つくば実験植物園の温室で咲いていました。淡黄緑の独特の花ですが、鞘のような実がついてくるとあの独特のバニラの香りがします。説明によれば、熱帯アメリカ原産で、「Vanilla planifolia」、ラン科と記されていました。写真は5月12日に撮影しました。
つくば実験植物園の温室で咲いていました。熱帯アジア原産で、「Rauvolfia serpentina」、キョウチクトウ科と記されていました。白い5弁の花で、花後に黒色の実がつきます。最近不整脈などに効果があるなど薬効が注目されるようになったといわれています。古くは蛇に咬まれたときに効く植物と言われていたことが名前の由来のようです。
つくば実験植物園の温室で咲いていました。濃い紅色の花で、「Hibiscus rosa-sinensis」アオイ科と記され、中国南部、インド洋諸島が原産で、フヨウ属の交雑種と言われています。沖縄などでは「アカバナー」の名前でこの植物を生け垣などにしているところもあるようです。
つくば実験植物園のハーブ園で5月初旬頃毎年咲いています。黄色系統の花にはアヤメ独特の紋様があり、近づいて観察するととても良い香水のような香りがします。説明によれば、南ヨーロッパ原産で「Iris pallida」、アヤメ科で、ポプリ、薬用などに使われる植物のようです。写真は5月12日に撮影しました。
つくば実験植物園のバラ園で今年も多くの花をつけていました。中国西部地域原産で、淡い黄色の一重のワイルドローズです。初夏に一度咲く一季咲きでほんのりよい香りがあります。この香りがキク科の多年草「モッコウ」に似ていることが名前の由来のようです。写真は5月12日に撮影しました。
つくば実験植物園のバラ園で見かけたワイルドローズです。一重咲きの花弁の表面は朱紅色で裏面は黄色味を帯びており鮮やかです。初夏の頃一度咲く一季咲きで、ほんのり香りがします。説明によれば、「Rosa foetida var. bicolor」と記されていました。写真は5月12日に撮影しました。
つくば実験植物園のバラ園で咲き始めていました。赤銅色の独特の花弁が印象的です。説明によれば、ハイブリッド・スピノシッシマ系統のオールドローズで、半八重の中輪で、香りがあります。写真は5月12日に撮影しました。
つくば実験植物園のバラ園で5月上旬に咲き始めていました。ほんのり薄いピンク色(日差しが強く写真では薄いピンクというより白く映ってしまいましたが花弁の内側は、ほんのりピンクが見えます)をした中輪のオールドローズです。半八重の一季咲きで、ハイブリッド・スピノシッシマと記されていました。
つくば実験植物園のバラ園で咲き始めました。中輪ですが濃い紅色と薄いピンク色がとても美しいワイルドローズです。中国原産で、半八重咲きの四季咲きでほんのりよい香りがします。写真は咲き始めの頃の5月12日に撮影しました。
つくば実験植物園で今年もワイルドローズが咲き始めました。中国南西部原産で、白色の一重咲きです。初夏のころに咲く一季咲きでほんのりよい香りがします。このワイルドローズは、ハイブリッドティーローズなどモダンローズの交配親として使用されています。写真は5月12日に撮影しました。
つくば実験植物園へ朝一番で行ってきました。大勢の人が開園の時間を待っていました。インドネシアスマトラ島の限定された地域に生育する世界最大の花であると説明されていました。人の背丈より大きく、2m近くになっていると思います(測定では2m6㎝だとか)。つくば実験植物園では1992年に種子を蒔いて育てて、開花に19年を要したと記されていました。次はいつ観察できるでしょうか?写真は2012年5月26日9時過ぎに撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯雨林温室で見かけたとても珍しい花のつぼみです。説明によれば、国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧リストに指定されて保護されている貴重なサトイモ科の植物「Amorphophallus titanum」です。スマトラ島などに分布し、直径1.5m、高さ3mの巨大な花を数年に一度数日間咲かせるとのこと。開花した状態では撮影できませんでしたが、5月12日に蕾の状態を撮影しましたので、ご覧下さい。5月26日のNHKの朝のニュースによれば、開花したとのこと。明日までは花を、見ることができるようです。