つくば植物園で咲いていました。花柄の長い蝶々のような黄色い花が見事に咲いています。花弁は5枚ですが、1枚は小さいので、4枚にも見えます。写真の湯に雄しべは赤く見えます。説明板によれば、「Caesalpinia decapetara var.japonica」、マメ科の落葉低木です。冬には、まさに蛇がとぐろを巻いたような棘のある黒い枝が絡まっているのがわかります。葉が茂る春から初夏の花の時期にはその棘もかくされて美しく見えます。花が終わると比較的大きな鞘を持つ実がなります。写真は4月14日に撮影しました。
つくば植物園で枝一杯に白い花を咲かせていました。ほのかに甘い香りがします。花はエゴノキに似ていますが、花柄が短く、花序が房状になって枝いっぱいについているところが違うように思います。説明板によれば、「Styrax obassia」、エゴノキ科の落葉高木です。北海道から九州にかけてのわが国の広い地域の山地や朝鮮半島、中国に分布するようです。写真は5月14日に撮影しました。
つくば植物園の岩の横で咲いていました。地面からすぐの所で可憐な薄紅色の花を咲かせていました。亜高山帯~高山帯の岩礫地に咲くバラでこの和名が付けられているようです。説明いtによれば、「Rosa suavis ssp. nipponensis」、バラ科と記されていました。写真は5月14日に撮影しました。
つくば植物園の池の畔で咲いていました。紫黒色の変わった色をした星型の花です。遠くから見ると黒に近い暗褐色に見えます。茎の高さは40~50cmくらいでしょうか、水の中から伸びているようにも見えます。説明板によれば、「Potentilla palustris」、バラ科の多年草と記されていました。大きな星形をした花弁に見えるものは、実は5枚の萼片で、その内側に小さい5弁の花弁があります。図鑑を見ると中部地方以北の本州と北海道の高山帯の湿地や湿原に分布しているようです。写真は5月14日に撮影しました。
つくば植物園で見かけました。写真のように花の色が黄緑色で下向きに咲いています。説明板によれば、中国西部地域原産で、「Decaisnea fargesii」、アケビ科と記されていました。珍しい植物でしたので、図鑑を見ると、英名は「Blue Bean Shrub」とも言われ、ネパールやヒマラヤにも分布する落葉低木で、青いソーセージのような果実(Blue Sausage Fruit)をたくさんつけるようです。記述を見ると甘いねばねばした感じの果実だと。アケビの実を食べたときの感触かもしれませんね。珍しい植物を見ました。写真は5月14日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。研究用の名札がついていますが、「Zingiber sp.」、ショウガ科とだけ記されており、詳細は不明です。白色の花弁の中央に黄色の縞模様はあり、とても可憐です。写真は5月14日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。プリムラ・・と記述してあり、珍しいので、撮影しました。説明板によれば、中国西南部原産で、「Primula vialii」、サクラソウ科の多年草です。小さな桜草独特の花が多数穂状に集まって咲く穂咲きです。和名は「穂咲き桜草」とも言われています。写真は5月14日に撮影しました。
つくば植物園の海岸植物展示区画で咲いていました。草丈は60cmくらいで茎の先端に鮮やかな黄色の花が数輪咲きます。説明板によれば、「Hemerocallis dumortieri var, exaltata」、ユリ科です。和名は山形県酒田市沖にある飛島で発見されたことに由来するようです。写真は5月14日咲き始めた頃に撮影したものです。
つくば植物園で見かけました。草丈は25cmくらいで低く、地面近くで薄紅色の可愛い花が咲いています。蕾は紅色g強いですが、開花が進むと薄紅色になっていきます。説明板によれば、準絶滅危惧IB類(NT)に指定され、「Lilium rubellum」、ユリ科と記されていました。山形県、福島県、新潟県等の山地や草原に自生するわが国固有の百合だそうです。別名は「乙女百合」だとか。写真は5月26日に撮影しました。
つくば植物園で見かけました。カンゾウより草丈が低く、葉の幅も狭く、花も小ぶりです。花は写真のように鮮やかな黄色でとても美しい花です。説明板によれば、「Hemerocallis dumortieri」、ユリ科の多年草です。美しすぎるからでしょうか、花は朝咲いて夜には萎んでしまう一日花です。写真は5月14日に撮影しました。
つくば植物園の日本庭園でその美しい花を見せてくれていました。ノダフジ系の白花の園芸品種のようですが、詳細は説明されていませんでした。それにしても初夏に薄緑の葉に枝垂れるように伸びた白い藤の花は誠に見事です。写真は5月14日に撮影しました。
つくば植物園で見かけました。説明板によれば、「Bletilla formosana × striata」ラン科と記されていました。シランの仲間のようですが、開花していくと花弁が薄紫色になって紫色の先端が黄色の唇弁との対比が美しい花です。学名を見ると、シランとアマナランの交配種かもしれません。写真は5月27日に撮影しました。
つくば植物園で咲いていました。紫色の美しいポピュラーなシラン(紫蘭)です。前掲のシランと比較してご覧ください。説明板によれば、日本、中国、チベット東部に分布し、「Bletilla striata」ラン科と記されていました。写真は5月26日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。白色の美しい可憐なシランです。説明によれば、日本、中国、チベット東部に分布し、「Bletilla striata 'Yukihime'」、ラン科の宿根草です。写真は5月14日に撮影しました。
淡紫色がとても美しいシランでした。つくば植物園の熱帯山地雨林温室で展示されていました。説明板によれば、日本、中国、チベット東部に分布し、「Bletilla striata 'Murasakisikibu'」、ラン科と記されていました。写真は5月14日に撮影しました。