高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

世界から◯が消えたら

2016年06月15日 00時57分34秒 | ●雑記録
久々のブログです。


先週最後にブログを書いた時、田舎の父が危篤の状態でした。

母もすっかり観念していたんです。

それが、田舎に帰る用意していたところ、何とか持ち直して今は少し安定した、状態になっております。


そんな状況なので、生きてる内に会っておこうと、土曜から昨日(13日)まで私だけ田舎に帰り、夜の遅い便で帰ってきました。

本当は午後早い便で戻り、夕方から東京の打合せに、参加する予定だったのですが、予定の便が飛行機の整備不良で欠航。

替わりの飛行機に乗れたのが、7時間後です。


欠航の体験は、今まで初めてのことです。

結局、旭川空港で長い時間を過ごすことになりました。

たまたま、川村元気の『世界から猫が消えたなら』を、金曜日にある人からプレゼントされ、それを持って帰っておりました。

長い待ち時間のお陰で読了です。


本を読んでいた空港のカフェから、曇り空にも関わらず大雪山や十勝岳連峰が、こんな時に限ってよく見えます。

旭川空港は帰省の度に、いつも送り迎えに来てくれた、父との想い出の濃厚なところ。

大雪や十勝の山々にも、父との深い想い出があります。

まるで、初めてのこの欠航体験は、父との想い出を辿るために、欠航になった気すらします。


“世界から父が消えたらなら”

空港での長い待ち時間で、その覚悟が少しできました・・・





『ニューシネマパラダイス(ラストシーン)』
コメント
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