つくば実験植物園の花壇で写真のように美しい薄紅紫色をしたツツジです。花は直径5-6㎝あり、花弁の上の一枚には美しい紅色の斑点があります。この植物も野生種が減少しており、絶滅危惧IB(EN)に指定して保護されています。日本では対馬だけに野生種が分布し、済州島や朝鮮半島に野生種が分布していると言われます。写真は4月22日に撮影しました。
ヤマブキは、山吹色で知られるように鮮やかな黄橙色が多いのですが、白い花を咲かせる珍し山吹です。説明によれば、いわゆるヤマブキとは別属の植物で、花弁が4枚で中国地方の石灰岩地に稀に野生種が自生する程度だそうです。絶滅危惧IB類(EN)に指定され保護されていますが、その美しさから、観賞用に園芸種が市販されているようです。写真は4月22日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示区画で薄紫色の美しい花を咲かせていました。北海道から本州の深山に分布する日本固有のキンポウゲ科の多年草です。草丈は約40㎝位で花の直径はかなり大きく7-8㎝はあるように思いました。緑が美しい3枚の葉から伸びた茎の頂点に花が開いています。この花も花弁に見えるのは、萼片だと説明がありました。個体数が減っており、都道府県レベルで絶滅危惧植物に指定して保護されているそうです。写真は4月22日に撮影しました。
毎年つくば実験植物園の森の林床部で4月中旬に咲きます。ラン科で群生するのが特徴で、毎年少しずつ増えているように感じます。説明によれば、『花の袋状の部分が平安~鎌倉時代の武将熊谷直実が背負った母衣(ほろ)に似ている』ことからの和名です。園芸目的の採集や森林伐採などの影響で野生種が激減しており、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。写真は4月22日に撮影しました。
つくば実験植物園の池の畔で4月中旬頃咲き始めていました。カキツバタが池の畔で咲き始める頃、植物園の花壇でもアヤメが咲き始めます。カキツバタは、水の中または湿地で咲くのが特徴で、花も写真のように花弁の軸近くに薄い黄色の模様が見えるのが特徴です。一方でアヤメは、水辺から離れた陸の花壇で育ちます。花弁の根元は明瞭な「文目」模様があり区別できます。写真は4月22日に撮影しました。
4月中旬になって花壇でイチハツが咲き始めました。アヤメ仲間でいち早く咲くことからの和名と聞きます。この花が咲き始める頃ジャーマンアイリスも開花し、続いてアヤメが咲いてきます。写真は4月20日に撮影しました。
自宅の花壇の片隅に山椒を植えていますが、3月末ごろから葉芽が出て、4月中旬の頃には花が咲きます。写真は咲いたばかりの山椒の花です。上手くいけば実も収穫できますが・・。数粒しか取れません。写真は4月20日に撮影しました。
自宅の花壇で4月上旬頃から咲き始めます。アヤメの仲間で、花が美しいので植えていますが、どんどん増殖するので、花後に多くは根元から抜きますが、翌年にはまた数が増えています。写真は4月20日に撮影しました。
霞ケ浦周辺の道路沿いで見かけました。薄紫色の4弁の花が美しく、都内のLR沿線でも3月末ごろから咲いているのを観ることがあります。別名は、「諸葛菜」とか「紫菜花」とも言われます。写真は4月19日に撮影しました。
4月中旬頃に霞ヶ浦周辺の道路沿いの菜の花が見ごろを迎えていました。一面が黄色い花で埋まり、独特の良い香りがします。この花が終わる頃から水田の稲作の準備が本格的に始まり、連休の頃にはすっかり稲田になっているように思います。写真は4月19日に撮影しました。
つくば実験植物園の森の中で咲いていました。4月中旬の頃里山でも枝先に史郎房状の花をつけるので目立っています。別名を「宮仕う木(みやつこうぎ)」とも呼ばれ、古来神事で使われる木幣をこの木から作ったことに由来する和名です。写真は4月189日に撮影しました。