つくば実験植物園の中で見つけました。まだ2mほどの樹高ですが、あまり大きくない白い花を下向きに咲かせています。花の数も多くはなく枝に数輪がついていました。説明によれば、日本固有種で本州(富山・石川・福井・長野・岐阜・近畿・中国地方に比較的多い)に分布しているようです。最近絶滅が危惧され、準絶滅危惧種に指定して保護されているようです。写真は4月1日に撮影したものに更新しました。
つくば実験植物園で説明が書かれているソメイヨシノがありましたので、撮影しました。ソメイヨシノは、植栽されている場所も多いので、樹全体に満開の花を見るのが良いですが、ここではほかの桜との違いを知るために、花を拡大したものをご覧ください。オオシマザクラとエドヒガンの雑種であると言われています。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室の廊下で食虫植物が展示されており、中に珍し粘り付きの食虫植物がありましたので紹介します。説明によれば、①ネバネバした液体で捕まえる、②ネバネバに驚いているうちにゆっくり葉が昆虫に巻き付く、③ネバネバの液体が消化酵素となって昆虫を溶かして栄養にする・・などいろいろ餌にする方法があるようです。
この植物は、オーストラリア西部原産のビブリス科で、葉や茎に繊毛が生えており、ネバネバしています。赤紫色の美しい花に惹かれて昆虫が集まるのでしょうね。
この植物は、オーストラリア西部原産のビブリス科で、葉や茎に繊毛が生えており、ネバネバしています。赤紫色の美しい花に惹かれて昆虫が集まるのでしょうね。
つくば実験植物園の野生ラン展で撮影しました。アジア・オセアニア地域の欄の中にありました。中国南西部~ベトナム、タイ、ラオス、ミャンマー、インドなどに分するセッコク属の着生ランです。草丈は30cm位でした。淡い色合いがとても安らぎを与えてくれます。
つくば実験植物園で行われていた野生ラン展で見かけたコウヅエビネの淡いピンク色の花をつけるものです。ほんのり香りがしました。淡い色のものとやや紫色が濃いものが2種類展示されていましたので、それを紹介します。初めに淡いピンク色のコウヅエビネです。
つくば実験植物園お野生ラン展で見かけた美しいランです。タイ、マレー半島、フィリピンの低い山地に分布するカランテ属(エビネ属)の多年草です。桜色に見える花の直径は3cmくらいですが、とても美しいランですね。
茨城大学農学部の構内で撮影しました。数本の冬桜の樹が植栽されており、10月ころから小さな花を付けます。寒い冬も数は多くないですが咲かせています。春になるとやや花が大きくなって写真のような見事な花を付けます。秋から冬を越して春にも花が咲く珍しい桜です。