淡紅色がとても美しい大輪八重咲きの桜です。枝の先端付近に紅色の濃い花が雪洞のように丸くぶら下がるように咲いています。この情景からの和名かもしれません。写真は4月25日に撮影しました。昨年は花が咲き始めた頃の写真を4月23日に掲載していますので、比較してみてください。
花柄が長くて下向きに垂れるように咲く菊咲きの八重桜です。蕾のときは紅色が濃いですが、開花とともに徐々に白く変わりますので、開花してしばらくの間は、色とりどりの花の変化が楽しめます。この桜の和名も長崎県大村市にある大村神社に原木があったことから名付けられたようです。写真は4月24日に撮影しました。
茨城大学農学部に隣接する遊歩道で見かけました。開花したばかりでまだピンク色をしていました。徐々に花は白くなるようです。和名の通りこの花は金毘羅宮の境内にあった桜から作られた園芸品種のようです。写真は4月24日に撮影しました。
開花したばかりの頃の写真ですが、紅紫色の花で中央部が色が濃くてとても美しい桜です。茨城大学農学部に隣接する遊歩道で見つけました。菊咲きの桜で花弁の枚数はとても多いのが特徴です。写真は4月25日に撮影しました。
八重桜の中でも最も知られた花の一つです。茨城大学農学部の構内で咲いていました。写真のように花柄が長くて大輪の八重桜が下に垂れ下がって咲きますので、とても美しい花です。この花も蕾は紅色でえ開花とともに紅色が薄くなります。写真は4月24日に撮影しました。
茨城大学農学部に隣接する遊歩道で咲いていました。写真のように花柄が長くて蕾は薄紅色で花弁は内側が白色をしています。咲き始めた頃の写真ですが、開花した花の花弁の枚数は30枚くらいあるそうです。写真は4月25日に撮影しました。
茨城大学農学部に隣接する遊歩道で咲いていました。遊歩道を歩いていると遠くから風に乗ってこの桜の甘いような独特の香りが漂ってきます。この桜もオオシマザクラ系の白い中輪くらいの花でとても優美です。説明板によれば、4月下旬ころ開花し、「Prunus lannesiana Wils.cv.Surugadai-odora」、バラ科、一重の白い花に香りがあると記されていました。
茨城大学農学部の構内に数本の樹が植栽されています。写真のようにオオシマザクラ系の大輪で白色が美しい桜です。半八重咲きで、ほのかに芳香がするのが特徴です。説明板によれば、サトザクラ類の匂い桜として広く植栽され、樹高は6~10mにもなる高木で、「Prunus lannesiana Wils.cv.Affins」、バラ科、4月中・下旬ころに開花。花は香りが強いと記されていました。桜にも芳香を放つ種類が多く、その中の一つです。写真は4月24日に撮影しました。
つくば植物園で咲いていました。この時期になると多くの種類のシャクナゲも美し花を咲かせてくれます。説明板によれば、台湾原産で、「Rhododendron hyperythrum」、ツツジ科と記されていました。写真のように石楠花独特の花弁の上の一枚に赤く星を散らばめたように見えるのが特徴です。写真は4月14日に撮影しました。
つくば植物園で咲いていました。純白の7mm程度の小さな花ですが、盛り上がるような感じで、とても美しい花です。説明板によれば、中国原産で、「Spiraea prunifolia」、バラ科シモツケ属の落葉灌木です。花の形がシジミの肉に似ていることからの和名のようです。写真は4月14日に撮影しました。
つくば植物園でほぼ満開でした。北海道の街路樹に多く見かけるライラックと言った方がわかりやすいかもしれません。説明板によれば、ヨーロッパ南部地域原産で、「Syringa vulgaris」、モクセイ科の落葉高木です。小さな花がたくさん集まって房のようになっています。園芸品種も多く、写真のような淡紫の他に青紫、紫、白色等があります。花には芳香があり、春の柔らかな風に乗ってこの花の良い香りを嗅ぐと癒されます。葉には薬用成分があり、健胃・解熱等の効用があると言われています。写真は4月14日に撮影しました。
つくば植物園で初めて見かけました。中国中部地域原産で、この樹の根の部分を乾燥させて薬用(消化不良、腹痛、頭痛)として使われ、和名の由来になっています。学名は「Lindera strychnifolia」、クスノキ科、クロモジ属の常緑低木です。淡黄色の花は小さいですが、クスノキ科独特の芳香がしているように感じました。写真は4月14日に撮影しました。
つくば植物園で咲いていました。栽培品種で実は食用にされる有名な果物です。説明板によれば、「Pyrus communis 'La France'」、バラ科です。花が丸みを帯びて、花弁の間に隙間が見えるのが特徴です。写真は4月14日に撮影しました。
つくば植物園の小川のほとりで群生しています。濃い赤紫の花が何層かになってタワーのように見えます。この様子が五重塔の先端にある九輪に似ていることからの和名のようです。説明板によれば、「Primula japonica」、サクラソウ科サクラソウ属の多年草です。この時期に毎年つくば植物園で研究されている貴重なサクラソウ等を展示する「サクラソウ展」が行われます。写真は4月10日に撮影しました。