CubとSRと

ただの日記

国際勝共連合について再掲(勝共=共産主義に勝利する、の意)

2022年08月16日 | 日々の暮らし
 さっきネットで見た動画に
 「今の若者は、中華民国と中華人民共和国の違いを知らない者が多くなったんじゃないか。学校ではほとんど教えなくなったみたいだし」
 とのコメントが流れて、そういえば確かに「日本史」となってからは、近代史は大正どまり、第一次大戦までさらっとやった程度、なんて聞いたような気もするな、と。
 70年安保のことも知らないものが、朝鮮戦争前後の日本の悪戦苦闘振り、岸信介がA級戦犯とされたところから総理大臣として云々、なんて知るわけもない。
 前に書いた日記の一部です。

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 2022年07月23日 

 なぜ「国際勝共連合」の方向から説明しようとしないのか。
 
 朝鮮戦争で米軍はchina共産党や、ソ連の教育を受けた北朝鮮軍と戦った。日本を占領統治中のGHQは、早い話が直接初めて「共産党軍」と戦うことになった。
 そこで米国は、共産党軍がこれまであった既成の軍隊とは異質のものだと痛感することになる。考え方が全く違うからだ。
 軍隊というのは国益を守り、追究するためにある。しかし共産党軍は「共産主義を実現する」ためにある。まずは「既成社会を破壊する」のが仕事、だから、戦い方にタブーは一切ない。守るべき「国」の概念がなく、実現されるべき共産主義社会は、まだない。存在しないものを創出するためにそこを「更地」にする。
 国の「誇り」も「自負」もないから、「名誉心」なんてないし「共産主義思想のために死ぬ」、という考えも、実はない。まだ「理想である共産主義社会」は現実にはない、のだから。
 あったとしたらそれは「共産主義のために~」ではなく「共産主義社会を実現させようとしている(現実の)指導者のために~」と解釈(統括)される。


 そんな恐ろしい連中を、今後、実質の勝者である米国が御していかねばならない。
 「敗戦国日本と、日本の統治下にあった(併合されていた)朝鮮半島に、米国と同じく、反共団体を作って活動させよう」。
 というわけで、アメリカの肝煎りで、李承晩を大統領にしたのと同じように、文鮮明に「(国際)勝共連合」を作らせた。同じく岸信介に同様の団体を日本にも作らせるため、文鮮明の活動に便宜を図ってやるよう指示してくる。


 だから、「国際」勝共連合は米・日・韓の「連合」ということだ。米国の指示で作られた共産主義思想の蔓延を防ぐことを目的に作られた団体だ。
 岸信介が「アメリカのエージェント」となるのは当然のことで、でもそれは敗戦国の指導者として当然採るべき国復興の次善の策だった。
 
 ところが「勝共連合」として「共産主義に勝利する」ための活動はまともに行われたとは言い難い。
 李承晩が「アメリカの後ろ盾を得て、日本に対して何をしたか」、を思い出せば文鮮明が「アメリカの後ろ盾を得て、日本に対して何をしたか」、は容易に想像できる。


 それでも書いておきたいのは、1970年、「70年安保(自動継続)」の前。
 大阪万博や三島由紀夫の事件であまり人々の口の端に上らなくなったが、学生運動は続いており、共産主義革命にシンパシーを感じる日本人は今とは比較にならないほど多かった。
 その時は、まだ「勝共連合」の名前は革命阻止の旗印の一つとして見られていたという事実だ。

 (「国際勝共連合」=「共産主義に勝利する連合」、の意味。「連合」とは、日・米・韓の三国を指す。)
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何のための報道か

2022年08月16日 | 心の持ち様
 重要情報
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 (一部のみ転載)

 
◎何も世界平和統一家庭連合問題だけに限らずとも、我が国のマスコミは 頼りにならない:前田正晶

 山上徹也の安倍晋三元総理の殺害以来、我が国の報道機関は申し合わせたかのように統一教会関連の情報と、言うなれば旧悪を詳細に報道し始めたのだった。
 お陰様でこの組織がカルトなのか邪教なのかすらよく知らない私等は、名称変更があったのだと知り得たし、その変更に自民党が絡んだのかと疑いがあった事も教えられた。過去の騒動を知らない方が初めて「世界平和統一家庭連合」と聞けば統一教会のことだったとは気付かないかも知れないと思った

 私は既に指摘してあったように、山上徹也が安倍晋三元総理を殺害して、 パンドラの箱を開けたのだと思わずにはいられなかった。彼らマスコミはあらためて、統一教会の実態と我が国で何をしたかったのかと何をしたかを詳細に世間に報じだしたのだった。

 だが、同時に「何故か?」と痛感したことがあった。それは「我が親愛な るマスコミは山上徹也の件がなければ、家庭連合について取材してあったあれほどの膨大な(とでも言いたくなる)情報を流す意図が無かったのか」ということなのである。如何に無知な私であっても、合同結婚式とそれに伴う哀しい話や霊感商法や教会に吸い上げられる寄付のことくらいは承知していた。だが、今回報道し始めた政治との関連などは、関西風に言えば「聞き初めや」なのだった。

 彼らが今更のようにあの当時教会に対抗して活動された紀藤弁護士等にテ レビに出演願って、世界平和統一家庭連合という名称になるまでの経過と 旧悪を報道し始めた姿勢には「一体全体、彼らは如何なる理由で統一教会 の活動は決して消滅していた訳ではない事を、広く知らせようとしなかったのか」との疑問を感じた。こちらが不勉強だったと言われればそれまでだが、山上徹也があの暴挙に出るまでのような寄付金吸い上げがあったのならば、何故警鐘を鳴らす報道をしなかったのかと思った。

 パンドラの箱の中身はここまでで終わらなかった。次に出てきたことは政治というか自民党との絡みだった。彼らは「アンケート」なる代物を自民党の議員に送りつけて「統一教会との関連」の調査を始めた。私は「彼らがそれ以前に自民党の議員たちと教会の関連の度合い」に関する取材をしていなかったとは到底考えられないのだ。彼らは安倍晋三元総理が凶弾に倒れられたことを奇貨として、一斉に更に取材し報道を開始したと疑っている。

 彼らは昨12日には岸田内閣の新副大臣・政務官の中の16名だったかに関連があったと「人が犬を噛んだ」かのような報道振りだ。何もこの件に関してだけではなく、マスコミは何処の誰が祝電を打ったかとか会合に出席して祝辞を述べたとか等々を報じてあった。だが、不思議に感じたことは「だから大臣を辞せよ」とか「この職に就くな」とか「国民に謝罪せよ」 という類いの責め方はしないのだ。

 専門家やジャーナリストの中には「国会議員が彼ら教会を頼るのは公職選挙法という縛りがあるからだ。現行のこの法律がある限り、選挙運動に無料で奉仕してくれる組織があれば依存するのも無理はない」と肯定しているのか、教会を批判しているのかがよく解らない解説をする人もいた。「なるほど」と思って聞いた。

 では、「何の為の報道か」なのだ。私は彼らが本気で攻め上げるべき対象は世界平和統一家庭連合だとしか考えられないのだ。教会との絡みがある議員は自民党に多い。だからこそ、マスコミは議員たちが如何にも悪いことをしているかのように思わせる報道をする。だが、「だから、こうせよ」という報道ではなくて、ただ単に過去にこういうことがあったと報じ るだけ。

 「自民党よ。反省して政権の座を降りなさい」とでも言う気かと思えば、そうではないようだ。彼らは「政治は責めても宗教団体(なのだろうか)は責められない」とでも言う姿勢なのだろうか。何事に関してもそうなのだが、彼らマスコミの言うことを聞いていても実態がよく解る訳でもなく、サッパリ役に立たないので困る。







 わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン
               頂門の一針 6229号 より
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