つくば実験植物園の中で咲いていました。高山植物で、登山をする人たちにとってとても感慨の深い花だと思います。森林限界を超えた高度で美しい花を咲かせ、秋には紅葉を見せてくれます。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。春から初夏の頃小さなピンク色の花を見せてくれます。カーペットを敷いたような感じでとても癒される花です。この芝桜を観て初めて感動したのは、もう30年近く前になりますが、北海道の滝上にあった芝桜でした。厳しい冬の寒さを凌いで雪解けとともに咲き始めるこの花の魅力を感じたものでした。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物温室で咲いていました。鮮やかな朱紅色の花が見事です。説明によれば、海岸付近の林縁に生える常緑低木で、若枝や花柄に粘毛があります。花は大きくて厚みがあり、江戸時代から観賞用に栽培されたため、野生種が減っているようです。絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。写真は4月9日に温室で撮影しました。
つくば実験植物園でも4月に入って各種ツツジが咲き始めていますが、中でも早く咲くツツジではないかと思います。薄紅色の花弁は幅広で丸みを帯びており、シャクナゲにも似て独特の形をしています。九州北部、対馬、済州島などに分布するツツジですが、野生種は激減しており、準絶滅危惧(NT)に指定して保護されています。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園のイチゴの多様性展示区画で白い花を咲かせていました。前掲の「ナガバモミジイチゴ」に似ていますが、花も大きくて葉が横広で紅葉に似ているように感じました。キイチゴの仲間で、北海道~九州、朝鮮半島にかけて広く分布しており、実を食べることができます。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園で見つけました。鮮やかな山吹色の花がとても美しい花です。草丈は30~40㎝位ありました。説明によれば、ケシ科でアルカロイドを含み有毒だそうですが、使い方によっては薬草にもなるようで、民間療法で水虫などの治療に使われることがあるようです。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園のイチゴの多様性展示区画で花が咲いていました。このイチゴは、私たちがいつも食べている「オランダイチゴ」の交配親の一つです。オランダイチゴは、「バージニアイチゴ」と「チリイチゴ」の交配によって生まれたイチゴです。花もオランダイチゴに似ていますが小さいのが特徴です。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園のイチゴの多様性展示区画には、多くの種類のイチゴが展示されています。大きく分けると2つのグループに分けられます。一つはキイチゴ属の仲間で、もう一つはオランダイチゴ属の仲間で、通常食卓で食べるイチゴです。キイチゴ属の果実は、粒状の果実が集まっており、そのまま多くの果実を食べます。オランダイチゴ属のイチゴは、ご存じのとおり赤い実にゴマのように見えるのが果実で、美味しく食べている部分は、花托(花弁がつく部分)であると説明されていました。「クサイチゴ」は、落葉低木のキイチゴ属の仲間です。赤い実がなり、食用にできます。写真は4月9日に撮影しました。
秋の紅葉の時期の頃この樹のそばに行くととても良い香りがして癒される「カツラ」です。つくば実験植物園で4月の初め頃珍しいカツラの花を見つけました。高い位置にありとても小さな花ですから望遠でも見えにくいですが、ご覧下さい。秋の黄葉や樹形が美しいので、公園や街路樹に使われています。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示区画で咲いていました。この花は香水のような香りがするので、立ち止まてしばらく香りを楽しみます。説明によれば、レンプクソウ(旧スイカズラ)科の落葉低木で、日本には対馬にだけ自生しているようで、絶滅危惧IB類(EN)に指定して保護されています。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園で3月下旬ころから4月中旬にかけて咲きます。東宝地方南部以南の落葉広葉樹林に自生しています。花が錨の形をしています。古来強壮効果のある薬草として使われたと図鑑に出ていました。写真は4月9日に撮影しました。