つくば実験植物園で観察路脇の地面から15㎝位のところで咲いています。橙赤(朱色に近い)色で緑の葉に映えてとても美しい花です。和名に「草」とつくから多年草科と思いがちですが、落葉低木で、東北地方以南の本州や四国・九州などの山野に自生します。ボケ(木瓜)が樹高1.5m程度であるのに対して、クサボケは数十センチ~1メートル程度の草の丈程度にしかならないので名付けられたのかもしれません。秋には黄色のリンゴに似た果実がなります。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園の森の中で小ぶりの薄紫色の花を咲かせています。落葉樹の葉が出ない森の中で枝一杯に薄紫色の花が咲くので、とても華やかです。名前は葉が出て来た時に改めて観ると納得します。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園では、各種野生のツツジを森の中で観察できます。トウゴクミツバツツジもその一つで、関東地方の山地に多く見られることからの和名のようです。4月初旬に咲き始め、中旬~下旬頃満開を迎えます。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園で毎年気になる桜の一つです。名前の通り本州中部以北の高山地域や北海道で咲く桜で、背丈は低いですが、小輪の花が薄い紅色で筒状に見えてとても美しい桜です。写真は4月9日に撮影しました。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園で4月16日に撮影しました。前掲のヒメカジイチゴ(樹高は1.5m程度でした)より樹高が高く約2-3mあります。葉も緑色が濃くて艶があるように感じます。花の直径は3㎝位ある大輪でした。暖地の沿海部に生育するキイチゴの仲間と記されています。比較してご覧ください。
つくば実験植物園では各種のイチゴの花を観ることができます。説明によれば、関東南部から高知に至る海岸付近に生育するキイチゴの仲間です。花後には小さな赤い実が付きます。カジイチゴより葉や樹高が一回り小さいことからの和名のようです。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園の中央にある池の畔で咲いていました。鮮やかな山吹色をしています。山野の湿地や耕作放棄水田などで生育しているとのこと。桜の季節が終わろうとする頃鮮やかに咲きますので、目立ちます。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園の中央広場付近の大木があり、枝が横に広がるように咲く桜です。ソメイヨシノに少し遅れて咲き始めます。白色の中輪の花が薄緑色の葉芽と一緒に楽しめる桜です。ヤマザクラの変種と言われ、葉や花柄にまばらに薄毛が生えているための和名のようです。写真は4月9日に撮影しました。