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2011.04.25 チタン鍋の黄色い色について



本日は【 チタンゴールドパン(チタン鍋)の黄色い色について 】お伝えさせて頂きます。

以前、私の友人が、こんなことを言いました。
「私もチタンゴールドパンを買いたいけど、あの黄色い色に抵抗があるのよ。
あの色が落ちて、食べ物に混ざるのではないかと心配なの。きっと、そう思っている人が
多いと思うよ。」と…。

そこで、以前にこのブログでこのことのご説明を書かせて頂いたことがありますが,
ショップの方でのご説明が、遅れ遅れになっておりました。
今回、ようやくショップへ載せることが出来ました。内容は下記の通りです。



今回は、チタンゴールドパンの黄色い色に付いて、お伝えします。
色が付いている理由は、一つには、チタンは熱せられた時に、鍋底が油膜の虹の様な色に
なり、それが美しくはないので、色が付いていた方が綺麗だということもある様です。

しかし、大きな理由は、もっと別にあります。
それは、チタン鍋が、最初は焦げ付きやすいことから、それを防ぐために、「霜柱状態の
皮膜で覆う方法」を、メーカーが考えたのです。

霜柱と言っても、この頃の舗装された都会の街しか知らない方は、ご存知ないかも知れま
せんが、寒い冬の日の朝、土の上に出来る霜の柱です。夜中に、土中の水蒸気が凍って、
縦に薄い氷になっているものです。踏んで歩くと、さくさくと音がします。

つまり、チタン鍋の表面を霜柱状態の皮膜で覆うことにより、そこへ油分を浸透させて、
焦げ付きにくくすると言う発想です。
他には真似の出来ない技術で、この為、焦げ付きにくいチタン鍋が登場したのです。

チタン鍋は、最初は野菜の炒め物や煮物等、水気の多いものから始めて頂くと、やがて使
い込んで行く内に、自然に焦げ付き難くなり、使い易くなってきます。
もうその時点で、霜柱は必要なくなっていますのでゴールド色が剥げても問題はありません。
チタン鍋は、スチールたわしで、こすっていただくと綺麗になります。
黄色い色は薄れても、気にせず、どんどん洗って下さい。

チタンの表面は極めて薄い自然生成の酸化膜(チタンと酸素の化合物(TiO2)に覆われてい
ます。(株)ホリエでは、その皮膜の厚さを人工的に調整する技術を開発したのです。
この皮膜は、塗装ではなく、酸化皮膜の厚さを調整したものです。
色は付いておらず、光の屈折で色が見えているだけなのです。
そして、メーカーは、ゴールドにこだわっていて、霜柱の皮膜をゴールド色にしました。
それが、チタンゴールドパンの名前の由来なのです。ですから、決して、色が溶け出したり
するものではありません。どうぞ、安心してお使い下さい。

又、チタン本来の酸化皮膜の殺菌力は、光に当てると効果を発揮します。
時には日光に当てるのも良い様ですが、蛍光灯の光でも効果がある様です。

軽くて、使い易いチタンゴールドパンを、どうぞ、ご愛用下さいませ。



ショップ上に、新たに作ったご説明のページは、↓これです。
上の内容と同様です。よろしくお願い致します。

             



ショップのトップページは、こちらのボタンをどうぞ。

 

 

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