つくば実験植物園の熱帯雨林温室で咲いていました。真っ白な猫のひげのような花がとても印象に残ります。熱帯アジア~オーストラリアにかけての熱帯雨林で咲く花です。この植物は利尿作用などの薬効を持ち薬用として導入されていますが、花が美しいので観賞用にも人気があります。写真は8月2日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯雨林温室で世界でも珍しいショクダイオオコンニャクのつぼみが膨らんできました。インドネシア・スマトラ島の熱帯雨林で生育する植物です。花芽が伸びていくと高さが3mにも及び、直径は1mを超えます。つくば実験植物園では、2012年、2014年にも開花させており今回で3回目です。植物園で開花させているのは国内では2例しかなく珍しい開花が観察できそうです。写真は8月2日に撮影しました。
つくば実験植物園の食の植物の多様性展示区画にある野菜のコーナーで観察できます。8月に入ってゴマの花と莢に入った実を同時に見ることができるようになりました。9月に入れば、実を収穫できるかもしれません。幼い頃田舎では、秋に日向で乾燥させたゴマの実を敷物の上で叩いて実を集めたものでした。懐かしい思い出です。写真は8月2日に撮影しました。
真夏になってつくば実験植物園の食の植物の多様性展示区画ではいろいろな野菜が花を咲かせ、実を結んでいます。夏休みに子供たちが観察に来ます。都会の子供たちは、「キウリ」を見るのは八百屋さんくらいしかないので、植物園では子供たちに数多くの野菜の成長を見せています。花後にキウリがどんどん大きく実ってくる様子も数本のキウリを観察することでわかるようになっています。カボチャ、ゴボウ、ゴマ・・・いろいろあります。写真は8月2日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯資源温室で見かけました。朱紅色がとても印象的な筒状の花を咲かせています。スリナムが原産で、英語名はBitterwoodで、名前の通り苦みを持つ木で、和名もそのままを使っているようです。写真は8月2日に撮影しました。
つくば実験植物園でレモンイエローの花が美しく咲いています。夕方に開花して翌日の昼頃には花が閉じます。草丈は大人の背丈ほどにも伸びます。別名は「キスゲ」ともいわれますが、「ニッコウキスゲ」より遅く7月下旬ころに花を咲かせます。ノカンゾウとも似ていますが、花の色がノカンゾウのほうが朱色が濃くて鮮やかで区別できます。写真は7月24日に撮影しました。