チタンの素晴らしさと、使い方や感想、
そして、「よくある質問とその回答」などを書き綴って行きたいと思います。
ミラクルチタン(チタンオンラインショップ 店長日記)
2010.01.31 迎春用品を片付ける
はや,1月も終わりになりました。大好きな迎春用品を、仕舞います。
15日ぐらいに片付けるのが普通でしょうが、私はいつも遅いです。
(ひどい時には、ひな祭りの時に入れ替えることもあるぐらいです。)
まず、その前に、年末の写真からお目にかけます。
(昨年撮り忘れましたので、一昨年の写真です。)
(1)
いつも迎春用品を、飾り棚のこの下段へまとめてありますので、年末にここから
取り出します。
(2)
取り出したものを、洗って、サイドテーブルに用意するのが年末の仕事です。
この可愛い盃達(まだ、これの数倍あります)は、小さな重箱(菓子用)に、
おせちを盛る時に、お重を区分けするのに便利なことから収集を初めたものです。
別に、酒豪だからではありません。^^
これは、一人分のおせちを盛る時に、とても良いアイデアだと思っています。
昨年までは、酢の物だけでも5種類作っていて、他にもおせちは種類は多いので、
便利ですし、そうして盛ると、見た目もとても美しいのです。
今年からは、おせちを作ることは止めましたので、これらの出番は少ない訳ですが、
でも、この可愛い盃は眺めるだけでも楽しいものです。
(3)
ちなみに、これは、それらを取り出した後の、空になった状態の飾り棚の中です。
(4)
さて、楽しいお正月が過ぎましたので、片付けます。
これを見て下さい。
私の自慢の(20年以上使っている)迎春用の赤いお盆が、何と!、2つ並んで、
ぴったりと納まるではあ~りませんか。
(4枚ありますので、2枚ずつ重ねて納まります。)
縦も、まさにぴったりです。
まるで、誂えたとしか思えない程、寸法が合っているのです。
これは、4年前の引越の時、友人がお祝いに買ってくれた飾り棚です。
このぴったりさ加減、これを手に入れた偶然のタイミングなど、まさに運命的(!)
と言っても良い程で、その時の感激は、忘れられません。
自慢したがり屋の私のことですから、いずれ、このことをお話したいと思います。
(5)
ちなみに、この飾り棚の一番下に、引き出しが2つあり、ここにも、迎春用品を
納められるので、とても便利に使っています。
(6)
いよいよ、迎春用品を、片付け終えたところです。
来年のお正月には、最初の要領で、ここから、そっくり出せば良い訳です。
年末に、踏み台などを使って、戸棚の上や奥から、一つずつ取り出して来る手間は、
面倒くさがり屋の私にとって、想像するだけでストレスなものですから、このやり
方は最高なのです。このやり方が、したかったのです。
しかも、年中飾ってあるので目を楽しませてくれますし、お正月でなくても、気が
向いた時には、ちょっと使うことも出来るし…、良いことばかりです。
(※この私にとって理想の飾り棚を手に入れた経緯は、下記に纏めております。
「2010.02.04 飾り棚を手に入れたいきさつ」)
1月中にお正月の話題は終了しなければと思い、その予定でおりましたが、とても、
終わりそうにありませんね。ひつこくて、ごめんなさい。
次に、続きます。
2010.01.29 冬の落日
数日前(1/26)に撮った、冬の落日です。
夕方、植木のことで、バルコニー出てみましたら、何と!素晴らしい夕日でした。
慌てて、カメラに収めました。
ビルの端から、太陽の光が洩れている光景は、ダイナミックで大好きです。
しばらく待ってみました。
この太陽が、ビルの右側に、顔を覗かせるかしら?
でも、まったく太陽は顔を見せずに、空の色は少しずつ薄くなりました。
このビルの後ろに落ちて行った様です。
(昨年の秋の夕日です。2009.10月20日撮影)
昨年の秋にも、夕日を写していましたので、それを見てみますと、夕日の落ちる位置は、
確かに、秋より、冬は大分南下していることが分かります。
「2009.11.14 秋の落日」
我が家は、西に窓が無いので、たまたま、バルコニーに出たときなどに、美しい夕日に気付く
ことはあっても、日常、夕日を見ることがありません。
昨秋、遊びに行った友人宅は、バルコニーが西向きで、そこから見た夕日が最高だと行って、
見せてくれました。
彼女は、毎日、リビングから眺めて、夕日の美しさに感動しているのだと言っていました。
夕日は、長く楽しむことができるのだそうです。
日が落ちて行く時の美しさだけでなく、日が没した後,なお、空に照り映えている薄紫の残照
を彼女は絶賛していました。
私も、彼女のお宅で、その美しさに感動して写真を取りまくり(?)ましたが、あの幻想的な
色合いは、とてもカメラには撮れませんでした。
我が家からは、このビルがあるため、残照は見え難いと思いますが、逆にこのビルがあるため、
ビルから顔を覗かせた一瞬の、放射状の明るいダイナミックな夕日の輝きを見ることができま
すので、これも、嬉しいことだと思いました。
もちろん、残念ながら、残照とは違って、こちらは、太陽を直視出来ないので、写真
を撮って、それを見て感激しています。カメラは便利ですね。
2010.01.27 「808キッチン」のおせちランチ
「808キッチン」(八百屋さんが経営しているので、ヤオヤキッチンです。)のスタッフから、
「正月3ケ日は、[おせちのランチ]をすることになりました。」と聞いたのは、年末ぎりぎり
でした。(ランチだけだそうですが、年初から営業してくれるなんて、嬉しいですね。)
ラッキー!
それを聞いたとき、思いました。
今回からおせちを作らなくなった私に、まるで合わせたかの様な、まるで私への救済策の様な
計らいだな~。
偶然ですが、こんな偶然が、私の身辺にはいつもある様な気がして、嬉しい気持ちがしました。
すでに私は、別のところへ、おせちのお重の注文を済ませていたので(驚いたのですが、早い
ところでは10月に、もう予約終了のところがあるのですね。)、元旦は家でそれを頂きました。
(2)
それで、これは、正月2日の写真です。
「808キッチン」のおせちランチです。
お雑煮も、付いています。お餅も入っています。
お重には、ご飯も入っていましたので、お腹一杯になりました。
とても、ヘルシーです。
これで、1800円です。値打ちあります。
(3)
これは、正月3日目の写真です。
親友のMaさんと、「3日には一緒に行こうね」と約束していました。
ですから、私は連日になります。
最初に、お雑煮です。
レストランなので、洋風でおしゃれですね。
(4)
手前は、今日のMaさんの「おせちランチ」のお重です。
奥の野菜は、私のランチです。
…というのは、私は、連日おせちでも良かったのですが,シェフが、気を使って、私には、
別メニューにしてくれましたので、びっくり!
(5)
宴もたけなわ(!)、楽しい雰囲気です。
(6)
これは、私の為の、シェフ特製のメバルの唐揚げトマトソースとパンです。
魚が新鮮で、カラリと揚がっていて、とても美味でした。
パンに、このソースを付けて食べました。
私は、昨年は足を傷めて、階段の急なこの店にほとんど行けなかったのに、こんなに優遇して
頂いて、感激しました。
ここのスタッフは、皆、明るく、気持ちの良い対応で、本当に癒されます。
今年は、足を治して、ここのランチへ足繁く通える身体にしたいなと思っております。
そして、来年からのお正月は、お陰で、もう高価なお重は不要となりました。
ここのヘルシーで美味で、格安のおせちが、楽しみになりました。
2010.01.25 元旦の祝い膳など
ことばかりで、済みません。自分の記録です。
(1)
元旦の祝い膳です。
今年は、おせちのお重を、取り寄せました。
取り寄せたおせちは、残念ながら、満足しませんでした。
これは、取り寄せたものは、どうしても、海老などの豪華な動物性の食材が多いので、
薄味のお煮染めなど野菜料理が好きな私にとっては、ご馳走過ぎたのかも知れません。
(2)
お雑煮です。
私は、お雑煮は、実が少ない方が好きです。
亡くなった母は、色々な野菜を入れるのが縁起が良いと言って(多分母の故郷の九州の
風習?)、お雑煮の具は沢山入っていました。
私は、子供の頃から、それらの具が邪魔で、お出汁が沢山欲しいなと思っていました。
それで、私の作るお雑煮は、具がほとんど無くて、お餅、三つ葉、鶏肉少々、柚子の皮、
あれば蒲鉾ぐらいです。
たっぷりの美味しい出汁が、メインです。
(3)
元旦の夕食です。
私は、今年は、お煮染めは作りませんでしたが、一応、「かずのこ」「ごまめ」「黒豆」
「紅白膾」だけ作っていましたので、夕食は、あっさりと、これらを食べました。
年末から買い置きの、ゆば豆腐がありましたが、それが感激の美味さでした。
2010.01.23 羽子板の飾り物のこと
この羽子板は、我が家には珍しく、豪華な飾り物です。
これは、私の友人(昔の職場の後輩でした)のYさんからの頂き物です。
多くの友人達のお陰で家が再建できて、震災から1年半後に、神戸へ戻る
ことが出来た私でしたが、その後、Yさんから、羽子板を貰って呉れないか
と、連絡がありました。
どういうことかと聞きますと、昔、彼女が結婚するとき、彼女の伯母さんが、
お祝いに手作りの羽子板を作って下さったそうです。
彼女の親戚は、手先の器用な方が多いそうで、その伯母さんもこの木目込み
人形以外にも、和裁や、刺繍や、色々な手先の仕事が巧みな人だったそうで、
Yさんのお父さんも又、料理や大工仕事など、玄人はだしだったそうです。
Yさんは、この羽子板を、長年、箱に入れたまま、押し入れに仕舞っていた
そうですが、ある時、彼女の娘さんが年頃になったので、「いずれ結婚する時
には、この羽子板を持って行きなさい。」と言うと、きっぱりと断られたと言
うのです。
そんな時、私が震災後、神戸に戻ってから、一念発起、職場を辞めて、コンピ
ューターで何か始めたいと思い立ち、試行錯誤の後、グラフィックに辿り着き、
まだ今から、その勉強を始めようという段階でしたのに、はや「・・工房」と
いう屋号を付けていましたので、何か、買い被られたのかも知れません。
美的な仕事に参考になるかも知れないから、ぜひと言うのです。
私は、そんな大切なものを頂くのは抵抗があって、何度も断りましたが、遂に、
羽子板は我が家へやって来ました。
彼女が運んで来てくれた羽子板は、何十年の月日を経ているとは信じられない
ほどで、お顔なども汚れの無い純白で、あまりにも美しく、私はすっかり驚き
ました。
私はこの羽子板が大好きになりました。
以来10数年、この羽子板は、我が家の大切な宝となりました。
ここに登場するYさんとは、このブログでおなじみの調理師のYさんです。
彼女のことは、カテゴリー「Yさんのこと、そして彼女のチタン鍋活用法」
にまとめております。
2010.01.21 仏画
毎年、お目にかけている、迎春風景です。
「仏画」と「羽子板」は、普段からここにありますが、元旦の朝は、この場所に「ミニお屠蘇
セット」(左下)を飾って、今年の加護をお願いします。
私の大切な仏画です。
知り合いの女流染色家の作品です。絹地を染めたものです。
(絵ではなく、染め物だとか。)
今から7~8年前、彼女の個展に行った時、一目で気に入り、購入しました。
彼女自身も、これが大好きで、本当は自分で持って置きたかったので、売れなければ良いがと
思っていたそうです。
それを、私が、横取りしてしまいました。
その時、彼女は「貴女のところに行くのなら良いわ」と、言ってくれました。
彼女は50回以上も海外旅行をしたそうですが、インドとか、中近東方面にしか行ったことは
ないそうです。この地域に、とても惹かれるものがあり、欧米などには興味が無いそうです。
以前に、あるお宅で、彼女の藍染めの仏画を見て、私は感動しました。
私も、それを欲しいと頼んでおりましたが、その後手に入れた、この仏画は、藍染めではなく
カラフルなものですが、この静かな色合いも又素晴らしいと思います。
彼女の仏画は、インドなどに多い、琵琶の様な楽器を持って少し足を曲げて踊っている女性の
姿など、まるで音楽が聴こえて来るような、陽気で動きのある楽しいものが多いです。
その彼女の絵の中では、この絵は、大人しい、仏画らしい仏画かもしれません。
この絵があるおかげで、我が家のこの一角が、とても神聖な場所になりました。
彼女は、ご高齢ですが、今年の年賀状によれば、今でも染色をしていますとのことでした。
※ 次回は、写真右の大きな「羽子板」のことを、書きたいと思います。
2010.01.19 嬉しい「お客様の声」
嬉しいことがありました。
お客様から、喜びのご意見を頂いたのです。
実は、昨年の12月の初めに,この方から、ピアスのご注文がありました。
「金属に弱く、市販のチタンピアスでもダメなこと。こちらの商品は、日本製で純チタン
とのことで、最後の望みの綱のつもりで、注文されたこと。これをテストして、もし、
大丈夫であれば,今後、購入したいこと。」の旨のご連絡がありました。
その後、1週間、2週間、3週間…と日が経ちました。
私は、どうだったのかしら?合わなかったのかしら?…と、気にかかっていました。
ところが、そのお客様から、先日、2回目のご注文があり(しかも6個です)、喜びの
ご意見を頂戴しました。
私は、飛び上がるほど嬉しく思いました。
念のために1ヶ月以上着けっぱなしでテストされた結果の、ご注文だったのです。
私は、このご意見を「お客様の声」として、ショップや、ブログに掲載させて頂きたい
とお願いし、ご了承頂きました。それが、下の文章(原文のまま)です。
「こんにちは。2度目になります。他の金属がダメになってしまい、最後の頼みの綱で
注文しました此方のピアスでしたが、素晴らしかったです!念のために1ヶ月以上
着けっぱなしにしていたのですが、一度もかぶれたりしませんでした。やはり日本製の
純チタンは市販のチタンとは全然違うのですね。このサイトに巡りあえて本当に良かっ
たです。今回もまた、よろしくお願いいたします。 」
そして昨日、ショップの右側の欄の中央に「お客様の声」と表示し、「お客様の声」の
ページを作って、リンクしました。
お陰さまで、ショップらしいショップになりました。
このことを、皆様にお知らせ申し上げますと共に、快く掲載を許して頂きましたOさまに、
御礼を申し上げます。
2010.01.17 母の屠蘇器(阪神大震災15周年記念日、【ブログ第600話目】)
今日は、「阪神大震災15周年記念日」です。
そして、今回で、私のこのブログは丁度「600話目」となりました。
その600話目に、あの大震災を乗り越えた、母の朱塗りの屠蘇器に付いて書かせて
頂きます。
(1)
これは、私の母が大切にしていた漆塗りの屠蘇器です。
母は、大層、物を大切にする人でした。
私は、母が亡くなってからは、この屠蘇器は仕舞ったままにして、別に、手入れの楽
な陶器の屠蘇器を買って来て、毎年のお正月に使っていました。
しかし、その陶器の屠蘇器は、震災で割れてしまいました。
震災後は、まるで、ままごとの様なミニお屠蘇器を手に入れ、使っていました。
「2010.01.15 私のミニお屠蘇器」
(2)
2年前のことです。
私が今の家に転居した後、2年間空き家になっていた家を、いよいよ引き払うことに
なった時、この母の大切にしていた屠蘇器を見つけました。
母が亡くなってから、20年以上経って、初めて見ました。
もう,忘れかけていた、その屠蘇器を見た時、私は、強く打たれました。
何と美しい朱色だろう!手放したくない!と思いました。
ところが私の言葉は、心と反対のことを言っていました。
丁度その時手伝いに来てくれていた妹に、「これを、持って帰って使いなさい。」と。
(「私には、ミニお屠蘇器がある!」…、と自分に強く言い聞かせながら。)
案の定、その後、これを思い出して、心が痛むことになりました。
あんな美しい朱色があったであろうか?それはもう、今では出せない色かもしれない。
それを、もっと多くの人に見て貰うべきではないか?この美しさを、これから毎年、
お正月に私のブログで、皆さんに見て貰うことが、母への供養になるのではないか?
私は、そう思いました。
物に執着の強い私は、眠れない日が続き、思い切って妹に屠蘇器を返してくれる様に
頼んでみました。
でも、すでに彼女は、使い始めている由だったので、あきらめました。
それでは、せめて写真に撮らせてもらいたいと思い、新年早々の1月4日、妹の家を
訪ねて、これを撮影したのでした。仲良しの友人二人と一緒に行きました。
そして、妹が、この屠蘇器を大切にしてくれている様子を見て、有難く思いました。
(3)
それにしても、少しは剥げたり傷んだりしているものの、あの震災に割れもせず
ほとんど損傷無く、こんなに美しく原型を留めて残った「塗りの屠蘇器」が、神戸で
他にもあったでしょうか?
我が家の様に、全壊とは言え、基礎がしっかり残った為、界隈で1軒だけ修理を施して
住むことが出来た家は、奇跡と言われた程で、ほとんどの家は、倒壊した訳ですから、
何もかも失われたのが現状であり、かろうじて残った家でも、まさか塗りの屠蘇器が、
無傷に近く残ったところは、皆無に近いかも知れません。
(神戸より被害の少なかった甲子園の兄の家でも、屠蘇器が壊れて、後に輪島まで修理に
出したことを聞きました。)
ところで、我が家は、あの大震災の時、周りの家々が、取り壊すしかなかった程の
壊滅的な被害を受けた中で1軒だけ残ったことには、やはり大きな原因が、いくつも
あったと思います。
偶然残った…と言う様な、単純なものではなかったことに、日を追って気付かされます。
(それらについては、項を改めて、いつか書きたいと思いますが、具体的なことでは、
我が家にはシロアリがいませんでした。当時勤めていた私が、日中留守である自宅を
どうやってシロアリの居ない家にすることができたか?なぜ、そうしようと思ったか?
それらを、早くお知らせしたいと思っていますが、多忙で追いついて行きません。)
(4)
最初に書きました様に、今日は、「阪神大震災から15年周年記念日」です。
そして、私のこのブログにとっては、丁度「第600話目」の投稿となりました。
(ブログを始めて2年半弱で600話ということは、相当密度が高かったかと思います。)
この日にあたりまして、「母の屠蘇器」のお話が出来ましたことを、とても嬉しく思います。
これからも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
2010.01.15 私のミニお屠蘇セット
(1)
毎年お見せする、私の自慢のお屠蘇セットです。
何とも可愛い、手のひらに乗るサイズのお屠蘇セットです。
左にある赤と黒の丸い蓋物が、ちょうど盃の大きさです。
これを作った人は、本当に、これを大人が使うことを想定していたでしょうか^^?
阪神大震災で、以前使っていた陶器の屠蘇器は、壊れました。
1年半の避難生活の後、神戸に戻ってから、新しい屠蘇器が欲しかった私は百貨店でこれを
見つけた時、とても嬉しかったことを思い出します。
といっても、塗り物はセットで、瀬戸物は別の百貨店でこれは単品で一つずつ買いました。
手前の、「龍」の字の紅白の陶器の蓋物は、震災前から持っていましたが、震災で片一方が
割れてしまいました。
しかし、その後、何と言う幸運か、以前これを買った百貨店に一つだけ残っているのを見付け
ました。
しかも、私の割れた方と同じ物が震災を超えて、たった一つだけ売り場に残っていたのです。
この偶然に、私は大喜びしました。飛び上がる程嬉しかったです。
(2)
龍の陶器の蓋物の蓋を開けたところです。
白い地色の方に昆布を、赤い地色の方に削り鰹を入れています。
昆布は、いつもは、結び昆布にして入れますが、今回は、松葉に切って入れました。
赤い方には、以前は、焼いたするめを裂いて入れていましたが、最近は、削り鰹にしました。
真ん中の扇子型の白い器は、粗塩入れにしています。この3つが、お屠蘇の肴です。
(3)
元旦の午前中に、お屠蘇を祝うことを、母に厳しく言われていましたので、以前は、その
言いつけを守る為に、元旦のお昼直前は、走り回っていました。(私は起きるのが遅かった
ので、なかなか大変でした。汗;)
私は、空きっ腹にお屠蘇を飲むと頭痛がするので(少量でも、朝の起きたての空きっ腹に
アルコールを飲むと堪えるのです)、それで、先に、祝い膳の用意などすべて済ませておき、
お屠蘇の後に、すぐおせちを食べられる様に準備万端にしてから、お屠蘇を祝っていたか
らです。(考えてみれば、それが当たり前でしょうけれど…。大汗;;)
勤めていた頃も、慌ててミニおせちを作って、生花を活けて、お屠蘇ですから、キリキリ
舞いでした。
そんなこんなで、正午の1分前とか、2分前に、滑り込みセーフで、ハーハー良いながら、
かろうじてお屠蘇を祝い始めることが、よくありました。
(母が、天国で、相変わらずな娘にあきれていたに違いありません。)
でも、今年は、悠々です。
活け花も、近年は手抜きで、造花になってしまいましたし、特に、今年はおせちも取り寄せ
ました。
本当に、今年は、楽なお正月をさせて頂きました。
2010.01.13 「お守り本尊ネックレス」を、UPしました。
本日、「お守り本尊ネックレス」をショップの方に、UPしました。
先日、ショップの掲載商品が1000個となった時、記念に何か割引販売をと、考えて
おりましたが、縁起の良いこの「お守り本尊ネックレス」にさせて頂きました。
これは、純チタン製の「お守り本尊ネックレス」です。
細かな部分まで鮮明に浮かび上がったお守り本尊プレートはもちろん、チェーンまで、
全部が純チタン製です。
チタンは軽く、錆びの心配がないので、海や温泉に入っても変色することなく美しさは
そのままです。
◆人間の細胞には電気の流れがあり、この流れのバランスが崩れると肩こりなどのさま
ざまな症状が起ります。
チタンには、生体電気を整え、血行を良くして、新陳代謝を活発にする働きがあります。
その為、チタンを装着すると、肩こりなどに効き、疲労回復や痛みの緩和に効果がある
と言われているのです。
この度「掲載商品1000個突破記念セール」と致しまして、12,600円を→10,000円
の特別割引価格にて、ご提供させて頂きます。
お守り本尊を常に身につけることで、心が安らぎ気力と運気が向上しあなたを幸運へと
導きます。このお守りで、運気向上と幸運を身につけて下さい。
マックOS#9が、とうとう使えなくなったことで、やむなく始めたマックOS#10で
したが、ようやく少しずつ、使える様になってきました。
マックOS#9では、おおむねフォトデラックスを使っていましたが、それは#10では
使えないので、使い始めたフォトショップCSが、何と優れもの!
使えば使う程、そのすごさが分かって来ました。(気付くのが遅い?)
今度のバナーは、そのOS#10とフォトショップCSで作った、私の渾身の作(?…
でもないか?)です。
それもこれも、私が思いあまった時に、「『○△ツール』はどこにあるの?どうしても、
見当たらないけど…。」とか、「これはどうしたらいいのかしら?」などと、電話で聞け
る人が居るお陰です。
その人とは、プロのウエブデザイナーのOさんです。
Oさんのお陰で、私は、一歩一歩階段を上がれます。
Oさん、いつも、 本当にありがとう!
では、どうぞ、↓「お守り本尊ネックレス」を、ご覧下さいませ。
↓ショップのトップページは、こちらのボタンをどうぞ。
2010.01.11 迎春の飾り#4(造花の菊)
(1)
この菊は、造花ですが、昨年末に見付け、強く引きつけられて買いました。
何故なら、幼い頃、着せてもらっていた大好きな晴れ着に、この菊が描かれていた
からです。
濃い紫の生地で友禅模様の、豪華なすばらしい着物でした。
この菊の花と、様々な小花や御所車などが描かれた古代模様の美しさが、 脳裏に
蘇って来ます。
生地は、ちりめんの様な、少し縒りの入ったものでした。
裏地は、真っ赤な絹でした。
しかし、中が赤で、裏が黄色の、こんな菊が、本当にあるのでしょうか?
着物の中の菊の花は、確かにこの花でした。
(2)
私は、この菊を見たとき、胸がズキンとしました。
4年前の引っ越しの時、「要らないものを捨てる」のでなくて、「要るものだけ持って
行く」ことをしないと、マンションでの快適な生活は出来ないとの知人のアドバイス
を受け入れ、心を鬼にして捨てて来たものを、思い出して胸がキュンと痛くなること
がありますが、今回、まさにそうでした。
引越後、数年の間に、こんなことが、幾度もありました。
でも、そんな覚悟で物を整理したからこそ、引越が出来たのだと、自分に言い聞かせ
てきました。
引越整理の時、亡き母が着物の端切れを入れていた古い木箱を見付けた時、この濃紫
の着物の小さな端切れを見ましたが、目をつぶって全部捨てました。
あの端切れだけでも、ポケットに突っ込んでおけば良かった。
この私の行動は、結果的に母との思い出まで断ち切ろうとしたかの様な気がしてきて、
自らを強く責めてしまいます。
せめて、この造花の菊を、あの端切れの代わりに、大切にして行こう。
そう思った途端、私は、ワ~と泣きたい様な、こみ上げてくるものを感じました。
やがて、ふと思いました。
それで、この菊が、現れてくれたのかも知れない。思い出の絆を繋ぐ為に…。
きっとそうだ。
そうと思うと、急に心が軽くなり、私は、感謝で一杯になったのでした。
2010.01.10 「国廣節夫さんの遺作展」
1月9日、墨絵画家、国廣節夫さんの遺作展に行ってきました。
「源氏物語」「曾根崎心中」「古事記」など、日本の古典文学を
題材に、墨象の新しい可能性を追求し続けた、国廣節夫さんは、
2007年11月に逝去されました。
国廣節夫さんは、私の友人の、絵の仲間のリーダーであり中心的
な人物だった方で、その才能と人柄を忍ぶ仲間が結束して今回の
遺作展が開催されました。
遺作展は、兵庫県立美術館3Fギャラリーで開催中で、氏のライ
フワークであった古典文学シリーズを中心に、100点が展示され
ております。
奥さんは書道家で、お二人の共同作品も多く展示されております。
私も、以前何度か作品展に行き、そのすばらしい作品とお人柄に
接するチャンスがありました。その早すぎるご逝去を惜しみます。
遺作展は、「兵庫県立美術館3Fギャラリー」で、13日まで開催
されます。(但し、「12日は休館日」ですので、ご注意下さい。)
お時間のある方は、ぜひ、お出かけ下さいませ。
2010.01.09 迎春の飾り#3(玄関)
(1)
新年の玄関です。照明が暗いので、写真に写り難いです。
(2)
毎年、ここへ載せていますが、私の自慢の漆塗りの干支の絵です。
これを買ったのは、20年程前ですが、以前の家では、壁の色が暗くて、合わない
感じだったので、一度も飾らないまま仕舞っていました。
引っ越して、今の家に来てから、ようやく、初めて箱から出して飾りました。
今度の家は、壁が白いので、大変引き立ちます。
まるで、この家に来る為に、買っておいたのかと思った程です。
少し高価でしたが、思い切って買っておいて良かったなと、つくづく思っています。
伝統的な図柄が多い漆塗りには珍しく、干支を大胆にデフォルメしています。
子、丑、寅、卯…と、一つずつ見て行くと面白いです。
(3)
この赤い花瓶の色が、好きです。
玄関を明るく、おしゃれに飾ってくれています。
※ なお、次回は、右端の大きなガラスの花瓶の中の、「菊の造花」に付いて書きたい
と思います。
2010.01.07 迎春の飾り#2(寅)
(1)
新年の飾り棚の上です。
(2)
寅2頭です。
左は、木の細工ものです。
右は,ガラス製です。
どちらも、ずっと以前に買ったものです。
(3)
この黄色い寅を、年賀状に描こうと思った迄は良かったのですが、
寅は、どんな顔をしているのか分かりません。
それで、ネットで見たアムール寅の顔を、描こうと試みましたが、
似ても似つかぬものに、なってしまいました。汗;;
とても、難しすぎて、描けませんでした。
良い訳をすれば、まだ、マックのOS#10に慣れておらず、新しい
ソフトになじんでいないので、どのツールを、どう使うか分から
ない為、思う様に描けないのです。
気に入りませんでしたが、エイッと、これで仕上げてしまいました。
しかし、今回、初めて知りましたが、寅の横顔は大変美しいですね。
(口を締めている時の話ですが。)
特に鼻の線が、美しいと思いました。
私が見た、今年の干支、寅の写真のサイトをリンクします。
旭山動物園 虎
旭山動物園 虎2
2010.01.05 迎春の飾り
(1)
窓飾りです。
今年から、変わりました。
朝の光で写真を撮ると、逆光になって、せっかくの 鏡餅が白くは写りません。
(2)
それで、夕方の斜めの光で、撮り方も斜めから写すと、白いお餅になりました。^0^
(3)
我が家の「迎春ドア飾り」です。
本当の「しめ縄」は、稲わらを撚って、橙や、ゆずり葉などと組み合わせたものですが、最近は、
ほとんど、見かけなくなりました。
まして、本式のものは、神社などでしか、見られなくなりました。
私のは、クリスマスリースのお正月版の様な物ですが、こんなものでも、しめ縄の代わりに玄関に
飾っている家は、私のマンションの同じ階では、我が家1軒だけでした。
(4)
下の方の 丸い輪の方は、数年前に百均の店で、200円で買ったものです。
綺麗な金色の線を束ねて丸くしたもので、大変華やかですが、これだけでは飾り難いと思って、使
っていませんでした。
ところが、昨年末、上の方の飾り(椿と松と笹の葉と「迎春」の字の紙がある)を見つけました。
この二つを合わせて見ると、何だかとても、しっくりと釣り合っているので、嬉しくなりました。
ですから、これは、上下、別物を組み合わせたものです。
どちらも、百均で買ったものです。
たった300円ですが、これがドアにあると、心が浮き立つ思いです。
<追加です。>
鏡餅にズーム!
右上に、「打ち出の小槌」と「小判」もあります。
縁起が良いですね。
« 前ページ |