林道を行くとルリタテハやアカタテハ等が路上や草木の葉の上で翅を広げ日光浴をしているが、このテングチョウも春と秋によく出会うチョウです。夏に見かけないのは休眠するからだ。暑いのは苦手なのだろうか?
テングチョウのいわれはパルピと呼ばれる器官が特に発達し、これが天狗の鼻の長いのにたとえて付いた名だ。写真に撮ったのでその発達したパルピがよくわかります。こうやってみると結構鼻毛(?)が伸びているし、体毛も多い、毛深いのはお好きですか?
なお、タテハチョウの仲間は前足が退化していて止まる時は中足、後足で止まるので4本足に見える。
パルピは他の蝶にも備わっているが小さかったり目立たない。これはアオタテハモドキです。