つくば実験植物園で見かけた赤い実です。ブラジル原産で、バンジロウ(グアバ)より小さい実がなり、熟すと赤から赤から赤紫色に変化します。花は、6月頃白い花が咲きます。温室で昨年の秋に撮影したものです。今年は、3月11日の東日本大震災で筑波実験植物園名物の大温室が2棟伴に被災し修理中で、もうすぐ再開します。温室の花々を楽しみにしている愛好者も多いので・・。早く公開されるようになることを願っています。
つくば実験植物園の中で見つけました。珍しい花です。5弁の黄色い花がうつむき加減に咲いているのが可愛く見えます。沖縄などでは、全草を乾燥させて芳香剤にしたとか。ナスの花にも似ていますが、サクラソウ科の多年草のようです。
つくば実験植物園で見かけました。黄金色の「キンモクセイ」が秋の香りを運んで注目される頃、静かに白い花を咲かせています。中国原産で、キンモクセイの母種です。キンモクセイよりやや早く花が咲きますが、香りもやや控えめで、葉の裏のほうに白い花が咲くため目立ちません。雌雄異株ですが、日本には雄株がほとんどだと記されていました。
つくば実験植物園で咲いていました。写真のように草丈が短い使徒の美しい花です。北海道から九州にかけて隔離的に分布する種だそで、海岸や、山中の岩場などで生育するようです。絶滅危惧種に指定されて保護されていると記されていました。写真は10月10日に撮影しました。
つくば実験植物園の水生植物温室で咲いていました。西インド諸島やアメリカ熱帯地方原産での水生植物です。温室の池の中に浮かんで育ち緑の葉と黄色い花のコントラストがとても美しい花です。写真は10月10日に撮影しました。
つくば実験植物園で実っていました。10月10日に撮影しましたが、まだ完全に熟れていない色をしています。説明によれば、「Diospyros kaki 'Jirou'」、カキノキ科と記されていました。「次郎柿」は日持ちがよく、柿の特性である隔年結果性(実が多くつく年が隔年になることが多い性質)がある中で、毎年実の付き方がよく、肉質もしっかりしていて甘い柿ですから多くの地域で生産されています。次郎柿は、雌花しか咲かない品種であり、雄花をつける筆柿・西村早生などを近くに植えておくと結実するとか。変わった性質を持っていますね。収穫は遅いほうで、10月下旬から11月上旬のころです。
つくば実験植物園で見かけました。数年前に整備されたカキの多様性の展示区画にある若木で実っています。実が平らに押しつぶしたような形状をしています。摂津の国伊丹郷で古くから栽培されている不完全渋柿「菊平(きくひら)」で、伊丹が原産(伊丹市文化事業案内HP)だそうです。写真は10月10日に撮影しました。
つくば実験植物園のカキの多様性展示区画で各種の柿が実っています。説明によれば、「Diospyros kaki 'Takura'」カキノキ科と記されていました。写真のように枝いっぱいに大きい実がついています。美味しそうですね。写真は10月10日に撮影しました。
秋を感じさせるものの一つが柿の色が鮮やかになる風景です。初夏に咲いた花が真夏の日差しで栄養をたっぷり採り秋に実りを迎えます。大きい実の渋柿で、種がほとんどなく、渋抜きをして食べたるとさっぱりしています。干し柿にしていただくと、上品で甘いので、安芸太田側の流域などで栽培されて特産品となっています。つくば実験植物園の柿の多様性展示区画で今年から実り始めました。説明によれば、「Diospyros kaki 'Gionbou'」カキノキ科と記されていました。写真は10月10日に撮影しました。
牛久自然観察の森で撮影しました。北米原産の帰化植物で、最近の腹のあちこちで見かけます。淡黄白色の総状花序をした花が咲き、秋になるとぶどう色の実がなります。この植物は有毒成分を持つため食べることはできないと記されていました。野山を散策して見つける草ですが、気をつけましょう!
つくば実験植物園で見かけました。半つる性の常緑低木で、夏から秋にかけてごく小さな白い花(直径5mm程度)を咲かせます。この木は、秋に実る実の形がハートの形で、「ハートが実る木」として園芸種などが出回っています。沖縄ではサンゴ礁石灰岩地域の崖などに自生しており、盆栽などとして楽しむ愛好家も多いと聞きます。