近くの邸宅の庭にある桐の大木に花が咲き始めました。嘗ては女の子が生まれると祝いに桐の木を植えて、嫁入りの際の桐箪笥の用材にした時代もあったと聞きます。今では、桐の木を見つけるのも難しいくらいに減りました。写真は4月28日に撮影しました。
つくば実験植物園では、毎年4月中旬頃から「サクラソウ展」が開催されます。一部野生の珍しい品種も大切に保存されていますが、江戸時代に園芸品種として作出された美しい品種が展示されています。その中の一部を紹介します。写真はサクラソウ 「宇宙」と表示されていました。白い花が横広に咲いています。写真は4月24日に撮影しました。
つくば実験植物園の一番奥の広葉樹の森で、一番遅く咲く「深山桜(ミヤマザクラ)」を観ることが出来ます、今年はやや早い開花だったようで、既に散った部分もあります。標高の高い場所で咲く桜です。写真は4月24日に撮影しました。
つくば実験植物の樹床で咲いていました。黄緑色の花なので、目立たないので、見過ごしてしまいそうになります。花の形をよく見ると、寺院の軒先に下がる「宝鐸」に似ていることから名づけられたと言われます。北海道から九州にかけての林床部に分布しています。写真は4月24日に撮影しました。