春になると甘~い香りを漂わせてくれる可愛い花です。とても小さな純白の花が無数に集まって咲いています。草丈が余り高くならないで、地面を這うように伸びて行くので、花壇の縁どりのために使う家庭も多いようです。写真はは4月17日に撮影しました。
園芸店で昨年購入した花が室内で冬を越し、出窓で咲き始めました。とても良い香りがする花です。説明によれば、「Jasminum sambac」、モクセイ科、ソケイ属の常緑半つる性低木です。園芸品種で、品名を「グレイスフルレディー’ジェイド’」と記されており、別名「アラビアン・ジャスミン」とも呼ばれるようです。
那須烏山近くの農場で撮影しました。車で景色を楽しみながらゆっくり走っていると、道の駅近くで、菜の花の独特の香りが辺りから漂い、写真のような満開の花を観ることができました。なたね油を採集するための農場なのだろうと思います。
つくば植物園の池の辺で淡い黄色の美しい花が咲いていました。花はカタクリの花に似ていますが、葉はチューリップにも似ています。説明によれば、園芸品種で、「Erythronium tuolumnense」、ユリ科と記されていました。写真は4月14日に撮影しました。
今年もつくば植物園の林の中で見かけました。小規模ですが群生しています。今年は花が遅くて小さいような気がします。写真のように観察路から見られるのが恥ずかしいのか、こちらを向いてくれない拗ねた感じのカタクリでした。カタクリは落葉樹の林床で春先樹木に葉が出るまでの間の短い一時期に美しい花を咲かせます。樹林が葉で茂る初夏には葉も落ちてしまいます。写真は4月14日に撮影しました。
つくば植物園の中央広場奥の丘の樹木の根元で見かけました。白い花が美しいスミレです。良く観察すると、葉はハート形で、花茎は白くて長く、白花の中央に見える黄色がワンポイントとなって美しさを強調しています。写真は4月15日に撮影しました。
つくば植物園の池の辺りで見かけました。地面近くであまり目立たないですが、薄紫の小さな可憐な花が愛おしく見えます。説明によれば、「Viola japonica」、スミレ科の多年草です。図鑑を観ると、北海道~九州まで広い範囲の人里近くで生育するおなじみのスミレのようです。写真は4月15日に撮影しました。
つくば植物園の池の畔で咲いていました。黄色い菊のような花が集まって咲いています。本州~琉球にかけての沢筋に分布し、「Pephroseris pierotii」、キク科と記されていました。道端で咲いているハルシオン等と同じ仲間のようです。写真は4月15日に撮影しました。
つくば植物園で見かけました。関東地域の山地で普通に見られるツツジであることからの和名だそうです。関東を中心に北は宮城県南部、南は三重県鈴鹿山地に分布するようです。名前の通り、葉は3枚で幅がやや広いのが特徴です。写真はまだ咲き始めで、若葉が少し見えますが、もう少しすると葉と花を両方楽しむことが出来ます。4月15日に撮影しました。
つくば植物園で見かけました。写真のように地面近くで朱色の美しい花を咲かせるため、草のように見えますが、バラ科の落葉低木です。緑の葉と朱色の花のバランスが絶妙でとても美しく、9月頃には丸い実を付けます。写真は4月15日に撮影しました。
つくば植物園の森の中で美しい薄紅色の花を咲かせていました。花弁は厚みがあって直径が5cmくらいある比較的大きな花です。葉が出る前に花だけが先に咲きますので、まさに枯れ木に花が咲いているように見えます。説明によれば、中部~関東~東北南部野山野に自生し、「Rhododendron pentaphyllum var. nikoense」、ツツジ科と記されていました。写真は4月14日に撮影しました。
つくば植物園の林の中で見つけました。柔らかい若葉の下に垂れるように赤い散房花序の花がぶら下がっています。6月頃には、この花がヘリコプターの翅のような身を付けて風で飛んでいきます。このカエデは、紅葉が美しいことで知られ、別名は「メイゲツカエデ」と呼ばれます。写真は4月15日に撮影しました。