1989年に日本で作出された淡い緑色の珍しい色をしたフロリバンダローズ(Fl)です。四季咲きの中輪の丸弁カップ咲きで、可愛らしく見えます。花を見る際の光線の具合でより淡い緑色が目立つ時があるように思います。写真は、10月12日午後、かなり緑色を感ずると思ってシャッターを切りました。
1981年に米国で作出された中輪の黄色いフロリバンダローズ(Fl)です。枝いっぱいに香りがよい鮮やかな黄色い花が咲きます。咲き始めの頃が一番鮮やかで徐々に花の色があせて横に広がってくるように感じます。
1994年に日本で作出された濃いラベンダー色のハイブリドティーローズ(HT)です。剣弁高芯の四季咲きの大輪のバラで香りがよいのも特徴です。10月12日に茨城県フラワーセンターで撮影しましたが、花が散る前で平たく広がってしまい、高芯咲きの特徴が見えないのが残念です。
1999年に日本で作出された青色系のハイブリッドティーローズ(HT)です。大輪の剣弁高芯咲きで形がよく、四季咲いて香りも良いので愛好者も多いようです。ラベンダー色のこの花を見ながらしばらく佇んでいるととても気持ちがリラックスできたように思います。写真は、開花してしばらく日にちが経っていますので、横に花びらが広がっています。開花初期は高芯咲きで凛としているように見えます。
2009年にフランスで作出された中輪のフロリバンダローズ(Fl)です。写真でお分かりでしょうが、剣弁高芯咲きで、開花から逐次色が変化して濃いピンク色から薄いピンク色まで多様に見えます。四季咲きで香りはほんのりしています。ノックアウトシリーズのひとつの品種のようです。
1964年10月10日に東京オリンピックが開催されましたが、それを祝って「聖火」と名付けられ、我が国初めて新種苗法によって登録された大輪のハイブリッドティーローズ(HT)です。写真のように花の外側は紅色で、内側は白色で徐々に変化している様子が炎が燃えているようにも見えます。このバラで日本のバラのすばらしさを世界中に伝えるきっかけとなった重要なバラだと記されていました。
1988年に日本で作出されたビロードのような黒紅色をした花のハイブリッドティーローズ(HT)です。写真のように開花の頃が一番黒紅色が美しいように思います。中輪の剣弁高芯の四季咲きで、ほんのり香りもしますので、華やかでかつ重厚感があります。
1960年にベルギーで作出されたフロリバンダローズ(Fl)と記されていました。柔らかい黄橙色の花が独特の美しさを放ち、見る人に安心感を与えてくれます。四季咲きの中輪で、香りのよい花が枝いっぱいに咲くのでとても豪華にも見えます。アンネフランクを偲んで名付けられたもので、「アンネのバラ」という意味です。