茨城県立医療大学の駐車場で、ハクモクレンが咲き始めました。数本の白木蓮があり純白の美しい花を楽しめます。ただハクモクレンは開花すると数日で花びらの縁が茶色に変色しますので、開化後早い時期に観るとより美しいように感じます。写真は3月12日に撮影しました。
茨城大学農学部の構内で白い大輪の花を咲かせる「早咲大島」が3月12日に開花しました。まだ数輪の花で完全に開花していないので花が小さく見えます。今年は3月に入って寒暖の差が大きく、開化した桜も足踏み状態で、花を長く楽しめそうです。写真は3月12日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物管理温室で見かけました。説明によれば福寿草の原種のようです。珍しかったので、掲載しました。通常園芸店で見かける品種は、ミチノクフクジュソウとフクジュソウを交配させた「フクジュカイ」だとの説明もフクジュカイの所に説明されていました。写真は3月6日に撮影しました。
つくば実験植物園のラン展で観かけた珍しいランです。フィリピンの2000m級の山地の樹上に着生するランだとの説明があります。写真のように極く小さい花(1mm程度)が無数についた螺旋状の花が垂れ下がるように咲いていました。見た目には何か小動物の尻尾のようにも見えます。変わったランだと思いました。写真は3月6日に撮影しました。
つくば実験植物園で行われていた「筑波らん展2016」で展示されていた珍しいランをご紹介します。つくば実験植物園は世界でもトップクラスのランの原種を保存して研究が行われています。写真はハナバチに似せたような形をした珍しい「オフリス・ボンビリフロラ」と言うランです。地中海沿岸地方原産で、雌蜂のフェロモン成分を放って雄蜂を誘い交配して種を残すそうです。形や香りを似せて繁殖する凄い植物です。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物管理温室で咲いていました。めったに見ることができない貴重な植物の花です。薄い米色の鈴のような花がぶら下がって咲いています。つつじの仲間で花はドウダンつつじの花に似ています。2010年に新種として登録されたもので、絶滅危惧IA類(CR)に指定して保護されています。写真は3月6日に撮影しました。
つくば実験植物園の木陰で早春にひっそり咲く花です。花の色も黄緑で薄暗い所で咲いていますので、見過ごしてしまいそうになります。木陰で暗かったので、フラッシュを使いました。仰々しい名前ですが、名前の由来は、樹皮が強くて鬼も縛れる・・と言うことからのようです。花は写真のように名前とは違った大人しそうな感じがします。写真は3月6日に撮影しました。
今年も茨城大学農学部構内で各種の桜の開花等の状況をご覧いただきます。構内および隣接する遊歩道には、約50種類近くの桜が植栽されています。今年は開花はやや早めですが、時々寒さが戻るので、櫻花は長持ちしています。写真の「八重寒緋桜」は、河津桜が咲き終わる頃に開花してきます。紅色の花弁が八重咲きで、花が重いのかうつむき加減に恥ずかしそうに咲くのが特徴です。写真は2月28日に撮影しました。