花壇で今年も濃い青紫色のアヤメが咲き始めました。カキツバタが水辺に咲くのと違い、アヤメは、花壇などの比較的乾燥した庭で咲きます。花弁の付け根の部分に綾目模様があるのが特徴です。写真は4月29日に撮影しました。
近くの道路沿いにある花壇で「ヤグルマギク」が開花し始めました。いよいよ初夏の香りを感じます。子供の頃は、「矢車草」と習った記憶がありますが、植物図鑑によれば、「ヤグルマソウ」と言う植物は既に存在しており、重複を避けるため、「ヤグルマギク」と言うのが正しいようです。写真は4月26日に撮影しました。
茨城大学農学部構内にある「鬱金桜」は、開花初期は淡い黄いろい花びらが特徴ですが、ほぼ半月も経つと写真のように花の中央部分は赤く染まり、花弁も薄紅色に代わって、散っていきます。写真は4月23日に撮影しました。
富士山や箱根の山地に分布する日本固有種の「富士桜」の園芸種であるとされ、1981年に品種登録された八重桜です。花は白色で花弁の枚数が多いのが特徴の中輪の桜ですが、とても美しく見えます。茨城大学農学部の周辺で咲く桜の中では、最も遅い桜のひとつです。写真は4月23日に撮影しました。
茨城大学農学部に隣接する遊歩道で、「花蘇芳(ハナズオウ)」が開花していました。葉が出る前に枝から直接花が咲くように見える花です。花が終わると、莢ができるマメ科の植物です。写真は4月23日に撮影しました。