2003年に日本で作出されたローズピンクの美しいハイブリッドティーローズ(HT)です。半剣弁高芯咲きで花弁の枚数が多く、量感あふれる花です。薪能は、わが国では夏から初秋にかけて能の舞台の周囲で篝火を焚いて、その明かりの中で能を演ずるもので、各地で行われています。かつて三重県に住んでいた頃仲秋の満月の日に上野城本丸の特設舞台で開催された薪能を思い出します。まさに幻想的な風景でした。
19887年に日本だ作出された煌めくような朱紅色のタイリンノハイブリッドティーローズ(HT)です。半剣弁高芯咲きで形がよく、ほんのり香りもして愛好者も多いとか・・。米国では”MIKADO”と呼ばれるそうですが、こちらの名称の方がよりこのバラの煌びやかさを表現しているように思います。10月12日秋の日差しの強い午後に撮影しましたので、花が光りに反射しているのはお許しください。
1968年にフランスで作出された半剣弁高芯咲きの優雅な感じがするハイブリッドティーローズ(HT)です。英国マーガレット王妃の名前を戴いた薄いピンク色の大輪花と強い香りを春や秋に楽しむことができるため、愛好者が多いバラです。
1967年にフランスで作出された大輪の白とピンクの覆輪の花弁をもつ優雅なハイブリッドティーローズ(HT)です。半剣弁高芯の四季咲きで、ほんのり香りがします。写真は開花してしばらくたっているので、花弁が少し横に広がっています。
1981年に日本で作出された淡いピンク色の美しいハイイブリッドティーローズ(HT)です。写真のように柔らかい花びらが幾重にも重なり優雅な風情を醸し出しています。ほんのり甘い香りがしてとても癒されるます。この花から集めた香料は化粧品にも使われるとか。
濃いワインレッドが美しいフロリバンダ系(FL)のバラです。枝に数多くの中輪の房咲きの花が咲きます。1984年に米国で作出された香りが良いバラで知られています。花弁は蕾の頃は高芯のように見えますが、徐々に開いてカップ咲きのようになります。寒さが加わる秋の花が濃い色をするように感じます。