つくば実験植物園の多目的温室で見かけました。とても珍しい植物で、琉球列島の固有種であり、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されていると説明されています。タンポポとありますが、花の形が似ているだけで、実は菊の仲間です。
つくば実験植物園の和庭園で「寒椿」が満開になっていました。赤い色が濃くて、枚数が多い八重咲の山茶花のように見えます。山茶花と椿の交配によってできた品種との説があり、山茶花のように花弁が散ります。写真は1月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の中央広場横の池の畔で見かけました。屋外にあり、冬越しをしているようです。漏斗状の長い葉が独特です。池の畔で群生していましたので、見ごたえがありました。葉を「補虫葉」と言い上部入り口付近から出る蜜を求めて虫が集まり、葉に入って落ちると外に出ることが出来なくなり、それを溶解して餌にする植物です。写真は1月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室観察路で展示されていた食虫植物で有名な和名「ウツボカズラ」の代表的な一種です。マレーシアやインドネシア等東南アジアを中心に熱帯地域に分布しています。写真は1月5日に撮影しました。