つくば実験植物園の池のほとりで「半夏生」のころに咲く花です。暦の上では夏至を過ぎて11日目を「半夏生」と言われますが、丁度其の頃に白い花と緑の葉が半分くらい白色に変色することから名付けられた植物です。葉が半分白色になるため「半化粧」と言われることもあります。写真は6月24日に撮影しました。
鮮やかな赤紫色をした美しい花です。つくば実験植物園の中で毎年6月中旬頃さいています。今年は条件が良かったからでしょうか、花の数が多くとても美しいように感じます。中部地方の山に生育し、別名は「深山撫子」と呼ばれています。写真は6月24日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。美しい白い花と芳香が特徴です。地中海地方が原産で、香りがよいことから「マートル」の名前でハーブとして知られています。別名は「銀香梅」ともいわれるようです。写真は6月24日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。この樹は、花後にササゲのような20㎝くらいの莢が数多く枝からぶら下がっているのが見えます。図鑑を見ると、「ノウゼンカズラ」の仲間のようです。中国原産の落葉高木です。果実が薬用にされることから日本にも導入され、帰化した樹です。写真は6月24日に撮影しました。
つくば実験植物園の砂礫地で咲き始めていました。隣には黄色い花の「カワラサイコ」も咲いています。しなやかでも芯がしっかりしている「カワラナデシコ」の美しさを毎年感激しながら見ています。秋の七草のひとつですが、近年土手などのコンクリート化によって、河原の自然破壊が進み、野生の「カワラナデシコ」が激減しているところが多く、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。花は6月頃から咲き始め、初秋まで咲いています。写真は6月24日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。6月に入って淡い黄色の花が砂礫地で咲いています。本州から九州にかけての日当たりのよい河原の砂礫地などで生育します。花期は6月から8月頃までです。写真は6月24日に撮影しました。
つくば実験植物園で咲き始めていました。「コムラサキ」は、前掲の「オオムラサキシキブ」や「ムラサキシキブ」とよく誤って認識されたりします。秋になると、やや大きな美しい紫色の実をたくさん枝につけて派手に見えます。秋になって比較してみてください。写真は6月24日に撮影しました。
6月中旬になって、つくば実験植物園で「ムラサキシキブ」が咲き始めました。前掲の「オオムラサキシキブ」と比較してご覧ください。現地で見るとすぐにわかりますが、「ムラサキシキブ」のほうが、樹高もやや低く、花も全体的に小ぶりです。秋になって紫色に色づいた実を見ても小さいことがよくわかります。写真は6月24日に撮影しました。
ツバメの幼鳥が飛ぶ時期になりました。嘴がまだ黄色いので親鳥と区別できます。親鳥が時々近くに飛んできます。まだ独りで餌を十分に取れないのでしょう。もうすぐ独り立ちして秋にはまた長い洋上飛行をして南方へ戻るのでしょう。しばし誕生したこの地で安心して大きくなって欲しいと願っています。写真は6月28日に撮影しました。