林道を徘徊しているときに遠くの谷向かいに全体が白く見える樹があった。
当日は望遠レンズを持っていかなかったので、?で知人に聞いたらバクチノキだった。うかつにも以前花は出したことがあるのをすっかり忘れていたのです。秋に咲く花で樹全体を覆うように見たのは初めてだ、普段は見上げてばかりなので俯瞰してみると見事、葉の裏も白く輝いて見える。
ブラシの毛の様に雄蕊だけ突出し目立つ花、葉脇から総状花序がでる。
葉は落ちているが葉脇から花は出ます
花弁はどこにあるのだろうかと、よく見ると小さな花弁が後ろに反っていました。長さは2、3ミリほどです。
こんな花でもバラ科サクラ属、サクラの仲間だ