つくば実験植物園の入り口付近で咲いていました。美しい薄紫色の花ですが、有毒植物ですから、注意が必要です。花後に葉が伸びてきますが、これがギョウジャニンニクの葉に似ていることから、間違って食べて、食中毒を起こし、危険な状態になる事があります。植物園の学者にとっては、このイヌサフランの成分を使って、遺伝子研究が行われていると記されていました。
つくば実験植物園のあちこちで秋の七草の一つである「尾花(ススキ)」を観ることができます。8月末頃から少しずつ穂が写真のように大きくなって花が咲き始めます。この風景を見ると秋らしくなった・・な、と季節の変化を実感します。写真は9月15日に撮影しました。
つくば実験植物園には各種の萩が植栽されています。この「丸葉萩(マルバハギ)」は、名前の通り、葉が丸いので和名の由来が分かります。9月中旬にはほぼ満開の状態になっていました。写真は9月15日に撮影しました。
つくば実験植物園の中央広場に雄株と雌株が植えられています。遠くから観ても青空に映えてとても美しく見えます。別名は「シロガネヨシ(白銀葭)」と呼ばれています。南アメリカのパンパスで生育するからこのように呼ばれていると思います。ニュージーランドやニューギニアにも分布しているようです。長く白い毛が生えて美しく見えるのが雌株で、雄株にはその毛はないとのこと。写真は8月29日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯資源温室で見かけました。赤い花が幹から直接出て咲いています。青い実が写真のように沢山なっていました。実は熟すと黄緑になります。酸っぱい実はカレーなどに使われるそうです。写真は、9月15日に撮影しました。
つくば実験植物園にある珍しい白い花のアケビの実です。初夏に白い綺麗な花が咲きます。9月を過ぎると親指大の緑色の実が徐々に黄緑に変化して熟れてきます。通常のアケビと同じように甘いようで、小鳥が着て食べていきます。写真は9月15日に撮影しました。