毎年今頃の時期に、花壇で大輪のアイボリーの優雅な感じの花を見せてくれます。1953年に米国で作出された半剣弁カップ咲きのハイブリッドティーローズです。四季咲きで春から咲きますが、夏は暑くて花が小さいです。晩秋になると花が大きくて甘い香りを放ってくれます。満開の頃は直径が10㎝を超えます。図鑑を見ると、ハイブリッドティーローズの中でも傑作と言われる品種だそうです。写真は111月27日に撮影しました。
鮮やかな白の星形の花が特徴です。図鑑を見ると、ラン科リンコボラ属の栽培品種です。ブラサボラ属とリンコレリア属を掛け合わせて作出された交配種だと記されていました。花弁はほんのり紅色を帯びてくるようです。唇弁は細かい切れ込みがある独特の形状をしています。
国立科学博物館筑波実験植物園で世界初めてと言われる「青いキク」が展示されています。このキクは、(独)農業・食品産業技術総合研究機構・花き研究所とサントリーグローバルイノベーションセンター(株)が共同開発した「青いキク」です。このほか遺伝子工学技術を使った「青いバラ」、「青いカーネーション」も展示されていました。厳重な管理の下に公開されていますので、ガラスケースの反射が気になりますが、お許しください。「青いバラ・アプローズ」、「青いカーネーション・ムーンダスト」、「青いキク」の順に掲載しました。ノコンギクやダルマギクなど青い野菊などあるよね・・など疑問に思いましたが、専門的にみるとあれはキク科キク属ではないため、交雑ができないので、その青色が使えないのだそうです。初めて知りました。展示は、11月24日まで行われています。写真は11月16日に撮影しました。