CubとSRと

ただの日記

麻酔

2022年08月02日 | 日々の暮らし
 歯の治療、具体的には①麻酔を打ち、②問題個所の被せ物を取り、③虫歯になった部分を削り、④再び被せ物を、という工程。
 被せ物は、虫歯が酷くなった歯から外したものではなく、取り敢えずの既製品だそうだ。
 だから次回は型を取り、更に次の回に新しい被せ物をして、更にさらにその次の回は不具合がないかどうか、確認する。
 というわけで、状態次第では4工程だから4回で終了とはならない(らしい)。同じところで何回もかかる場合もあるし、うまくいけば一回で二工程くらいやってしまうこともある。
 早い話が8月半ばまでは確実にかかる。

 なんでそんなにかかるか。別に一週間に二回だっていいじゃないか。
 そう思ったこともあるけれど(実際十数年前はそういうこともあったけれど)、やっぱり体力と治療期間には密接な関係がある、ということだろう。
 高齢になって癌が発見されたとき、「切除」・「薬物治療」・「放射線治療」に加えて、「見守る(だけ)」というのが新しい対処法として仲間入りし、段々に大きな比率を占めていく。偏に体力の問題らしい。
 そして、「見守るだけ」が一番長寿だったってこともあるとか。

 また脱線した。
 「とりあえず帰って何か食べなければ。朝から何も食べてないんだし」。
 と思うのだが、左の下唇がすっかり麻痺している。
 治療の合間に口を漱いだ時も、(幸い床にこぼれることはなかったが)水を噴き出してしまって大いに慌てた。
 
 「2~3時間麻酔が効いているので、食事はできません」
 と説明書きにあった。
 ということは、今10時過ぎだから、12時には食べられるということか。
 しかし12時になっても下唇は痺れたままだった。「2~3時間」だから、2時間後で12時、と思っていた。が、これは3時間コースか?

 12時半になっても1時になっても下唇の感覚がない。麻酔の効き過ぎる体質か?そんなことはない。去年何度もここで麻酔を打たれている。
 「これはいけない。昼食もなしか?」

 で、気が付いたら痺れがなくなっていた。違和感はある。あるが、あの全くの無感覚だったのが、「いつの間にか」ではなく、ほんの「一瞬」で消えてしまった。まるでデジタルの画面のように一瞬で消えた。

 夕方になってSRでスーパーマーケットに行き、夕食の材料を買う。
 ・・・つもりだったのだが、前日に買い置いていたもので肴を作る。何のための買い物だったんだ?
 
 ただ、この数日、雨に降り込められて気鬱になっていたのが、少しだけでも解消できた。
 これは予定通りの「目標」達成、と言えるか。

 
 


 
コメント
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