つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示区画で美しい黄色の花を咲かせていました。漢字で書くと難しい字が続きますが、イメージとしては分かりやすいように思います。紀伊半島に分布している上臈(江戸大奥の優雅な貴婦人)をイメージした和名です。黄色い釣り鐘型の花冠の内側は濃い赤紫色の斑点があります。写真は10月22日に撮影しました。
名前が変わっていて眼を惹きました。つくば実験植物園の熱帯産地雨林温室の観察路脇で展示されていました。淡い紫色の花がとても印象的です。別名は「ニンニクカズラ」と言われ、ニンニクの匂いがするようですが、鼻を近づけてみても強いにおいは感じませんでした。原産地は熱帯アメリカであると記されていました。写真は10月22日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室の観察路脇で展示されていました。朱紅色の美しい花です。マレー半島、カリマンタン、ジャワ島などに分布する小低木です。写真のように花に特徴があります。花冠から雌蕊と雄蕊が突き出ています。細長い葉は厚みがあり光沢もあります。写真は10月22日に撮影しました。
茨城大学農学部構内で冬桜が開花していました。ここには、一重の「冬桜」と八重の「十月桜」の二種類があります。写真は一重で美しい冬桜です。十月初旬から咲き始めていました。写真は10月14日に撮影しました。
秋になって空気が乾燥して月が美しく見えるようになりました。10月14日は中秋の十三夜の月でした。十三夜は、満月と同様に古来和歌などでも多く使われ、愛でられた月です。日没とともに東の空に浮かぶように見えることから印象深く見えるからでしょう。